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2006年 2月 HOME

 2月の目標・・・イタリア語の勉強を毎日1時間。「The Da Vinci Code」を読む。
 mer.
 1日
 8日
15日
22日
 gio.
 2日
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16日
23日
 ven.
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 dom.
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 lun.
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27日
 mar.
 7日
14日
21日
28日
1日




 Dan Brownの「The Da Vinci Code」はオーディオブックを聴いているのですが、やはり原作を読んでみたいという衝動に駆られ、前作の「Angels & Demons」と一緒に注文しました。
 NHK文化センター「通訳入門」
 今日は時間があったので、メモ取りリプロダクションをしてもらいました。生徒さんの中に、ほとんど完璧にディクテーションしていた方がいて、驚きました。
2日






 いつものことですが、アマゾンは届くのが早い。「さすがにまだだろうな」と思いながら、ネットで配送状況を調べると「配達完了」になっていたので、慌てて郵便受けを調べにいった次第。30日の夜ネットで注文した本が、1日に発送され、その翌日には届いているのですから言うことありません。
 特に今回注文した「The Da Vinci Code」は本当に読みたい本なので、ワクワクしながら読み進んでいます。
 RJOで、英日同時通訳練習。日本語が出てこない部分はシャドーイングでごまかし、訳が追いつかないところはフレーズ単位で間に合わせています。なんといい加減な通訳練習だこと。
3日 menu


 イタリア語の勉強会に愛大の学生が来ていました。油絵の勉強をしていてイタリアに魅せられ、一度行ってからその想いはいっそう強くなり、帰国後イタリア語の勉強を始めたそうです。若いだけに覚えるのも速い。語学は若いうちにしておくものですね。
4日 menu







 ACCESSの勉強会。
 ボキャビルとリスニングをしましたが、単語の連想ゲームみたいなのがありました。例えば次のようなものです。
 knife, fencing, weapon, steel, blade =
 learn, school, instructor, student, professor =
 簡単でしょ。答えはそれぞれ、sword, teacherです。これなら授業でも使えそうですし、clueとなる単語を生徒に考えさせるのも面白いと思います。
5日 menu


 ウィンレッスン。
 ボキャビルのテキストが2回目に入ったので、今日は一気に40語の復習をしましたが、ほぼ完璧にできました。
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 ビジネス英会話。
 短いビニエットの中によく使われているイディオムがギュッと凝縮されているなあと、改めて感じています。今日のビニエットOffice Romance(1)の中だけでもこれだけありますから。
 The company rumor mill is spilling the beans on you.
 There is a fine line to tread between what's doomed romance and what's defined as sexual harassment.
 Is there any kernel of truth in it?
 Once burned, twice shy.
 We're not in a hurry to tie the knot.
 Each day is a baby step.

 NHKニュース
 今日も日朝国交正常化交渉のニュースで同時通訳練習。明日くらいまではこのニュースが続くのでしょうね。次のようなフレーズを、英日・日英でスムーズに言えるように練習しました。
normalization talks 国交正常化交渉、economic aid from Japan 日本の経済協力、resolving the issue of North Korea's abductions of Japanese nationals 拉致問題の解決、in line with the 2002 Pyongyang Declaration 日朝平壌宣言に基づき、settle past issues 過去の清算
 
 イタリア語。
 essereを使う近過去の動詞tornareが出てきました。
 また、Come stai?(元気)に対する受け答えに、Non c'e male, grazie.(元気です、ありがとう)とありましたが、さしずめ英語のNot bad, thank you.といったところでしょうか。私はこれまで、Va bene.とかSto bene.を使っていたのですが、これからはNon c'e male.にします。こちらの方が、coolでしょ。
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 NHKニュース
 今日は男性のキャスターでしたが、「日本人的なアクセント」と「途切れ途切れのイントネーション」が気になった英語でした。その後で自分の英語を録音したのを聴いて、彼の英語とは比べ物にならないくらいひどかったのが悲しい。

 イタリア語
 「(現在から見て)・・・前に」という表現を学びました。期間を表す語の後ろにfaを付けるだけでいいので簡単ですが、近過去を表す動詞とセットで使うため、こちらの方をしっかり言えるようにしておかなければなりません。essereとavereの変化を聞き取って、答えるのが難しい。
8日 menu

 ウィンレッスン用にvoca-cartoonの復習テスト#2を作りました。テキストの本文だけでなく、ネットからも引用して例文を作りました。生徒の皆さん、お楽しみに。
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 Andorraって国、知ってました?
 “it was in that barren and forsaken suzerain between Spain and France”とダビンチコードの中で紹介されている国ですが、地図で調べてみると確かにありました。
13日 menu



















 ダビンチコードの中から、面白そうな英語を抜き書きしました。
 spread-eagled on the floor (Leonardo da Vinci's Vitruvian Manをイメージしているものと思われます)
 even a self-administered (これは余計だったかな・・・)
 lull him into a false sense of security (辞書にもそのまま出ています)
 Any chance Langton is onto us? (ontoにこんな意味があったんですね)
 Sophie Neveu as a kept woman (「キープ君」は、a kept manでしょうか)
 This is impossible. (何故か、It's impossible.でないんですよね。)
 like a kick in the gut 
 It's accurate within two feet anywhere on the globe. (主語をGPS tracking dotとすれば、分かるでしょ?)
 donned the jacket. (nが二つ重なっているから、この動詞の原形が“don”だと分かりますね。ちなみに反意語は“doff”です。)
 Fache bellowed. (bellowは“bellほえる”から生じた単語です。)
 Fache and the ambassador locked horns regulary. 

 その他、宗教・教会絡みの単語が多く出てきます。
hypnotically, stupor, dilapidated, tattered, ultimatum, inmate, boulder, slumber, delirious, taunting, gibe, shroud, pittance, barge, guttural, rumble, albino, sleek, heathen, mortification, purgatory, buttress
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 英語とイタリア語の勉強は順調です。英語はニュースを使っての同時通訳練習にはまり、高校1、2年生用のいい教材が見つかり一安心しています。原書で読んでいるダ・ビンチ・コードは、スリリングな展開の速さに引き込まれ、目薬差しながら読んでいます。内容と英語を味わいながらマイペースで読んでいるので、もうしばらくは楽しめそうです。
 イタリア語は、一週間分のスキットと文法を繰り返し練習して、週一回のレッスンでMさんにチェックしてもらっています。3月末でワンラウンド終了するので、次のラウンドからは少しは楽になることが目下のところ密かな楽しみです。
 先日テキストを買ったTVイタリア語会話は、ニュースを扱う中・上級者向けの番組です。それでも、週1回ということなので、録画しておいて時間のあるときに見ようと思います。こんなイタリア語が分かるようになれば楽しいでしょうね。
15日 menu


 今シーズンは風邪を引くこともなく、無事乗り越えられそうですが、これからは少し暖かい日が続くそうです。やせ我慢をしないで、世の中のブームに乗って、ウォーム・ビズに身を固めて出勤していたのが良かったのかも。来年からも、無理せず年相応に振舞いたいと思います。
16日 menu



 スタバのコーヒーカップをもらいました。二重構造になっているので、好きな絵や写真を挟むとオリジナルカップができます。今読んでいるダビンチコードにちなんで、Leonardo da Vinci's Vitruvian ManとMonna Lisaの絵を使いましたが、なかなかの出来栄えです。毎日、このカップでコーヒーを飲みながら少しずつ読み進みたいと思います。
17日 menu


 ACCESSの勉強会。
 久々に茅ヶ崎をやりました。国内のニュースで通訳練習するのにはこのテキストがいいと思います。九州でのセミナーでも面白そうなトピックを選んで、使おうと考えています。
18日 menu









 Da Vinci Codeは約三分の一を読み終えました。毎日読むのが楽しみになっているということは、この小説のプロットの組み立てが巧いのでしょうね。単語や表現も書き留めておきたくなるようなものが多く、とりあえずマーカーで印をしています。
 ダイング・メッセージの謎を解く鍵となるのがanagramなのですが、早速授業でも使ってみました。この小説のアナグラムは難しいので、辞書に載っていた“Silent is an anagram of listen.”を板書してanagramという単語の意味を推測させたところ、一人分かった生徒がいました。「ana-=再び、-gram=書く」という語源も合わせて紹介した後、“planets”のアナグラムをグループで考えさせました。多いグループで13単語書いていましたが、「この小説の中では92個あると書かれている。」と言って、生徒たちの驚きの余韻が残るところで、このゲームを終わります。(授業の導入として、約15分間の活動)
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 ウィンレッスン。
 今回のビニエットはoffice romanceですが、このようなトピックが取り上げられるのも「ビジネス英会話」の人気の一つでしょう。
 sanctionという単語はラテン語のsancrire(神聖にする)が語源ですが、「許可」と「制裁」の相反する二つの意味を同時に持っています。おそらく「教会などからの公式な承認は神聖なもの」と考えられ、その内容が許可や禁止に関わるものだったと思われます。(私の想像)
  tie the knot, baby step, fine line to tread between A and B, sharpshooter, long-distance dating, wedlock, whisper sweet nothing, chitchat, beau, cross-reference, bill and coo, long row to hoe, stand at the alter, final I do's, make the cut for, there's something to be said for, spill the beans
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 イタリア語検定5級の2000年度の問題を解いてみました。単語の活用の変化をしっかり覚えておくことが要求される問題T、Uは苦戦しましたが、内容を問う問題V、Wは合格基準点をクリアーできそうです。後は、長文とリスニングに慣れることです。
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 イタリア語検定5級「リスニング」に挑戦。
 聞き取れないだろうなと思いつつ、「せめてキーワードだけでも」と必死で聞いたのですが、うまくいきません。仕方ないので、一つ一つスクリプトを見ながらすべての伊文が聞き取れるまで繰り返し何度も聴いています。この作業は、単純なだけにかなり辛いものがあります。そういえば、英語もこうやって聞き取りの練習をしていたことを思い出し、あきらめずに続けてみます。
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 福岡でのセミナーの準備に本格的に取り組みます。当日使う教材を集め、実際に使いやすいように加工して一つのMDにまとめるのが最初の仕事です。こうしておくと、教材が変わるたびにCDやテープを出し入れする手間と時間が省け、テンポのいいプレゼンができます。
 また、資料の説明はパワーポイントを使おうかとも思いましたが、当日の朝現地でセットしなければならず、ぶっつけ本番でやらねばならないので今回は使わないことに決めました。これまでに参加したセミナーや講演会で、パワーポイントのセッティングトラブルで、せっかくのプレゼンが台無しになった例を少なからず目にしていますから。その代わり、同時通訳練習の機材(それほど大げさなものではないのですが…)はすべてこちらから持っていくのでトラブルのないよう万全を期して準備したいと思っています。
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 Da Vinci Codeの半分を読み終えました。「生徒に内容を取らせてみたい」と思うような英文が随所に出てきます。決して簡単ではないのですが、辞書を駆使してグループ対抗で挑戦させたいと思います。教科書や問題集の英文とは一味も二味も違うので、きっと生徒の興味をそそることでしょう。
 生徒に内容把握させようと思っているのは、ソフィーがラングドン教授に「ダビンチがなぜcryptex(機密文書を保管しておく筒状の容器。それを開けるにはパスワードが必要で、その仕掛けは、丁度自転車の数字合わせのダイヤルキーに似ている。)を考案する必要があったかを説明する件(くだり)です。著作権の問題があるのでここで原文を引用するのは控えますが、原書をお持ちの方は、p.271の最後の段落から、次のページの4行目をご覧ください。生徒には、「昔の人はなぜこのようなものを必要としていたのか?」と問いかけてその理由を読み解かせます。
 さらに続けて、「ラングドン教授の"But why not just pry ・・・marble is a soft rock."という問いに答えなさい。」と尋ねます。その答えは、直後のソフィーの説明にあるのですが、丁寧に読まないとうまく説明できないようになっています。(原書p.273とp.274)
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 帰宅後、「ビジネス会話」が始まるまで、「ダビンチコードの謎」というDVDを観てました。字幕は付いていないのですが、原作を読んでいるところなので、映像やインタビューを交えての解説がよく分かりました。でも、途中で黒幕の正体が分かりそうになってしまい(というか、分かったかも…)、慌てて観るのを止めました。残りは、ペーパーバックを読み終えてからにします。
 11時からのニュースを使って、シャドーイングや同時通訳練習を続けているので、イラン問題、北朝鮮による拉致問題、ライブドアー問題、日中問題などの英日通訳が少し楽になりました。これらのトピックは、このところほとんど毎日のように放送されていますから。
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 何年か前のメールですが、韓国で英語を教えている韓国人の先生から次のようなメールをいただいたことがあります。
 I just read about 'shadowing' method in your homepage but I couldn't understand because most of it was written in Japanese. I am an English teacher at a high school in Incheon and a graduate school student. I am going to write my Graduate Thesis. The title will be like 'The way to improve English listening ability through Shodwing or Echoing'
Frankly speaking, I heard the term ' shadowing' but I don't know exactly how to use it in the classroom and the most important thing is that I can't find the theoretical background.
 要するに、「シャドーイングは知っているけれども、教室での活用法が分からないので、教えて」という内容のものです。
 3月のセミナーでは、まず、「教師の自己研修方としてのシャドーイング練習」を体験してもらい、次に「教室ではどのように指導すべきか」をお話したいと考えています。
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 2年前に書いたジャーナルを何気なく読み返していると、大変なtypo(英文タイプミス)を見つけました。映画ラブアクチュアリーのオープニングに流れるヒュー・グラントのナレーションを紹介した部分です。

 Before the planes hit the Twin Towers, as far as I know, one of the phone calls from the people on board were messages for hate and revenge- they were all messages of love.

 いかがです?お分かりになりました。
 そう、oneではなくて、noneとすべきなのです。"n"がついてないだけで、これほど恐ろしく意味が変わってしまうんですね。
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 息子がDa Vinci Codeの翻訳本を読みたいというので、上下巻が一冊にまとまった愛蔵版(4500円)を購入しました。物語の展開に即して、作品中に登場する美術作品など140点が収録されており、物語の理解や興味がいっそう深まること間違いなしです。
 例えば、シラスが体に巻いていた「シリスのベルト」は実際のものを見ればそのおぞましさがわが身の痛みとして伝わってくるような感覚を覚えますし、サン・シュルピス教会の「ローズ・ライン」の写真では、「ローズ・ライン」が教会の床に対して不自然な角度で表れていることをはっきりと見て取ることができ、自分の目で実際に確かめてみたいという欲求が沸いてきます。
 原書で読んだ後に、この愛蔵版を読めばまた別の楽しみ方ができそうです。
28日 menu

 やっとDa Vinci Codeを読み終えました。結末にはやや物足りなさを感じましたが、全編を通して夢中になって読めたので、☆☆☆☆をあげたいと思います。

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