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                 2007年 9月 
 過去のジャーナル

今月の目標・・・10月のイタリア語検定4級試験に向けて集中。
1日



 イタリア語
 夏休みも終わってしまいましたが、「この夏何をしたのだろうか」と考えると、無為に時間を過ごしたような気がしてなりません。確かに時間はたっぷりあったのに。自由な時間をうまく使うというのは、思っている以上に難しいことなのかもしれません。
2日






 世界陸上
 日が沈んでからいつものコースを走りました。普段は半分くらいのところで歩いてからまた走り始めるのですが、トサレイコの粘走を見ているので、「この苦しいときにこそ彼女のように負けないで走り続けるんだ。」と、自分に言い聞かせました。
 気持ちは十分トサレイコレベルだったのに、残念ならがら脚の方が、脳から発せられる指示に従ってはくれませんでした。
 今日もNHKイタリア語講座の放送を聞きながら、勉強しました。
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 イタリア語
 近過去、半過去に続いて大過去を学びました。これは英文法にもあるので、近過去と半過去をしっかり理解していれば、大丈夫でした。このところ集中して勉強しているので、イタリア語での表現力が少し向上した感じがしています。
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 ランニング
 11月末のハーフマラソン(坊ちゃん一緒にらんランRUN)を目標にできるだけ毎日走るようにしています。残暑が厳しいので、まだ距離は走っていませんが、9月中はまず脚を作り、10月から週末に距離を走ろうと思っています。
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 ランニング
 今履いているシューズがずいぶんくたびれてきたので、新しいのを注文しました。シューズメーカーとしては、ミズノ、ナイキ、ニューバランス、アディダスなどがありますが、これまでは日本人の足型に最も合っていると言われているアシックス一筋でした。
 今回は知人の勧めもあり、アディダスの「アディゼロLT3ワイド」を使うことにしました。試履したのですが、驚いたことにフィット感はアシックスのターサーとほとんど変わりませんでした。昔はアディダスと言えば、外国人向けの甲高で圧迫感があったのですが、日本人の足型に合うよう改良されたのでしょう。
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 ACCESS勉強会
 1級レベルの語彙問題とリスニング問題を解きました。この勉強会のおかげで、英語力が維持できていると思います。
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 斉藤兆史氏
 この方は東大の准教授をされているのですが、文学部の柴田元幸さんと同じく現役の翻訳家でもあります。斉藤さんの座右の銘は、Genius is an infinite capacity for taking pains.(天才とは、無限に努力することのできる能力のことである。)だそうです。なるほど。天才とは生まれ持った才能ではなく、結果として「継続的な努力を達成することができた人に与えられる称号」なのかも知れませんね。彼は「素読・暗誦・多読・文法解析・作文」の重要性を説いているのですが、その主張は國弘正雄さんのそれに相通ずるものがあります。やはり、達人と呼ばれる人たちが行き着くところは、同じなのですね。
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 9.74
 世界陸上大阪大会100m走でアメリカのゲイに敗れたジャマイカのパウエルが、その悔しさを晴らすようにイタリアで開催された陸上大会で世界新記録を打ち立てました。
 そのニュースをBSで見ましたが、その瞬間実況アナウンサーが「ノーべ・セタンタ・クアトロ!ノーべ・セタンタ・クアトロ!」とイタリア語で連呼していたのが聞き取れました(実際は他にも叫んでいたのでしょう)。
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 赤ちゃんポスト
 熊本県熊本市の慈恵病院が2007年5月10日から赤ちゃんポストの運用を開始したところ、予想を大幅に上回る問い合わせが相次いでいるそうです。国内では賛否両論があるが、ヨーロッパではオランダ以外の多くの国で設置されているそうです。ちなみに、英語では“baby hatch”と言います。
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 gastrointestinal inflammation(gastroenteritis)
 これは胃腸炎の英語名です。安倍首相辞任のニュースをCNNで見てみました。最初に病気に関して詳しく書かれており(Symptoms of gastroenteritis -- or gastrointestinal inflammation -- include vomiting, diarrhea, headache, fever and abdominal cramps)、次に後継者選びに関する記事が続きます。(Former Foreign Minister Taro Aso, who serves as secretary-general of the LDP, is  the early front-runner to replace him. One possible candidate, Japanese lawmaker Yasuo Fukuda, told reporters, "I am still in shock" at Abe's resignation announcement.)
 
 記事の中で先日の参院選での大敗を記述しているところがありました。次の表現です。
 following a sound electoral beating
 soundという形容詞が気になったので、英辞郎で調べると“give 人 a sound beating”で「(人)を容赦{ようしゃ}なく[したたかに・思い切り]殴る[たたく・打つ]、〜に大きな打撃{だげき}を与える」とありました。さすが、英辞郎です。
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 「局面の打開をはかる」を英語で
 安倍元首相が辞任する理由として挙げた言葉ですが、英語ではどのように言うのでしょうか。ニュースでそれらしい表現を拾ってみました。
 it is time to take a new approach -- time for a new face
 it is time I took the appropriate measures to make a breakthrough,
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 「けじめ」を英語で
 駅前で配っていた安倍首相退陣の号外に「けじめ」という言葉があったので、朝のSHRで生徒と一緒に英訳を考えました。
 「どんな言葉で言い換えられるだろうか」と問いかけると、
 「責任を取る」との声が上がったので、
 「それを英語で言うと?」と訊いた。
 “be responsible”が出たので、「そんな感じ。“take responsibility for”でいいと思うよ。」で、締めました。が、後で英辞郎で調べてみると、確かにこの表現は「けじめ」の項に載ってはいたのですが、解説で「問題などが発生したときに、その責任が自分にあることを認め、対策を講じること。辞任または辞職の意味ではない。」とありました。これでは、安倍元首相の意図とは異なります。
 それじゃあ、と考えたのがこれ。この記事の文脈での「けじめ」は、「政治家として自分の行動を深く反省し、辞任によってその責任を取ること」と説明できるので、“show repentance as a politician by resignation”としました。
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 イタリア語
 NHKラジオイタリア語講座も9月でワンクルーが終了します。今月は文法事項も、過去(半過去・近過去・大過去)、未来、関係代名詞、関係副詞をカバーし、英語で言うと中学校3年生くらいのレベルになるでしょうか。関係詞については、構造が英語と似ているので、スムーズに理解できました。
 which = che
 in which = in cui
 where = dove
 when = quando
 英語でもwhereやwhenが、疑問詞だけでなく関係副詞として使われますが、イタリア語のdove, quandoも同じです。
 今日からは来月の4級受験に向けて、文法の総まとめにかかるので、しばらくの間ラジオ講座はお休みです。文法の基本的な項目で忘れていることも多いので、今は不安いっぱいなのです。
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 Miss Potter
 ピーター・ラビット(Peter Rabbit)の作者ビアトリックス・ポター(Beatrix Potter)の半生を描いたヒューマンドラマ。「ブリジット・ジョーンズの日記」などで有名なレニー・ゼルウィガー(Renee Zellweger)が好演しています。ストーリーは、淡々と進むのですが、湖水地方の美しい風景と正統派のイギリス英語が堪能できる作品です。
 曇っていたので昼過ぎからロードに出たのですが、雲の切れ間から顔をのぞかせる太陽に、全身の肌が焼き焦げてしまうような感覚を覚えました。10kmは走るつもりだったのですが、予定を切り上げ早々に退散しました。11月のハーフマラソン大会に向けて、まずは20kmをマイペースで走りきる脚を作りたいと思っています。
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 Holiday
 キャメロン・ディアスとジュード・ロウの最新作ですが、簡単な表現に付ける字幕の巧さに感心させられました。
 例えば、How do you know that? − He told me.は、
 「どうしてそんなこと知ってるの?」−「本人から聞いたんじゃ」となり、
 A man and a woman meet …は、「見知らぬ男女が出会い、…」となっているのです。
 「サブタイトルを付けるのは難しい」とも感じましたが、同時に「授業で取り入れたら面白いだろうな」とも思いました。(著作権がからんでいるから、難しいかな・・・)
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 もうすぐ自民党総裁選ですが、国会議員(members of Parliament)の387票と一般党員(rank-and-file party members)の141票で競われます。大方の予想通り、元官房長官(former Chief Cabinet Secretary )の福田康夫氏が選出されることでしょう。一つの記事で、「国会議員」を表す英語が3つ(parliamentarian、lawmakers)も使われていました。英語というのは、同じ単語を使うのを極力避けようとするのですね。
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 ウィンレッスン
 Email-OverloadのVocabularyーL14ができました。次回レッスンのボキャビルに活用してください。
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 obliged
 京都議定書に基づく地球温暖化防止の記事(Under the protocol, Japan is obliged to reduce greenhouse gas emissions by 6 percent from 1990 levels by the year 2012)で、be obliged toという表現がありますが、これまで「義務がある、感謝している」の二つを教えていました。しかし、あまりに丁寧すぎるためか、後者の意味ではほとんど使われず、使うとしても単に、Much obliged.だけで済ませるようです。
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 イタリア語
 4級の受験票が今日届きました。いよいよ受験生(!?)モードに入りました。イタリア語文法の基礎を復習していますが、記憶力が減退しているせいか何度も何度も繰り返し覚えなければならないので、それはもう大変です。
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 ウィンレッスン
 今日一日、英語・イタリア語・ロードでのLSDの3つをしっかりやりたいと思っています。
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 予定
 通りには運ばないのものですね。特にイタリア語は気分が乗らず、まったく手をつけませんでした。明日からは、車のCDをBusiness Communicationから、イタリア語リスニングCDに変えます。
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 the harvest moon
 今夜は仲秋で、とてもきれいな(ほぼ)満月が辺りをこうこうと照らしています。これだけ明るいと月明かりの下で読書さえできそうです。今宵の満月のあまりの気高さにしばらくは圧倒されていましたが、バードウォッチング用の双眼鏡があったのを思い出し、8倍ズームで観察してみることにしました。たったこれだけのズームですが、さすがに気品などとは言ってられないものが見えてきます。よく見ると、世界地図のような模様が浮かび上がってきて、まるで地球を見ているような錯覚に見舞われます。
 さらに、時間が経つと今度は、ウサギの姿に見えてきました。「月でウサギが餅をついている」と古の昔から言われていますが、この歳になって本当にその姿を捉えることができました。少しばかり愉快な夜になりました。
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 イタリア語
 時間を見つけて、イタリア語の練習問題をこつこつ解いています。
 ランニング
 仕事を終えてから、グラウンドの周りをペース走で10周。まずまずのペースを維持できました。
 between A and B or between A or B
 ウィンのレッスンで、生徒さんからbetweenの用法について質問がありました。
 「9月号のテキストの40ページに次のような文があります。Most of us are content with a happy medium in between too little or too much. これは、between A and Bとすべきではないのですか?」
 確かに、通常betweenはandとセットで使われるのですが、動詞のchoosedecideに続くとまれにbetween A or Bが用いられることがあります。しかし、この用法は決して標準的なものではないので避けるべきだと思います。
 今夜もほぼ満月。思わず部屋の明りを消して、しばし月見と洒落こみました。月見団子はありませんでしたが、代わりにキャラメルバナナケーキを食べました。これがまた、美味しかったこと。スプーンを表面のパリパリに焼けたキャラメルからカップの底へと突き刺し、一気に掬い取るのです。すると、パリパリから、フンワリ、そして最後に・・・。この先は、食べてからのお楽しみ。ルフラン・ルフランの新作です。
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 爆問学問
 何気なくNHKを見ていると、この番組をやっていました。爆笑問題の太田氏の発言。
 「・・・学校の勉強がどうしても好きになれなかったのは、勉強を数学、歴史、国語、物理などと分類してしまっているから。それぞれの分野を独立して学ぶのではなく、相互関連的に発展させて学べるような授業を受けてみたかった。・・・歴史の授業で、縄文・弥生などと古い順に学ぶのではなく、現在から出発して過去に遡り、興味の持てるところまで学べるようにはならないのでしょうか。・・・」
 こういった一連の発言の根底にある考え方は、学問を受動的ではなく、主体的に捉えている人間の発想だと思いました。
 慶応の学長曰く。「学問は、個人の疑問から端を発するべきだ。」なるほど。語学は学問でないという端的な理由がここにもありました。
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 武田大作選手
 彼の講演を聞きました。自分の考えを、自分の言葉で熱く語ってくれました。ただ、これからも人前で話をする機会があるようですから、一度ご自身の講演ビデオをじっくりご覧になるべきでしょう。次の講演がグッと良くなると思います。とまれ、地元出身の彼が北京オリンピックに出場できるよう心より応援しています。

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