一 遍 会
一 遍 会
一遍会事務局 幹事 三好 恭治

24 2003.11.12 寶厳寺での踊躍念仏の奉納は11月21日(金)に変更になりました。
11月21日(金)15時〜15時30分の約30分の予定で寶厳寺境内(雨天の場合は本堂内)にて荷松院・法音寺・長楽寺・真光寺の各寺院の住職並びに檀信徒(一行25名予定)による「踊躍念仏」が奉納されます。秋山克彦師(荷松院)・井上良憲師(法音寺)・吉田篤史師(長楽寺)が引率されます。尚14時から本堂で三尊礼合唱と法話が執行されますが、この間は境内にてお待ち頂きたくお願い致します。
23 2003.11.10 「四国遍路と世界の巡礼」シンポジウムが開催されます。
愛媛大学主催の「四国遍路と世界の巡礼」シンポジウムが11月29・30日同大学で開催されます。四国遍路の歴史を勉強する好機会ではないでしょうか。参加自由で会費無料です。「遊行」と「遍路」とは全く無関係なのでしょうか。愛媛大学・寺内浩教授からご案内がありまた。
@願掛け・参詣・遍路巡礼(内田九州男・愛媛大)
A遍路と巡礼ーその構造比較ー(小嶋博巳・ノートルダム清心大)
Bゲミエル島遺跡と巡礼活動(中谷功治・関西学院大)
C中国の霊山と癒し(加藤国安・愛媛大)
D四国遍路の形成について(寺内浩・愛媛大)
E中世の社寺参拝と地方権力(川岡勉・愛媛大)
F近世演劇に見る巡礼の諸相(河合真澄・大阪女子大)
G納経帳から見た、幕末から明治初期の遍路道の変更(稲田道彦・香川大)
H近世期の『へんろ』と村社会(山本秀夫・香川県文書館)
I阿波の巡礼とその資料(長谷川賢二・徳島県立博物館)
Jイングランド宗教改革と巡礼の消滅(吉田正広・愛媛大)
22 2003.11.05 寶厳寺の参道が賑やかになるプロジェクトが立ち上がりました。
11月5日付の愛媛新聞に「旧松ヶ枝町」再生へNPO法人「アジア・フィルム・ネットワーク」がプロジェクトを立ち上げたと報じています。一遍生誕寺である寶厳寺までの150米の参道の両側は昔遊郭でしたが、今日では随分寂れており半分の敷地は空地または駐車場になっています。
色里や十歩はなれて秋の風  子規
底地は寶厳寺所有で、今回再生予定の遊郭・朝日楼(夢乃家)の所有はなんと石手寺です。石手寺のご住職が利用したのかどうかは知りませんが・・・いやはや。
大正から昭和初期の町並みの雰囲気が全国的に失われつつありますが、寶厳寺・朝日楼・伊佐爾波神社を軸にして空地に映画のセットが林立したら・・・まさに「坊っちゃんの町」の再現になります。道後の住人としてはワクワク気分です。一遍上人も驚かれることでしょう。
「朝日楼」については犬伏武彦東雲女子大教授の「民家と人間の物語」(愛媛新聞社刊)に詳しく発表されていますので興味のある方は是非ご覧になって下さい。
21 2003.10.29 寶厳寺で11月23日(日)踊念仏が奉納されます。
11月23日(日)15時から神戸の時宗関係者により「踊念仏」の奉納が行われることになりました。18年前にも来寺されておられる20数名の信者の方々で秋山様がお世話しておられる由です。佐久の「踊念仏」と異なり、宗門系の落ち着いた静かな「踊念仏」です。是非ご覧頂きたく存じます。
詳細は後日になりますが、是非11月23日(日)勤労感謝の日をあけておいて下さい。
20 2003.09.21 「新居浜史談」(336号)に会員・加地和夫さんの論文が掲載されています。
会員・加地和夫さんの論文は「桜井と一遍上人」で「一遍聖絵」の「桜井の図」をテーマに一遍聖、聖戒、超一、超二の足取りを追っている、地元ならではの研究である。例会での発表をお願いしたいものである。
19 2003.09.21 「窪寺まつり」は小雨のでしたが50名以上の参加で盛会でした
台風接近で気をやきもきさせましたが、8月30日の広報の通りで開催しました。初めての方は地元のご接待に驚かれたようです。ご接待まことに有難うございました。こんにゃくの味は忘れられません。
帰途、正八幡神社に参詣しましたが中々立派な由緒ある神社でした。一遍聖との関連があるのでしょうか。
まんじゅしゃげは残暑があまりに長く、残念ながら開花が数日遅れていました。是非来年も参加していただいて満開の彼岸花をご覧頂きたいものです。
18 2003.08.30 今年の「窪寺祭り」は九月二十日(土曜日)に開催されます。(続報)
 従来は一遍上人が入寂されました正慶二(一二八九)年八月二十三日に因んで一ケ月遅れの御命日(秋の彼岸)に行事をおこなっておりましたが、当日は宝厳寺で一遍上人忌と施餓鬼法要が執行されておりますので、至近の休日に開催することに致しました。    本年は一遍会の発展に寄与された越智通敏前会長、足助威男前顧問、渡部満泰前理事が昨年の窪寺祭り以降にご逝去されておられますので、特に敬虔なお祈りを捧げたいと存じます。南無阿弥陀仏。
子規忌過ぎ一遍忌過ぎ月は秋      黙禅
彼岸花が美しく咲く休日でもあります。交通は不便ですがお出掛けになってみては如何でしょうか。
 マイカーが便利ですが、伊予鉄バス利用の方もおられると存じますので、丹波バス停から軽トラックに乗って頂ける様に準備しております。荷台にしっかり掴まっていただければ山道も大丈夫です。当日は今村・三好両理事が伊予鉄バスに同乗致します。ご安心下さい。足に自信のある方は、ゆっくり歩いて三十分の窪野の山道散策をお勧め致します。
1、日時    平成十五年九月二十日(土)
十一時    窪寺まつり(念仏堂)  @ 御詠歌 A 百念仏 B講演「窪野に於ける修験道について]
十二時    地元のご接待
十三時    現地案内(窪寺旧跡ほか) 中川重美理事
引き続き、中川理事の案内で見事な曼珠沙華の群落を見物します。
2、集合    窪野町北谷(念仏堂前)   駐車場あり。
3、アクセス  原則自家用車ですが、公共交通機関では左記が便利です。
〔往路〕 伊予鉄バス 松山市駅発  九時一〇分  (丹 波 行)  丹 波 着  九時五九分
〔復路〕 伊予鉄バス 丹 波 発 一五時二九分  (市 駅 行) 松山市駅着 一六時一七分
4、連絡先   三好宛  TEL&F 〇八九−九二三−〇六四七     メ−ル miyoshik@tau.e-catv.ne.
17 2003.08.30 恒例の窪野まんじゅしゃげ祭り(一遍忌)が9月20日(土)窪野町北谷(念仏堂前)で午前11時から開催されます。
スケジュールは
@ご詠歌並びに百念仏唱和
A講話「窪野における修験道」(一遍会理事 中川重美氏)
B庵室や窪寺跡参詣
Cまんじゅしゃげ群生地見学
などです。
お昼は地元のご接待でこんにゃく料理を頂戴させていただきます。
乗用車が便利ですが、伊予鉄バス松山市駅9時10分発丹波9時55分着を利用の方には現地に車を手配してあります。天気が良ければ約40分ののどかな山道を散策されても結構かと思います。
案内地図など詳しい資料の請求はрO89−923−0647(三好)まで早目にお願いします。お待ちしています。
16 2003.08.20 当会理事の今村威氏が10月18日(土)第27回松山文学講座で講演致します。演題は「わが屍は野に捨てよ〜一遍遊行」です。会場は愛媛新聞社4階ホール(午後2時〜3時30分)で、会費は1,500円です。申し込み制ですので詳細は愛媛新聞社事業局「松山文学講座」係(рO89−935−2355)に早めにお問い合わせ下さい。
15 2003.07.23 一遍会は貧乏世帯なので例会の連絡を葉書などで都度致しては居りません。ご不便を掛けているかとは思いますが、毎月第2土曜日を一遍会への月参りと考えて頂きたいものです。
今迄はHP「一遍会」と愛媛新聞だけでしたが、先月からえひめリビング新聞社の『リビング松山』の「あなたへのでんごんばん」にも掲載することにしました。話題にしていただいて新しい会員が増加する様期待しているのですが・・・・・
14 2003.07.20 当会理事の今村威氏が8月6日(水)宇和町中央公民館で午後1時半から講演致します。演題は「佐渡の鹿踊り 南予の鹿踊り」です。宇和島伊達家とともに東北の鹿踊りが伊予に定着するが、各地区に残っている鹿踊りの特徴を調べていくと原型が浮かび上がってくる。意外なことに新潟県佐渡郡の「小木の小獅子舞」が最も近しい。何故か。その歴史的価値について話が展開する。ご案内致します。
当日は第21回「宇和文化の里まつり」開催中であり,県歴文化博物館では「愛媛・絵馬堂へ ようこそ!」が展示中です。
13 2003.07.18 この度「掲示板」を新設しました。一遍聖や道後について自由にお話するコーナーです。お気軽にご参加下さい。「トポス」と云うか時間と場と人間のふれあいが歴史的な現実と云えるのでしょうか。「ホットニュース」の公式メッセージとは一味違う一遍会ニュースをお届けしたいと思います。
のマークは表紙の中段、新設の【カウンター】の右にありますので宜しくお願いします。
12 2003.06.25 訃報
またまた悲しいお知らせです。故・越智通敏会長、浦屋徹前副会長のよきスタックとして長年に亙って一遍会を支えてこられた渡部満泰元理事には6月24日に永眠されました。享年85歳。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
尚通夜式は25日18:00〜、告別式は26日13:30〜からムラタホールで執行されます。
南無阿弥陀仏。
11 2003.06.24 NHK教育TV高校講座「歴史で見る日本」シリーズで『一遍と踊り念仏〜鎌倉新仏教と民衆〜』が下記時間に放映されます。お見逃しのないように、待ちくたびれて眠らないようにお願いしたいものです。6月24日(火)14:30〜15:00 6月26日(木)01:30〜02;00(25日の深夜です)
10 2003.06.23 産経新聞読者以外の方にも大朗報です。産経新聞 「一遍・旅に生きる 伝法編」が「一遍・旅に生きる 苦闘篇」に続いてインターネットで閲読できます。是非ご覧になって下さい。この機会に『一遍聖絵』(岩波文庫 525円)に目を通していただければと願っています。
「一遍 旅に生きる 伝法編」
佐久盆地 天にも届け、念仏の大合唱 (2003/06/09)
踊り念仏 生まれ変わる己れを体験 (2003/06/10)
湘南海岸 鎌倉のはずれ、刑場跡へ (2003/06/11)
愛知・甚目寺 前年は凶作、布施も少なく (2003/06/12)
滋賀・長安寺 旅の厳しさ、超一の死 (2003/06/13)
京都・四条大橋 身動きできぬほどの賑わい (2003/06/16)
奈良・當麻寺 極楽夢見て姫が織った曼荼羅 (2003/06/17)
京都・石清水八幡宮 王城の裏鬼門へ (2003/06/18)
姫路・書写山円教寺 48歳、長旅の終わり近づく (2003/06/19)
神戸・真光寺 観音堂で51年の生涯閉じる (2003/06/20)
「一遍 旅に生きる 苦闘編」
プロローグ 風のように生きた姿追って (2003/03/03)
宝厳寺 一族没落の時に産声 (2003/03/04)
大宰府 父の修行仲間を訪ねて (2003/03/05)
善光寺(1)妻帯、愛人。刃傷沙汰も (2003/03/06)
善光寺(2) 日本人の“大きな仏壇” (2003/03/07)
窪寺 念仏三昧の3年間 (2003/03/10)
四天王寺(1) 衆生救済 決心し旅立つ (2003/03/11)
四天王寺(2) 日本の仏教史詰め込む (2003/03/12)
高野山(1)雑多な聖が集まる聖地 (2003/03/13)
高野山(2)「かるかや」 パズルの面白さ (2003/03/14)
十一 熊野(1)不安が現実…念仏札を拒否 (2003/03/17)
十二 熊野(2) 他力の深意を領解せり (2003/03/18)
十三 別府・鉄輪温泉 断食祈願“地獄”を鎮める (2003/03/19)
十四 因幡堂 訪問3度、縁起に“土”のにおい (2003/03/20)
09 2003.06.06 訃報
一遍研究家として著名な足助威男氏には平成15年6月5日急逝されました。
謹んでお悔やみ申し上げます。
同氏は長らく一遍会の理事を務められ現在は顧問としてご指導を受けて居りました。
6月6日関係者を中心に葬儀が執り行われました。
足助威男氏は大正9年(1920)東京に生まれ拓殖大学を卒業後中国に渡り農村生活に入る。戦後帰国して知人の薦めもあり愛媛県に居住する。 主な著作に『捨聖一遍さん』(角川書店)、『若き日の一遍』(緑地社)、『絵本一遍さん』 (緑地社),『狗奴国は伊予にあった』(青葉図書・一遍会双書第4集)『掌上仏』(拒o葉印刷所)などがある。2000年1月に愛媛出版文化賞を受賞した青山淳平著『人、それぞれの本懐ー生き方の作法』には「一遍を蘇らせた現代の一遍」として足助威男氏の「捨ててこそ」の人生を鮮明に描いている。ご冥福をお祈り申し上げます。南無阿弥陀仏。
08 2003.05.10 新会長小沼大八氏を紹介します。愛媛大学名誉教授で【哲学的人間学】が研究テーマ。現在放送大学客員教授・県文化財保護審議会委員・松山市文化財保護審議会委員長・松山仏教と医療を考える会代表世話人などなど実践面でも八面六臂の活動中です。一般向け著書に『いのちを生かす』『人間と文化の様相』『伊予のかくれキリシタン』などがあります。出身は秋田県。広島大学大学院博士課程修了し昭和44年愛媛大学教養学部助教授就任、昭和54年教授、平成14年退官。一遍会へは前会長故越智通敏氏の広島大学での後輩でもあり10数年前より例会で講話を担当、会員には馴染みある「先生」である。浄土宗少僧都でもある。趣味は園芸、囲碁の由。
07 2003.04.13 関西地区以外の方にも朗報です。産経新聞 「一遍・旅に生きる 苦闘篇」 その他の連載がインターネットで閲読できます。全く偶然ですが  で「一遍 産経」を検索中、「みてみて関西」→「一遍・旅に生きる 苦闘篇 一」→「アーカイブス」でコラム全編を引き出すことが出来ました。万々歳です。是非是非ご覧になって下さい。「みてみて関西」 http://www.osakanews.com/mite-mite-kansai/mitemite-kansai.htmいのりとほほえみ 女性と仏教」もお薦めいたします。
06 2003.03.29 関西地区の方に朗報です。産経新聞「一遍・旅に生きる」20回シリーズは3月中に終了しましたが、6月から「第2部」が始まるとのことです。読者の反響が大きいのだろうと思います。実は松山では残念ながらサンケイ夕刊を見ることができません。話題にもならないのが残念でなりません。
05 2003.03.15 春のお彼岸に入りました。永年一遍会の世話役を勤められました浦屋薫現顧問から寶厳寺に当時の「参加者芳名録」59冊が納められました。一遍会発足以来の参加者名簿です。1冊220名記載として延人員1万2000名になる貴重な記録であります。 「舞踏会の手帳」ならぬ昭和30年・40年代の会員の方で健脚の方は長い坂道を通って寶厳寺を訪ねられ、若き時代のお仲間のことを思い出されてはいかがでしょうか。
04 2003.03.15 3月15日午前中は雨でしたが、一遍生誕会が始まる午後1時にはすっかり晴れてくれました。参加者は70名を越えて盛況でした。今年は松山市観光協会奥村会長、道後商店会蜂須賀会長寶厳寺檀信徒総代の島崎さんはじめ多くの町おこしの関係者も出席されました。来春からは道後温泉祭りに「松壽丸湯浴み式」が共催できれば、一遍さんもお慶びだろうと考えています。
03 2003.03.04 愛媛新聞3月4日(火)22面の「四季録」で当会理事の今村厳さんの「一遍誕生会」が掲載されています。是非ご覧下さい。 一遍生誕会(3月例会欄参照してください)では国・重要文化財「一遍上人立像」が無料にて拝観できる年一回の機会でもあります。是非お出掛け下さい。
02 2003.03.03 産経新聞夕刊で3月3日(月)から「一遍・旅に生きる」が20回シリーズで開始しました。「癒やし。なんという優しい響きだろう。北朝鮮のミサイル発射や米国とイラクの緊張関係。国内では長期不況に大量失業。こんな世相だから、よけいにそう思えるのかもしれない。」から苦闘編「プロローグ」は始まります。ご期待下さい。尚一遍会も取材協力しました。
01 2003.03.01
上記の道後町の地図をクリップすると「The Dogo 道後道後温泉物語り」のHPがご覧いただけます。