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2004年 10月 HOME

10月の目標・・・1.日本事象300選  2.ボキャビルテキストU
 金
 1日
 8日
15日
22日
29日
 土
 2日
 9日
16日
23日
30日
 日
 3日
10日
17日
24日
31日
 月
 4日
11日
18日
25日
 
 火
  5日
12日
19日
26日

 水
 6日
13日
20日
27日

 木
 7日
14日
21日
28日

1日










 Accessの例会がありました。体調がすこぶる良かったせいか、サマリーも聞き取りもよくできたと(自分では)満足しています。
 朝日新聞に通訳ガイド試験に関する記事が載っていました。
 「国土交通省の改正案では、免許制から登録制にした上で、日本全国でガイドができる『全国ガイド』と特定地域に限定した『地域ガイド』に分ける。試験の難易度を緩和して通訳ガイドの増加を図る。 」
 単に英語の勉強の一環として受験しようかと思っている私のような者にとっては、朗報です。英語の問題は現在のレベルでもいいのですが、邦文問題が易しくなってくれるのであればうれしいですね。
 とまれ、今日は充実した一日でした。
2日



 水曜日にNHK文化センターである『通訳入門』のレッスン内容をあれこれ考えています。最初だから、通訳の基礎知識的なことを話そうかと思っていましたが、講義形式よりも実際に体験してもらった方がいいかなと思い、Chapter3のシャドーイング練習から始めることにします。 
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 Bye, George! Ichiro sets new mark
 これは、George Sislerが1920年に作ったシーズン最多安打記録をイチローが塗り替えたときの記事の見出し。
 私がメジャーリーグのサイトで読んだ記事から、印象的な文を2つ紹介します。
 一つ目は、マリナーズのマネージャーBob Melvinの言葉。
 "I tell you, goose bumps aren't even the words to describe it."
 (鳥肌が立った程度の表現じゃ、この感激は表せないよ。)
 もう一つは、バッティングコーチのPaul Molitor。
 "I really never gave Ichiro any advice. You stay out of the way of a moving train and he was moving pretty good."
 (イチローには、バッティングについて一切指示したことがないんだよ。だって、調子よく走っている列車は、そのまま走らせておくのが一番だろ。)
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 NEWSWEEK(September 20)で、またまたobesityの特集をしていました。この類の記事に共通しているのは、肥満を正当化するものが多いように思います。例えば、「人間には進化の過程で、将来の飢饉に備えて脂肪を体内に備蓄するシステムが組み込まれている」とか、「脂肪組織は独立した器官で、体の他の部位と血流をとおしてメッセージ−満腹か空腹か−のやり取りをしており、本人の意思ではコントロールできない」云々です。
 今のところ、The search for a simple cure for obesity is still failing.とのことで、Eat less and exercise more.するしかないようです。
 単語:oleaginous, pancreas, thyroid, morbid, metabolical, copious, cardiovascular, osteoarthritis, tenacity, anatomical, coronary arteries, secrete, estrogen, glucose, precursor, unasailable, receptor, subcutaneous, visceral, susceptible, liposuction
 この他にも医学の専門用語がたくさん出てきて、大変でしたが、興味深く読めました。
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 先日行われた大学入試マーク模試では、全般に組みやすしという印象でしたが、第3問のCが手強かったようです。英文中の適所に、文を挿入する問題なのですが、文章自体も、挿入する英文も難しいのです。もちろんhowever, can still, todayといった、解答の手がかりとなる指標−ディスコースマーカー−はあるのですが、all but one, diminished formなどの意味がしっかり分かっていないといけないし、頻繁に出てくる代名詞が何を指しているのか正確に把握する必要があります。
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 医学の研究のため現在アメリカに留学していて、来年の4月からウィンのレッスンを受講される予定の方から、次のようなメールが届きました。
 「『杉田先生のビジネス英会話』を授業で使われるそうですが、どのように、授業を進行するのか、予習はどのようにするのか、できるだけ具体的に教えていただいたらありがたいです。実は、義理の両親が、先月訪米してくれた際に、10月号を(テキスト・CD)をもってきてもらいました。週末に妻と一緒に、仮想授業をする予定です。」
 なんと、熱心な方でしょう。アメリカにいて、尚且つこれほど勉強されるのですから、まったく頭の下がる思いです。日本にいる私としては、サボることなくしっかり勉強しなければと、身の引き締まる思いです。
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 NHK文化センターでの「通訳入門秋季講座」が始まりました。「中学英語で通訳ができる」を謳い文句に開講していますので、ゆっくり、分かりやすくをモットーに進めます。皆さん、「通訳」という言葉にもめげず、勇気を出して受講することを決心された方ばかりですので、これからも英語の勉強を楽しく続けてもらえるようがんばりたいと思います。
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 ビジネス英会話の今週分まとめとして、日英をしました。長くて、覚えづらい文(下の英文がその例です)もあり、会話調でリプロダクションするのは厳しいのですが、通勤中に車で毎日、放送も録音して繰り返し聴いたので、週末にはすらすら出てくるようになりました。「このペースで毎週勉強できる」かどうかは???
 So you feel you're stuck in a rut, spinning your wheels, going nowhere.
 You're a licensed dietitian with a baker's dozen years of hands-on experience at a Japanese fast-food chain.
 I proposed, formulated and helped to promote a new line of white meat burgers with fresh herbs and light spices that was a big hit with young single women and older housewives who don't like greasy red meat.
 I participated in media briefings on the new product line from a dietitian's standpoint, commenting calorie count, nutritional value and so on.
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 『ビジネス英会話』をメインテキストとしたウィンのレッスンが始まりました。『ビジネス英会話』を使うのは1年半ぶりですが、以前とほぼ同じ指導法で進めたので、生徒さんたちは違和感無く取り組めたようです。1回のレッスンで、2週間分をカバーしますし、他にも課題が多いので大変でしょうが、英検1級・TOEICスコア900をめざすにはこれくらいは必要だと思いますよ。
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 今日はとてもうれしい知らせが入りました。以前ウィンのレッスンを受けていた大学生二人(実はこの二人、オンライン小説『ヒカリとココロの英語奮闘記』に登場する、ヒカリとブレスのモデルなのです)の就職が決まったのです。しかも、一人は来春から英語教師として高校の教壇に立つとのこと。同じ松山市内の高校ですから、いずれ研究会などで会うこともあるでしょう。彼女ならきっと立派な先生になります。
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 夜の10時45分から、ビジネス英会話を聴くのが毎日の楽しみになっています。といっても、まだ2週間目ですが…。この講座は確かに手強くて、英文をモノにしようとすれば時間がかかるのですが、一生懸命取り組めば必ず「その頑張りに対して何かご褒美がもらえる」といった感覚があるのです。どんなご褒美がもらえるのかは分からないのですが。
 私のような者でさえ、こんな新鮮な気持ちにさせてくれるのですから、杉田先生、やっぱアンタはエライですぞ。
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 9月から教科書の和訳を渡して、教えています。実は、2年前から副教材では全訳付きのテキストを使って教えていますし、教科書を使った授業でも各レッスン終了時には全訳を配っていました。このスタイルでは、出口をどのように持っていくかが問われます。で、出口としての到達目標は、1)メモ取りリプロダクション 2)日英通訳 3)日英同時通訳などとしてきました。
 只今中間考査中で、以下の点に工夫した指導を考えました。
  ○導入
  ○リスニング力を高める
  ○単語・イディオムの定着を高める
 11月に校内研究授業があるので、発表したいと思います。楽しみで、ワクワクしています。
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 ビジネス英会話は、相変わらずイディオムの天こ盛りです。
 hit pay dirt, come across as…(これは以前のシリーズでもよく出てきた表現です), self-effacing, shrinking violet, bravado, brash, up-front tone of voice, humble and nasty(私のもっとも苦手なタイプの人です), stand a chance, tell it like as it is 
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 和訳先渡し授業で、生徒がしっかり予習をし、授業に集中する工夫を考えています。授業の流れは基本的にこれまでと同じでいいと思うのですが、1課全体をパート毎に分けず、まとめて一気に指導するので、以下の点についてさらに考える必要があるようです。英語の授業は、テンポとバラエティーが命ですからね。
 1)英日、日英同時通訳、リプロダクションをどのタイミングで、どのくらいの分量をさせるか。
 2)ワードハンティング
 3)リピーティング
 4)音読の回数と分量
 5)予習プリントの工夫
 今日は、午後は授業研究をして、夕方からは大学で勉強会に参加しました。ウィンでも使っているビジネス英会話で、リスニング、リプロダクション、英作を嵐のようなスピードでこなしました。2時間があっという間に過ぎ、ヘトヘトに疲れてしまいました。
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 ACCESS勉強会。日本語ニュースを英訳し、次の人がそれを聞いて和訳。休憩中に、例のmnemonics単語帳のことが話題になり、しばらく単語談義に花を咲かせた後、リスニング2題。ベトナムでの洪水とモロッコからスペインへの不法移民のニュース。
 月曜日は、久しぶりにいつものメンバーが集まるので、またいい刺激をもらえそうだ。
 市内の某電気量販店Kで売っている電子辞書の値段は、メーカー希望価格の4割引き。これじゃあ、値段があってないようなものだなあ、とその安さに感心していたら、某量販店Bのネット通販だと5.3割で半額以下。ちなみに、この電子辞書は某有名メーカーC社製の英語本格仕様最新機種。
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 今読んでいる宮本輝の小説に、「ブロッコリーだったかなあ、それともとブロカールだったかなあ」と、ある店の名前を思い出そうとする場面があるのですが、これはないでしょう。ブロカールとプカロールならありそうですが。
 この小説は50歳の男二人が主人公で、私自身の人生と重ねて、うなずきながら読めるのが楽しいし、なにより夢とか希望とか幸福についてもう一度真剣に考えさせてくれるところがいいと思います。先日読んだ天童荒太もそうですが、このところいい本に巡り会えて「ちょっとついてる」って感じです。
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 ビジネス英会話1週間分の放送が11時からあったので、録音しながら聴きましたが、一度聴いているということもあり、来月ある研究授業の組み立てを考えながら聴いてしまい、あまり頭には入りませんでした。
 研究授業では、教科書の本文をB4用紙一枚に収めたものを表に印刷し、裏面には同じ本文に、内容把握のための簡単な問題を組み入れたプリントを活用します。
 本文は3時間で仕上げる予定ですが、研究授業ということもあり、キング牧師やチャップリンのスピーチを盛り込んだり、2時間分の内容を1時間でカバーするつもりです。目玉は、和訳先渡しの指導法、スピーチ、同時通訳デモかな。内容理解は英語で、内容鑑賞は日本語でします。 
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 英語を共通の趣味とするグループの定例飲み会(というか食事会)がありました。メンバーの一人であるOさんは、現役高校教師でありながら、アメリカの大学院卒業の資格を取るために東京までスクーリングに行ったり、通信教育を受講しています。そのバイタリティーと飽くなき向上心には、ただただ感服するばかりです。彼女の話を聞くたびに、私も今できることは精一杯がんばらねばという気持ちになります。
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11月の研究授業学習指導案の概略ができました。授業の流れは、以下のとおりです。

 1 スピーチの暗誦
    (1)キング牧師:I have a dream
    (2)チャップリン:The Great Dictator
 2 単語の読みと意味を確認
 3 シャドー・リーディング
 4 ワード・ディフィニション
    (生徒二人が電子辞書を使い、英英辞典の定義を交互に読み上げ、
     他の生徒が該当単語を本文中から見つけて、言い当てる。)
 5 ターゲット・センテンス/フレーズ(以下の説明を生徒にさせ、文法事項の定着を確認する。)
    (1)構文説明 
    (2)語句説明 
    (3)内容説明  
 6 サイトラ(CDを聞きながら、フレーズ単位で英日)
 7 シャドー・リーディングの後、シャドーイング(全体→個人)
 8 リピーティング                   (全体→個人)
 9 ウィスパリング通訳              (全体→個人)
10 イラストを見ながら英語で要約        (全体→個人)
   →要約後、英語でQ&A
11 メモ取り・リプロダクション           (全体→個人)
12 個人読み
13 The most impressive sentence

 ワンレッスンを1時間の授業で一気にカバーし、現在指導しているメソッドをできるだけ多く盛り込みたいとの思いから、無理を承知で作ってみました。校内外の方が参観される予定なので、生徒達には予習をがんばってもらい、テンポとメリハリのある授業で乗り切りたいと思います。それでも、多過ぎるか…。
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 研究授業の指導目標と到達目標
  1 内容について、日本語で説明できること。
  2 音読に重点を置き、英語らしい読みができること。
  3 メモやイラストを見ながら英語で内容再生ができること。
  4 日英ウィスパリング通訳ができること。
  5 内容に関する英語での質問に答えられること。

 列挙してみると、どれもハイレベルな到達目標ばかりで、一つもクリアできないことになるかもしれませんが、『7割達成』を目標にがんばってみます。英検1級だって、7割で合格ですものね(!?)。
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 研究授業の指導案を手直ししました。毎日少しずつ良いものへと仕上げていきたいと思ってます。改めて授業の時間配分をしてみましたが、やはり足りそうにないので、指導内容を削らねばなりません。カットするとしたら、導入のスピーチでしょうか。今、授業で練習しているのは、チャップリンの方なのですが、残念ながら今回はキング牧師だけになりそうです。
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 ビジネス英会話に出てくる慣用句の起源を知人に説明すると、
 「その表現てどんな場面で使われていたの?」と尋ねられました。
 どんな場面だったかなあと思い出そうとしたら、その場面の英文がスラスラと出てきました。音読の成果が表れたのでしょうか。ちょっぴり、ハッピーな気分になりました。
 今日一日青空の下、スポーツに汗を流し、健康的に過ごしました。久しぶりに、ジョギングもしました。
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 宮本輝の小説を読み終えました。こんな大人になってほしいという作者の想いは、素直な気持ちで耳を傾けられるものでした。「どんな日でも、『今日は生きるのにもってこいの日だ。』と自分に言い聞かせる」のはいい。
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 このところ、英語の勉強はビジネス英語くらいしかしていません。う〜ん、集中力が欠けているのかなあ。アメリカの人気テレビシリーズの『24H』を、4本観ました。面白いけれど、緊張の連続で疲れます。
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 ビジネス英会話の勉強会がありました。約1時間で、11月号の第一週をカバーしました。英語でのリプロダクションは何度やっても難しいですね。言い訳が許されるなら、このテキストは「数人の会話で構成されている」のでまとめにくいのです。リプロダクションする前に、テキストを英語で要約するのですが、結局音読筆写に近いですよね。これで、かなり内容が頭の中に定着するんです。改めて、音読筆写の効果を実感。
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 高校の授業で、音読→英日→キーワード要約→リプロダクションの手順で指導しました。短いパートはうまくいったのですが、長いパートは音読筆写したあとでないとリプロダクションまでは難しいようです。授業中に音読筆写をする時間は確保できないので、『音読筆写は家庭学習』という習慣をしっかり身に付けさせなければなりません。
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 ビジネス英会話では前のシリーズでもそうでしたが、入国審査、通関手続き、保安検査など搭乗手続きにまつわるわずらわしさを表す単語として、hassleがよく使われています。annoyingやtroublesomeよりもぴったり来るのでしょうか。ロングマンには、次のような例文も載ってます。
 Buy Christmas presents early, and avoid the hassles of December shopping. 
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 昨日取り上げたhassleの動詞(口論する)の意味が、11月号のVocabulary Buildingで紹介されていました。
 Dot and Don hassled about seat assignment for the formal dinner.
 本文中では、have a hassle with(〜について問題を抱える)という表現で使われていたのですが、いずれにせよ杉田先生はこの単語がお気に入りのようです。
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 ビジネス英会話10号でどうしても聞き取れなかったところを二つ。
 Pardon us, Shuzo, for getting so absorbed in travel war stories.
 Getting used to new security measures just adds to the hassle and vexation of arriving.
 それぞれ、forgettingとvaccinationと勘違いしたまま全体の意味を取ってしまいました。特に、vexationとvaccinationでは、音も違うし、意味もよく考えれば、「到着の際の予防接種」じゃあ文脈に合わないことくらい分かりそうなものですが・・・。

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