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2月の目標・・・接頭辞、接尾辞、語根を覚える
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27日
 土
 7日
14日
21日

1日







 今月から、新しいテキストでウィン・ランゲージサービスのレッスンが始まります。今日はその初日。テキストの進め方を説明しながら授業をしました。これまでと一番の大きな違いは、インプット重視からアウトプット重視に変わるという点です。運用レベルの語彙や表現を強化し、ディスカッション・プレゼン能力の向上をめざします。そのため、英日通訳やサイトラの場面以外では、すべて英語で通します。
 また、毎回レッスンの最初に日本文化の紹介を英語でしてもらいます。次回テーマは、『年中行事』ですが好みの項目を2つ選んで発表してもらいます。英語での日本紹介に関しては、次のサイトKey Aspects of JapanのEvents&Holidayを参考にするよう指示しておきました。
2日











 私の周りでもインフルエンザ流行の兆しが見え始めています。ワクチンは接種していますが、戦々恐々とした日々を送っています。インフルエンザと言えば、経済を中心とした各方面に悪影響をもたらしている鳥インフルエンザのニュースが紙面を賑わせていますが、英語で鳥インフルエンザは、avian fluが一般的だと思いますが、NHKのニュースではbird fluを使っていました。トリといっても鶏のことだと思っていたのでは、私などはchicken fluを使うべきだと思ってましたが、英字新聞でbird fluが使われていたのを見ました。ですから、もちろんbird fluも立派な英語だとは思いますが、equine flu(馬インフルエンザ)やswine flu(豚インフルエンザ)をそれぞれhorse fluやpig fluと呼ぶのと同じで、病名などの専門用語に用いるのには少し抵抗を感じてしまいます。
注:avian  = of, relating to, or derived from birds
   equine = of, relating to, or resembling a horse or the horse family

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昨日取り上げた(鳥)インフルエンザに関して、Encartaには次のように紹介されていました。
 In addition to humans, influenza occurs in pigs, horses, and several other mammals as well as in certain wild and domesticated birds. At least some influenza viruses can jump from one species to another. For example, in late 1997 a strain of the influenza virus in chickens began to infect humans in Hong Kong, leading to a massive effort to eradicate the strain.
Reference: Encarta
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 What scares scientists most about H5N1 is that someone eventually will be stricken by the bird flu and a human flu at the same time, allowing the viruses to swap genetic material. The resulting hybrid could be both deadly and virulent. Even if it weren't immediately contagious, it could quickly evolve.
 タイムによると、インフルエンザに関して科学者が最も恐れていたのは、鳥インフルエンザとヒトインフルエンザの両方に罹る人間が出るケース。その人間の体内で、致命的で悪性のハイブリッド型ウィルス(H5N1)が生まれるからです。それは、すぐに進化し、感染力の強いウィルスになるとも言います。
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A study published last week in the journal Science reported that the SARS virus mutated in a matter of months from a form that could infect only 3% of people who came in contact with it to one that infected 70%. Once it mutated, SARS quickly spread around the world, infecting thousands and killing more than 900. A hybrid H5N1 could be far deadlier.
 サイエンス誌によると、SARSは変異によってほんの数ヶ月でその感染率が3%から70%へと急上昇したが、鳥インフルエンザのhybrid H5N1は、それより始末が悪いようだ。
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 『永久記憶の英単語』という単語帳の評判を耳にしたので、書店で読んでみました。語源の解説が詳しく、ゴロ合わせで単語が覚えられるよう七五調の短文も付いています。かなり画期的で、ユニークな単語帳だと思います。ただし、英単語を覚えるのにかなり時間を割くことのできる人にはいいと思いますが、詳しすぎて読むのに根気を必要とし、他教科とのバランスを考えると高校生には勧められないと思いました。
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 リスニングにトラブルのあった英検準1級でしたが、1人の生徒さんから合格の報告がありました。これまでまったく英語の資格試験というものを受けた経験が無く、今回初めてチャレンジした方でしたが、いきなり英検準1級1次に一発合格。お見事です。英語と直接かかわりの無い仕事をしながらも、英語が好きで勉強を続けていての結果なので、同じような環境でがんばっている方にはとても励みになると思います。合格手記もお願いしているので、お楽しみに。
 15日のレッスンの後、2次対策をしたいと思っています。とまれ、1次合格おめでとうございます。
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 パキスタンのカーン博士によるウラン濃縮技術供与問題ニュースから。
 Powell would go to Pakistan in a matter of days to discuss the matter with President Musharraf.ここで2つのmatterが使われていますが、最初のは少々変わった意味で使われていて、in a matter of daysで「2、3日中に」という意味です。たまに見かける表現で、覚えておいても損はしないでしょう。
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 アメリカ大統領選挙のニュースから。
 John Kerry is poised to solidify his status as the Democratic front-runner in Tuesday's voting.
 poiseという単語は、名詞では、a calm confident way of behaving and the ability to control your feelings or reactions in difficult situations(落ち着き、威厳のある姿勢、物腰)という意味ですが、動詞では、be prepared to(〜する覚悟だ)と同義語です。
 この文は、「民主党最有力候補としての足場を固める腹づもりだ。」という意味。
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 昨日に引き続き、アメリカ大統領選挙がらみのニュースから。
 George Bush's days are numbered and change is on the way.
 numberというのは、数えるという意味ですが、ここでは「残りの日々がカウントされる→余命幾ばくも無い(someone will not survive or remain in power for much longer)」となります。
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 支持率の低下という結果を受けたブッシュ大統領が、開き直りとも取れる演説をしたのですが、かなり聞き取りにくいところがありました。
 I believe I owe it to the American people to say what I am going to do and do it. And to speak as clearly as I can, try to articulate as best I can why I make decisions I make. But I am not going to change because of polls. That is just not my nature.
 この英語を聞いたときに、文脈からこの表現(赤い文字部分)を自動的に予測できるようなメカニズムが脳に確立されないと、聞き取れないなと思いました。
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 自爆テロのニュースでgo offというイディオムが使われていました。
 Mohammed Hatem Abdullah, a taxi driver, was wounded by the blast that went off only a few cars away from him.
 この場合文脈からexplodedという意味だと推測できますが、go offはたくさんの意味を持ち、扱いにくいイディオムの一つです。 1. to explode   2. to make a loud noise  3. stop working  4. leave 5. go rotten  6. begin to dislike 7. go to sleep
 他に、pick upなども要注意イディオムで、代表的なものだけでも次のような意味があります。
 lift, buy, pay, improve, go faster, learn 
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 クイーンの最新ベストアルバム“Queen Jewels”がオリコン2連続1位を獲得したのを受けて、ブライアン・メイから日本のファンへの感謝メッセージが届きました。その短いメッセージの中には、使える表現がたくさん。 be thrilled to hear…、were a little reticent about…、putting another compilation out、take money out of them…。著作権がらみでメッセージそのものは掲載できませんが、興味ある方は次のサイトへアクセスしてみてください。http://www.toshiba-emi.co.jp/queen/news/index_j.htm
 メッセージで使われているas an international actとas a domestic actいう語句や、be considered alongside…という表現は勉強になりました。ちなみに、actは、a singer, group of musicians who gives a performanceという意味で使われています。
 alongsideを使った例文を、Longman Advanced American Dictionaryから引用します。
 Norway is considered the favorite for the gold medal alongside the U.S.
 分かります?試訳は明日載せます。
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 試訳:ノルウェーは、アメリカと並んで金メダルの本命だと目されている。
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 2日前から、このサイトのアップデイトが「Disk is exceeded.」のメッセージとともに拒否されていました。HPの容量は5MBですが、オーバーしてしまったようです。サポートディスクのスタッフにナビゲートされて、20MBまでの追加を済ませると、正常に機能し始めました。このHPを立ち上げてから、足掛け9年目のことです。(単純計算すると、これであと30年近くは大丈夫だということになります。)
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 新しい生徒さんを迎えてのレッスン。2月からはスピーキングに重点を置いていますが、英語だけでなく、間の取り方・つなぎ言葉・デリバリーのコツもしっかり指導して、英語を英語らしく話せるよう指導したいと思っています。
 今日の予習は、全員合格。特に日本文化を英語で紹介するスピーチでは、単なる暗記ではなく、余裕を持って聞き手に注意を払いながらできていた点を高く評価したいと思います。
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 『(静哲人先生の受け売りなので恐縮ですが)テストは授業である』という発想に基づいて一応作成した学年末問題を、このところ毎朝手直ししています。理想のテストに近づけるための作業ですから、手直しすること自体はまったく苦にならないのですが、「考査に対する準備過程で生徒の英語力が伸長するようなテスト」を作るべく、試行錯誤の日々です。3月2日の考査当日までには、ベストとはいかなくとも、自分で納得できる問題に仕上げたいと思っています。
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 高校で使っている副教材にleft-handedness(左利き)に関する英文が載っていて、次の文で締めくくられていました。
 You shouldn't worry if you are left-handed. You are in good company.
 最後のイディオムは、ロングマンでは次のように解説されています。
 be in good company is used to tell someone who has made a mistake that they should not be embarrassed because some important or famous people have made the same mistake.立派な人々も同じ事《誤り・違反・罪など》をしている(から恥じるに及ばない)
 つまり、何かに失敗して落ち込んでいる人を、「大丈夫、くよくよしないで。」と励ます時に使う表現ですが、上述の文脈で使われると左利きの人が何かハンディを負っているような印象を与えてしまうのではないでしょうか。
 ちなみに、このイディオムと混同されやすいHe is good company.は、He is fun to talk to. という意味です。
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 英語のニュースサイトを検索していると、偶然ディベート関係のサイト(http://debate.uvm.edu/)を見つけました。the University of Vermontが運営していおり、Feel free to use these materials for educational purposesとありました(ありがとうございます)。Alfred Snider氏によるディベートの基礎技術のレクチャーや実際のプレゼンテーションをビデオで観ることができます。ニュースばかり聴くのも味気ないなあと思っていたところだったので、じっくり視聴したいと思います。
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 TVや映画で、人種に言及する際Caucasian, Gentileといった日本人にはあまり耳慣れない単語がよく使われています。英語圏では常識なので、その意味をチェックしておきましょう。
(WWWebster Dictionaryの定義を参考にしました)
 Caucasian⇒someone who is native to Europe, North Africa, and southwest Asia and classified according to physical features -- used especially in referring to persons of European descent having usually light skin pigmentation
 Jew    ⇒a member of a group of people whose religion is Judaism, who lived in ancient times in the land of Israel, some of whom now live in the modern state of Israel and otherws in various countries of the world
 Gentile  ⇒a person of a non-Jewish nation or of non-Jewish faith; especially : a Christian as distinguished from a Jew
 Semitic  ⇒belonging to the race of people that includes Arabs, some Jews and in ancient times, Babylonians, Assyrians
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 知人から英語の勉強会に誘われ、参加しました。
 内容は盛りだくさんで、いきなり3分間スピーチに始まり、ディスカッション、ニュース教材を使ってのリスニングテスト、メモ取りリプロダクションをしました。続いて、通訳ガイド国家試験対策用の英作・和訳問題に取り組み、最後に英語のriddle。ディクテーションなどは久しぶりでしたので、聞き落とした単語も多々あり、『不断の努力』の大切さを痛感させられました。初心に戻って、まじめにやらねば・・・。
 蛇足ですが、最後に"What comes down and never rises up again?"というriddleが出されました。
 ネタ本の正解はrainということでしたが、私はLoveとしました(fall in love)。いかがでしょうか?
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 先日、工学部への進学が決まった3年生に「入学までに英語の勉強をしたいのですが、何かいい教材はないですか?」と言われた。やっと受験から開放されたのだから、長文読解問題集もないだろうということで、ネット上の(私にでも分かるような一般向けの)科学に関する英文を捜すことにしました。 歴史上の著名人の生い立ちや業績を英文でまとめているサイトを見つけたので、まずはアインシュタインから始めることにしました。始めることにしたのはいいのですが、何しろ理系のことはまるで分かりません。(見栄を張るんじゃなかった、と後悔しています)
 「・・・つまり、あらゆる物体に含まれるあらゆるエネルギーは、質量X「光の速度」の2乗という、途方もない数字になることが明らかにされた。わずか、1gの物質にも、1400万トンものTNTに匹敵する莫大なエネルギーが秘められている。・・・」
 訳せても、意味が分からないとはこのことです。日本語のサイトでよく勉強してからもう一度読み返さねば。
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 アインシュタインに関する英文に、Damoclean bladeが出てきました。
 It was the generals of the world who forged E=mc2 into the most terrible dagger in human history, and hoisted that Damoclean blade irretrievably over our heads in 1946.
(E=mc2を史上最悪の武器へと変え、ダモクレスの剣を自らの頭上に吊るす羽目になったのは、一般大衆のせいだ。)
 『繁栄の中にも常に危険がある』という戒めである「ダモクレスの剣」の由来について紹介しておきます。(Ask Jeevs)
 Damocles was a courtier of Dionysius the Elder. According to a legend, Damocles on one occasion commented to his ruler on the grandeur and happiness of rulers. Dionysius soon thereafter invited his courtier to a luxurious banquet, where Damocles enjoyed the delights of the table until his attention was directed upward and he saw a sharp sword hanging above him by a single horsehair. By this device Dionysius made Damocles realize that insecurity might threaten those who appeared to be the most fortunate.
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 次の英語を読んで、どのようなニュースだと思いますか?
 “it was the most searched item in the history of the Internet, eclipsing even the violence of September 11th---the earth-shattering event to which I refer is….” “…classless, crass and deplorable stunt, …”
 私は、「September 11thの暴力を上回る、前代未聞の事件だ」と聴いたときには、テロか戦争、あるいは新種ウィルスのニュースかなと思いました。
 実は、例のthe super bowl half time show exposure of Janet Jackson's right breast.だったのです。
 このニュースがどうして全米で嵐のような批判にさらされているのかと言うと、
 1 the half-time show at the super bowl was really so fundamentally offensive
 2 it's family value time big-time
 3 it's a presidential election year
 ということだそうです。
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 英検の出題形式が変更されたようです。
 大問1の語彙問題で出題されていたイディオムが無くなったそうですが、タイムやニューズウィークなどの英語雑誌やニュース、論文を読むにも語彙力はいるものの、イディオムはそれほどでもないとの考えからでしょう。
 また、得点の稼ぎどころだった大問2の長文語句空所補充の配点が大幅に減りました(20点→6点)。その一方で、英作が重視され10点から28点へと増やされました。しかも、従来の日本語から英語への翻訳ではなく、与えられたトピックについて、いくつかのポイントを含めながらエッセイを書くというものです。1級と準1級でライティング重視へと移行したのは、インターネット時代の要請に応えた英断だと言えます。
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 引き続き、英検改定について。
 1級で得点率の低かった「英文を日本語で要約する問題」や、「リスニングでの記述問題」がなくなったのは受験生にとっては朗報です。特に、リスニングの記述問題用の英文はかなり長く、集中力と聞き取った内容をリテインする能力の両方が求められる厳しいパートでしたから、選択式への移行で負担は大幅に軽減されるはずです。
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 リスニングのもう一つの目玉は、「Real-life形式の内容一致選択」です。Real-lifeなどとあまり耳慣れない言葉ですが一言でいうと、TOEICのリスニング問題のようなものです。詳細は英検のHPでご覧ください。サンプル問題を見ることができます。

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