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2003年
9月の目標・・・Expanding UniverseとNewsweekを読む。
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1日








 来週のウィン・レッスンで、英語の定義からどの単語かを推測してもらうのですが、よく知っている単語でも案外難しいものです。みなさん、いかがでしょう?
 1. having the ability to attract metal object
 2. almost certain to happen very soon
 3. something that encourages people
 4. to succeed in something
 5. very direct; saying what you think without trying to be polite
   ( imminent, courteous, blunt, magnetic, stick, boost, continue, pull off )
 また、簡単な単語については、逆に英語で説明してもらおうと思っています。
2日





 先日、英語の教師仲間に久しぶりに会いました。それぞれ、第一線で活躍している先生ばかりですが、このHP上でも紹介している『和訳先渡し、通訳方式の英日・日英サイトラ、ウィスパリング通訳、音読筆写、本文の暗誦、英語メモ取りリプロダクション』などはほとんど採り入れていないようです。
 同時通訳訓練法を用いて指導している教師が、県内にはいないとすればとても残念なことです。
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  高校の授業の最後に、生徒にプラスワン・アクティビティーとしてレッスンの内容に関する英語の質問を作らせることがあります。が、肝心の質問を思うように作れない場合が多く、もどかしい思いをしています。そこで、様々な場面を想定したモデル質問集を作ろうかと思いつきました。さっそく、同僚の先生に「こんなものを作ってくれないかなあ。」と話してみたところ、二つ返事で引き受けてくれました。一週間後が楽しみです。
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 一日の終わりに、『英語を読んだか、聴いたか、書いたか、話したか、新しい単語を覚えたか』と自問してみる。恥ずかしい限り。特に書くこと、話すことがどうしても疎かになる。IT時代を迎え、今後「書くことの指導」がますます重要になってくることを考えれば、教師自身がもっと書かねばと思う。
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 久しぶりに、「1100 Words」でボキャビルをしました。adbor, fulsome, artifact, entreaty, get off one's high horse, dyed-in-the-wool など、覚えるのにひと苦労。英文は、人類学の話。おかげで、きっと私の前頭葉はピンク色に染まったことでしょう。
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 英作文のテキストに、『「・・・世界の平和や繁栄といった問題について日韓協力を呼びかけた。」自然な英語に意訳すると"the problem of war and poverty"となる』と書いてありました。その理由は、『problemは、困った問題の意味で使われるので、peace and prosperityとは相容れず、「戦争と貧困の問題」と言い換えなければならない。』と指摘していました。
 なるほど、辞書にも"problem= an unwelcome or harmful matter needing to be dealt with and overcome"とあります。一見簡単そうな英作でしたが、深いなあと考えさせられました。
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 先日同僚の先生に、テキストの内容について生徒同士でQ&Aできるようにモデル質問集をお願いしていましたが、週明けに早速作ってくれました。私のイメージどおりのものでしたが、生徒の立場で考えると使いやすいものではないような気がしました。
 そこで、テキストの英文に対応した質問をできるだけ多く例示し、より実践的な質問集を作ることにしました。さしあたり、2レッスン分私が作り、それ以降はプラスワン・アクティビティーとして、各パートの終わりに生徒に作らせようかと考えています。
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 本日のボキャビル・・・puny=weak, unimportant, connubial=relating to marriage, conujugal, deplorable=deserving strong condemnation, conflagration=a destructive fire, rue=bitterly regret and wish it undone
 今日中に片付けられるかなあ。
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 元ウィン・ランゲージスクールの生徒さんからメールと旅の画像が送られてきました。現在、ご主人の仕事でアメリカ・イリノイ州に住んでいます。
 その彼女に、赤ちゃんができとっても幸せそうでした。妊娠のおかげで日常生活で英語を必要とする機会が嫌がおうにも増えたそうです。以下、メールから引用します。
 「英語での診察というのはまた違ったスリルがあります(笑)。来週からParent(s) Classesも始まるので、出産のプロセスなどに必要な英単語を本を読んで確認したりして、結構充実してるんですよ。体の部位や病気の名前などは普通に生活していても結構知らずに
済むものなので、憶えることは結構多いです。おもしろいもので、生命がかかっていると、単語や表現も結構簡単に覚えられるものです。最近はCATVでときどきやってる出産ドキュメンタリー番組(その名も「産科病棟」)を見たりして、なるほどーとすっかりお勉強モードです。
そんな感じで、1年経過した今も、また違う角度で興味深い生活を送っています。」
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 昨日の続き。
 1年間の滞在だそうですが、英語の勉強に励む一方で、その学んだ英語が即生活の必需品となっているのがうらやましい。真剣勝負って感じですよね。私が云うのもおこがましいのですが、彼女だからこそ学べる英語があると思うので、それをしっかり身に付けてもらいたいと願っています。
 彼女はコンピュータにも精通していて、とても素敵なアルバム集を作っています。ご主人と旅したカナダやアメリカの画像も楽しめるのですが、残念ながら一般の方はパスワードがないと見られないようです。
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 今日の単語、obliterateやconflagrationなどは、長くて覚えにくそうな単語ですが、接頭辞や語根からある程度意味を類推できるので実は覚えやすいのです。hoard, aegisなどのほうがやっかいですね。
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<英作>





 消費税廃止要求に対する政治家の答弁で、
「ご要望の件につきましては、難しいと考えております。」というのを英作すると、
“I am afraid your request is not something we can consider at this time.”だそうです。
 “something”のこういった使い方は私も好むところですが、今回は思いつきませんでした。
 私の試訳:“I believe it quite difficult to do so now in today's economic situation.”
 自分で書いてみて、やはり冗漫(redundant)で、鈍い(blunt)な感じがします。本当は、切れ味のいい、すっきりとした(clear-cut)な文にしたかったのですが。
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 早朝(といっても7時を回っていましたが)、総合公園までジョギングをしてきました。心地よい秋風に後押しされながら、1時間ほどかけて走りました。朝靄のなか、まだひっそりと身を潜めている松山の眺めも悪くありませんでした。
 friskというのは、“skip or move playfully, frolic”という意味だけかと思っていましたが、“pass the hands over someone in a search for hidden weapons or drugs”という意味もあったのですね。“Road to Perdition”というマフィア映画の中で使われていました。
14日 menu
<英作>


 「日本人が我々に『イエス』と言う時には、それはたびたび『ノー』を意味している。」
試訳: “When the Japanese use ‘Yes’, they often mean quite the contrary.”
模範訳では、“No”をそのまま使っていましたが、直訳的かなと思いひとひねり加えて“quite the contrary”としてみました。
15日 menu
<ボキャビル>
 gargle, gurgle, faux, faucet, gizmo

 gurgleとgargleは共通の語源を持ち、意味もよく似ている単語ですが、「gurgleと音を立てて、口の中を濯ぐのがgargle」です。
 gurgle=to make a sound like water flowing quickly through a narrow space
 gargle = wash one's mouth and throat with a liquid that is kept in motion by breathing through it with a gurgling sound
16日 menu
<ボキャビル>
 detriment, congenial, hoard, aegis

 遅ればせながら、ISDNからADSLに変えました。ADSLにしたのはいいのですが、自分のHPサイトやメールアドレスの変更で大変でした。未だに、HP上の画像転送がうまくいかなくて、バードウォッチャーのいくつかの写真は表示されていません。貴重な鳥の写真を提供していただいている方には申し訳ないと思っています。
23日 menu
in the doldrums
=in a bored state


 HPのURL変更をお知らせしたところ、多くの方から確認のメールをいただき、ありがとうございました。このところご無沙汰していた方ともメール交換ができ、懐かしく思いました。
 また、HPのお引越しもなんとかすべて(バードウォッチャーの写真も含めて)完了しました。今回の引越しのおかげで、HP作成上のテクを身につけました。
24日 menu
blow hot and cold

 このところずっと中学校レベルのテキストを読んでいますが、平易な単語を使っての文章って案外洗練されていると思います。
25日 menu
it is as broad as it is long
= it makes very little difference










 以前、私がウィンランゲージサービスで教えていた生徒さんからのメールです。来月に英検1級を受験されるそうです。
 「やっと決心して、来月の英検で一級に初挑戦することにしました。申し込みをした後で、問題集を解いてみて が〜ん!あれはとても無理ですっ(涙)特にリスニングの最後の問題はお手上げです。当日はせめて白紙で出すことのないようにしたいものです。
 でも、目の前に試験がぶら下がったため、やる気が出てきて、自然と勉強時間も増えてきました。テストの傾向を知るために問題集は解いてみましたが基本的には多読・多聴・語彙強化を毎日の生活の中でマイペースにやっていこうと思っています。ペーパーバックも少しずつ楽しめるようになってきました。HarryPotter3巻目を読み終わり、今は他の本を読んでいます。」
 どうです、とっても意欲的でしょう?彼女は毎日、熱心に英語の勉強を続けていて、かなりの実力の持ち主です。TOEICスコアは900を突破していますし、特にリスニング力が優れています。彼女なら、きっと近いうちに1級に合格すること間違いありません。
26日 menu
<ボキャビル>
tussle, evince, rebuke

burn the midnight oil
=study or work late into the night


 昨夜大街道を歩いていると、ハンガリー生まれの数学者で、プロの大道芸人でもあるピーター・フランクルさんに会いました。小道具を広げたかと思うと、やおらジャグリングを始めました。さすがに知名度が高いので、すぐに人だかりができました。あれだけTVに出演するようになっても、自由を愛するライフスタイルは貫いているんだなあと、感心しました。
 少し会話を交わした後、11か国語を自由に操るフランクルさんの著書「外国語勉強法」を購入したところ、私の名前を尋ねてきました。氏名を言うと、自らのサインの上に、すらすらと漢字で「野上正樹様へ」と書いてくれました。
27日 menu
<ボキャビル>
fulsome, jettison

once in a blue moon
=on a very rare occasion

 いつもの仲間との飲み会(と云っても私はアルコールは飲みませんが)がありました。いつも英語の話が話題の中心なのですが、今回はなぜか「坂本竜馬」で盛り上がりました。私を含めたほとんどのメンバーが司馬遼太郎の「竜馬が行く」を何度も読んでいたのは驚きでした。改めて、司馬遼太郎の筆力の偉大さに畏怖の念さえ抱きました。
 で、結局、竜馬にもいろいろあるでしょうが、「司馬竜馬が一番!」と云うことで落ち着きました。
28日 menu
<ボキャビル>
transient, cogent


 EJに、マイケル・ムーア氏のインタビュー記事が載ってました。先日、銃社会アメリカに内在する問題を告発した彼のドキュメント映画を観たところで、その人物像にとても興味を持っていました。この記事は、ウィン・ランゲージ用教材として使えそうです。
 sleep on it = postpone a decision while giving it some thought
29日 menu
<Bushidoより>
venomous, virulence,
carry weight with, preponderant, side-wave reaction, precept, inception
intelligible, allusion, theology,

 5000円札で有名になった新渡戸稲造の"Bushido"を読み始めました。彼は、外国人である知人から”No religion! How do you impart moral education?”と問い詰められ、いろいろ考えているうちに、日本人の道徳観・思想・習慣の基盤となっているのは武士道であることを見出したという。それで、武士道について英語で論文を書いたということですが、明治時代に日本人でこれだけの英語の達人いたとは、驚くばかりです。新渡戸稲造は、”an internationalist who was ahead of his time(早すぎた国際人)”といわれたそうですが、彼の経歴を見ただけでもそう呼ばれた理由が分かるような気がします。
30日 menu
<Bushidoより>
as corollaries, ethology, devious paths, precept, herbarium,
















 元ウィン・ランゲージスクールの生徒さんから、近況報告のメールをいただきました。彼女もまたものすごい努力家で、仕事をしながら、大阪の通訳専門学校に毎週通っています。英語のセンス・実力・将来性では、私の生徒さんの中でも三本の指に入るでしょう。

 「大阪に通い始めて、半年が過ぎました。不安の塊で始まったレッスンですが、なんとか、休まず続けることができました。ちょうど、一タームを終えたところで、ぎりぎりと言われながら進級させて頂きました。
 次回については少し迷ったのですが、もう一ターム続けることにしました。進歩は、なかなか見えにくいのですが、『続けていればいつかは・・・』と信じて、頑張ろうと思います。
 前回は、仕事と宿題で精一杯の生活でしたので、次回はうまく時間を使えるように心がけたいと思います。英語の勉強は、音読、英日サイトラを中心に続けています。特に次回は、いろいろな文章を読んで、語彙力をつけたいと思っています。
 Aim Highは、更新されるたび、読ませて頂いています。これからも、楽しみに待っていますので、宜しくお願いします。」

 ほんとうに皆さんがんばっているなあ。私も、彼女たちに負けないようこれまで以上に勉強しなければ・・・。

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