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2008年 10月 HOME

 10 月の目標・・・イタリア語のニュースを毎日一本ずつ読む
 mer.
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28日

1日







 House Rejects $700 Billion Bailout
 上海にいる弟にdemocracy nowというサイトを薦められた。今日はそのサイトで「アメリカ議会が倒産した金融機関への救済案を否決した」という記事を読んだ。救済を求めるオーストラリアのKevin Rudd首相の発言に次のようなものがあった。
 “The decision by the United States Congress not to pass the measure by the US administration for the stabilization of US financial markets is disappointing.”
 この発言は最後まで聞かないと賛成だか反対だか分からない。次のようにしていただくとありがたい。
 It is disappointing that the United States Congress decided not to pass the measure….
2日




 Senate to vote on Wall Street Bailout
 昨日紹介したHouseで否決された金融安定化法案が、Senateで可決されたそうだ。次期大統領候補が二人とも賛成票を投じたことからも分かるように、「ウォールストリートの救済」と反発してきたメーンストリート(普通の米国人をこう呼ぶそうだ)も法案賛成を求める声が増えているそうだ。
3日 menu



 またまた柴田元幸
 柴田さんの本を買ってしまった。なぜ「買ってしまった」という表現なのかというと、以前買った本が何冊も本棚に飾られているからだ。「柴田元幸のファンなら必読書」というレビューに釣られて買ってしまった。ついでに、スコット・フィッツジェラルドの本も。どうせ、最後まで読まないんだろうな。
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 はな トークショー
 松山大学で開催された第1回英語教育フォーラムに参加した。午前中は、日本福祉大学の中西哲彦氏の「魅力ある英語教育の進め方」という講演があり、午後はモデルのはなさんが自身の体験をもとに「英語の必要性や楽しさ」を語ってくれた。いずれも、休日の貴重な時間を割いて聴くに値する内容であり、大変満足であった。
 ただ、残念だったのは大学側の事前広報活動が不十分だったせいか参加者が極端に少なかったということだ。100人は収容できるであろう英語フォーラムの会場は30人程度、500人は収容可能なトークショーのカルフールホールでは50人程度であった。遠路はるばる足を運んでくださった講師やゲストの皆さんは、松山と松山大学にどのような印象を持って帰られたのだろうかと老婆心ながら案じられてならない。
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 The Return of Aso Taro
 このタイトルを見て「ああ、今話題になっている記事だな。」と思った人は日常的に英語のニュースを読んでいる人だろう。これは、ニューヨークタイムズ紙が麻生首相について書いた記事のタイトルだ。以下はその抜粋。
 a pugnacious nationalist
 raised tensions throughout the region
 praising the achievements of prewar Japanese colonialism
 justifying wartime atrocities
 portraying China as a dangerous military threat.
 need to swap nationalism for pragmatism
 imperial reveries and symbolic muscle-flexing will provoke angry reactions across Asia.
 これほど好戦的で、アジアで疎まれている存在と決めつけられているのはどういうことだろう。過去の過激な発言と結び付けられたイメージかもしれないが、首相になった今物議をかもす発言も少しは少なくなることだろう。
 ちなみに、belligerent, bellicoseも「好戦的な」という意味の単語で、belli-は「戦争」を表す接頭辞。
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 revery
 これは昨日の記事に出ていた単語で、覚えたつもりだったのに思い出せなかったから、改めて覚えることにした。
 reverie=a state of imagining or thinking about pleasant things, that is like dreaming
 今回のbailout planに関するオバマ氏のスピーチを読んだが、例によって分かりやすいフレーズを繰り返し使っていた。
 …so it's not a time for politics. It's not a time for partisanship. There's going to be a lot of time left and a lot of tipics and issues to debate in the next five weeks. But it's not a time to figure out how to take credit or where to lay blame. It's not a time for politicians to concern themselves with the next election. It's a time for all of us to concern ourselves with the future of the country that we love. This is a time for action.
 it's not a time…(こんなことをしている場合ではない)というフレーズをを何度も続けた後、「では、今すべきことは」というところでit's a time for …を持ってくる。そして、最後はThis is a time for action.で締めくくる。itとthisを実に効果的に使い分けているのはお見事。
 また、「わが国の将来」をthe future of our countryとしないで、the future of the country that we loveとしてアメリカ人の愛国心をくすぐる細やかで心憎いまでの演出は、さすが次期アメリカ大統領(!?)だ。
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 イタリア語講座
 10月からのNHk講座が一新されて、月・火は「初級文法」、水・木は中級の「世界遺産を巡る旅」、金が上級編の「DJがイタリアの曲を紹介するFM番組」という構成になった。年2回講座が新しくなる度に「初級文法とリスニング」で、毎回同じような内容に少し飽きてきていたところだった。中級と上級は難しいが、イタリア語に慣れるためにも毎日欠かさず聴きたい。
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 Nel blu dipinto di blu
 NHKのイタリア語講座のテキストに載っていた歌のタイトルだ。何気なく聴いていると、サビの部分(ボーラ−レ、カンターレ)が聞いたことあるような…。あっ、キリンビールのコマーシャルで流れていた曲だ。Gipsy KingsのVolareと言えば分かる人もいるかも知れないが、ピン芸人の芋洗坂係長がこの曲に合わせて踊っている。楽しく、心弾むようなリズムだが、歌詞も「無限の空を僕は飛び始めた 飛んで 歌い 青色に染まった青い空の上にいられて幸せだった」という、身も心も軽やかでいい気分に浸れる歌だ。
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 CSRって?
 Corporate Social Responsibilityの略で、企業の社会的責任という意味だ。その内容には、法令・社会的規範の遵守、社会活動への関与、環境への配慮などが含まれる。企業が具体的にどのような活動をしているのかネットで調べた。
 フジテレビ…エコ活動、芸術文化への支援
 マイクロソフト…障害学生支援センター、珊瑚礁の再生・保全、シニアの就労・生きがい作り
 アサヒビール…環境保全、適正飲酒と健康、芸術支援
 コカコーラ…環境教育、エネルギーの効率化スポーツ、文化・教育
 学生が在学中にこの種のボランティア活動に参加しておくと、将来就職に有利かも。
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 Il patrimonio mondiale italiano
 イタリア語で「イタリアの世界遺産」という意味。patrimonioのpatri-は、父や祖国を表し、monioはmonumento(遺跡)を意味する。今日は、イタリアの地図を見ながら世界遺産の位置を見つける問題を解いた。リスニング問題だが、遺産近くの地名が読み上げられるからなんとかなった。
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 est, ovest, sud, nord
 この4つのイタリア語は何となく予想がつくと思う。そう、東・西・南・北だ。今日の放送から、英語に似ている単語をピックアウトしてみよう。
 valle, cartina, numeri, piccola, centro, citta。(順に、谷、地図、数、小さい、中央、町)いかが?
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 音読
 今朝は喉に違和感があり、いやに喉がいがらっぽい。ここ最近の急な冷え込みで風邪でも引いたかなと心配もしたが、よく考えると昨日音読練習をしたのだった。久しぶりに柴田元幸のナイン・インタビューズを引っ張り出して、彼の心地よい英語を聞きながらシャドーイングやリピーティングをした。ついついのめり込んでしまい、喉を傷めたのかも。裏返せば普段音読練習を怠っている証拠。日頃から声を出して読み込んでいればこんな情けないことにはならずに済んだのに。
13日 menu



 イタリア語検定
 以前イタリア語を教えてもらっていた人から、イタリア語検定3級を受検したと電話があった。3級は作文もあり、かなりレベルアップするが、3級は合格しておきたいものだ。
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 至福のとき
 それほど大げさに言うほどのことではないが、アマゾンで注文していた書籍が届き、手にとって読んでいるときに幸せを感じる。それも一気に読むのではなく、他の仕事や英語の勉強をしながら読むのだ。piano piano…少しずつ、惜しむように。
 今、手にしているのは雑誌Coyote。柴田元幸の特集号で、特にカズオ・イシグロとの短いインタビューは最初に読みたい衝動に駆られているが、なんだかもったいなくてただ眺めている。
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 柴田元幸
 今年東京大学で彼が司会を務めたトークショーを聴きに行ったとき、トイレで偶然隣になったことがある。その時は「小柄なおっちゃん」という印象だけだったが、トークショーが始まりそのおっちゃんが柴田元幸だったと分かり驚いたものだ。
 ある女性インタビュアーが彼に言った言葉を思い出す。「柴田さんて、とてもハンサムな英語を話されますよね。」蓋し名言だと思う。彼と実際に会い、彼の英語を聴くと分かってもらえる。彼の英語は本当に心地いい。
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 コーラ
 高校時代には毎日のように飲んだものだが、今でもたまに飲む。飲むが一気に飲めないから、翌日まで残ることが多い。コーラは気が抜けるとただの砂糖水になる。気が抜けないようにする方法はいろいろあるだろうが、キャップをしっかり閉め、さかさまにして冷蔵庫に入れておくのが一番簡単だ。
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 ACCESS勉強会−和文英訳。
 「(父親が息子に向かって)散歩に行くかい。」
 模範訳:Do you wanna go out for a stroll? 親子の距離感を表すのにぴったりの表現だ。
 私の訳:Go our for a walk, don't you?

 「川の向こうに佇む北山」
 模範訳:with the Kitayama area lying far beyond the river 「佇む」は、lyingか…。
 私の訳:Mt. Kitayama spreading over the river.
 
 「しっかりした本を読め」
 模範訳:my father's wish that I read books - good books 「しっかりとした」はgoodでいいのかあ。
 私の訳:Read books worth reading.

 「(父の言うことを)そんなもんなものかと思いつつ…」
 模範訳:Although I didn't fully appreciate his advice at the time, not fullyが出てこない。上手い。
 私の訳:Wondering if Father is right,

 英訳はむつかしい。とくに日本的な言い回しを訳すときは、自分の日本語力が試されている気分になる。 
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 seeing is believing
 柴田元幸のことを知りたくてcoyoteを読んでいる。生い立ちや読書歴、それに音楽や翻訳に対するスタンスなど知りたい情報が満載されているが、それとて彼と実際に会ったときに感じた印象を裏づけしているに過ぎないように思える。直接本人に会うということがどれほど大切かということが分かった。
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 ウィンレッスン
 NHK実践ビジネス英語で、次のような文があった。
 somewhat ignored are nearly 80 million baby boomers.
 生徒の一人から「倒置だとは分かるのだがどのような構文になっているのか?」という質問を受けた。はじめはsomewhatという副詞が強調されたのかとも思ったが、somewhatの意味を考えてもこれを強調するのは不自然だし、後に続く文の語順もそれでは説明できない。
 調べてみると、受動態の倒置で、「過去分詞+be動詞+主語」の例文があった。
 Killed in the accident was a girl named Susie.
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 シャドーイング
 EEを使って繰り返し音読練習をしていると、口の筋肉が思うように動いてくれないことに気づいた。自分では発音しているつもりだが、録音して聞いてみるといい加減な音しか出ていない。そういえば、このところこんな風に音読練習していない。普段から口の筋肉の動きを意識して音読練習する必要性を痛感した。以前のように英文は50回以上読み込まなければ、少なくとも自分のイメージに近い読みはできない。
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 riviera
 イタリア語講座の世界遺産を巡る話の中でriviera(リビエラ)という単語が出てきた。世界的に有名な保養地である地中海沿岸地域の内、有名なコート・ダジュールと呼ばれているのはフランス側で、イタリア側はリビエラと呼ばれるというのは知っていたが、コートもリビエラも共に「海岸」という意味だったのだ。ちなみに、Cote d'Azurというのは、英語で書くとcoast of blueだ。
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 ダルビッシュ有
 父親がイラン人の野球選手だが、彼の名前の由来となっているであろう単語と出会った。ペルシャ語を語源としているdervishで、イスラム教の修道僧という意味。北京オリンピックの初戦のキューバ戦で敗戦投手となって翌日の練習に丸刈りで現れたが、どおりで丸刈りが似合っていたわけだ。
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 rinascita
 気候も体調も気力も良くなり、やっとイメージどおりの活動ができるようになった。夏場からしばらくの間スランプとまではいかないが、何をしても集中力が続かず「歳かな」と感じたりもしていたが、どうもそうではなく、ただの怠け虫だった。なんとなく、ほっ。
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 reading like a writer
 以前購入していて「つん読」状態にあった本。副題にa guide for people who love books and for those who want to write them.とあるように、読みやすい文体で書かれていて、書いてあることが頭の中にすっと入ってくる。こういうのがいわゆる名文なのだろう。読みづらい英文と出遭ったら、これは自分の英語力が貧しいせいではなく、英文の方が拙いのだと疑うことも必要かも。今は、close readingの効用について書かれている章を読んでいる。

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