| 1) ’99年9月のホームページ開設以来の「今月の疾患情報」のまとめへのリンクをコンテンツ欄にリンクしています。当院の月別の疾患情報を通して、耳鼻咽喉科外来の1年の様子が伺えると思います。ぜひご覧下さい。 2) ’02年9月より疾患情報を復活させています。(^。^) 以前のスタイルとはちょっと趣を変えて、ショートコラム風にその時々の当院の診察室風景をお伝えします。時には、松山のチョットした風物も紹介出来ればと思っています。 |
<松山市の週間天気予報> |
| 2月 | 1日 | 昨日、国内最大級の屋内スキー・スノ-ボード場東温市のアクロス重信が閉館の日を迎えました。ここで練習した選手がオリンピックに出場したりと、暖かい愛媛からウィンタースポーツが発信できていただけに残念です。ぜひ再開にこぎつけて欲しいものです。スポーツといえば今月5日には愛媛マラソンが開催されます。市民マラソンで海沿いを走るコースは少ないらしく県外からの参加者も多く、エントリーは受付とともに定員に達したとのことです。私の周囲にも、また患者様にも参加する方々がおられます。私は当然今年も診察中で、参加も応援も出来ませんが、今年も参加した人からの土産話を楽しみにしています。 今週後半にかけて全国的に寒波が襲います。北日本の豪雪は平成18年豪雪にせまる勢いとのことです。松山も朝の冷え込みは強いですが、日中風が穏やかな時には日差しが暖かく感じられる時間もあります。少しずつ花粉が観測されています。この寒波が過ぎれば、スギ花粉の飛散開始日までわずかです。花粉症の方は、マスクなどの予防グッズを用意する時節になりました。 |
| 3日 | 松山は前日の夜から断続的に雪が降り、今日はなんと25年振りの積雪です。私の記憶でも、朝の積雪で通勤の足が乱れたのは5年振り以上でしょうか。当院のスタッフも渋滞に巻き込まれて通勤が大変でした。当院を受診される方々も今朝は大変でした。朝一番の診察は閑散としていました。 インフルエンザが市内全域で流行しており学級閉鎖も広がっていますが、”大流行で学年閉鎖”のような大流行ではありません。インフルエンザの患者様に混じって、急に発熱の出る溶連菌咽頭炎、のどの痛みの強いアデノウイルス感染症、咳症状の強くなるマイコプラズマ感染症、微熱とともに全身倦怠感が強くなる感染性胃腸炎なども見られますので、免疫があるために軽い症状しか呈さないインフルエンザとの鑑別に注意しながら診察を進めています。 |
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![]() 愛媛県庁舎。ドームが白くなっています 一番町の官庁街。市内電車はいつもより混み合っていました ![]() 南堀端から市役所前 雪化粧の松山城天守閣 ![]() 当院の屋根も真っ白でした 当院診察室前の植栽です 3日、沖縄、伊豆諸島、奄美地方を除く全国で最低気温が氷点下の冬日となりました。全国で観測史上最低気温を更新した地点が38地点と、とにかく日本中が猛烈な寒波に見舞われました。松山はなんと25年振りの本格的な積雪でした。松山ではチェーンを付ける車はほとんどありません。朝は、徐行運転の車や、時にバイクや自転車の転倒で、そこかしこで大渋滞でした。 |
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| 4日 | 冷え込みが少し緩み、昨日の雪景色がうそのような松山です。 40℃を超える発熱のB型インフルエンザの大人の方が見られました。インフルの予防接種を受けているのに高熱でおかしいなと思ったところのB型です。B型は予防接種を受けていても発症しやすいです。やはり春に小流行がみられるかもしれません。 | |
| 1月 | 1日 | 明けましておめでとうございます。今年も当院を宜しくお願いいたします。復興に、経済問題に、日本は様々な課題を抱えていますが、新しい年は「3丁目の夕日」に照らされながら「坂の上の雲」を目指して頑張りたいものです。 昨年末に当院のホームページをリニューアルしました。昨年は国内のスマートフォンの販売シェアが50%になり、街中でも院内でもスマホをタップする姿が至る所で目につきました。そろそろ当ホームページもスマホに対応する必要があると感じていたところ、昨年11月に、ホームページ作成ソフト「ホームページ・ビルダー」の最新版がスマホに対応されたことをきっかけに、リニューアルした次第です。因みに当ホームページは全て私の手作りです。しばらくぶりにこのソフトを手に取ってみると、発売元がジャストシステムに変わっていました。ジャストシステムは一太郎でお馴染みですが、四国のIT企業のがんばりに思わずうれしくなりました。ソフト自体も、スタイルシートレイアウトという新たな仕組みが主流となっており、分厚いマニュアル本片手にどうにか完成しました。(ホームページのサーバー容量がオーバーしたため携帯サイトの画像は一部アップされていません。今週中には対応できる予定です) プロのウェブデザイナーのような訳にはいきませんが、以前のいかにも手作り風から、少しは今風になったと思います。今年も当ホームページも宜しくお願いします。 また今年は新たに、2月より当院敷地での花粉の自動測定も始まります。詳細は今後改めてご紹介いたしますが、リアルタイムに1時間毎の飛散が測定可能で、皆様もネット経由で同時にデータが確認できます。花粉も大量飛散した際には、急に症状が強くなります。自動測定のデータを基に、よりきめ細やかな治療や花粉症対策の助言ができるものと、私も今から期待しています。 |
| 3日 | 当院も明日から新年の診察です。今年の年末年始は、私の携帯にはほとんど診療問合せの連絡はありませんでした。とりあえずホッとしています。 昨年1年の感染症の流行を振り返ると、1月~3月にかけて、新型、A香港型、B型インフルエンザが混在してだらだらと流行しました。新型、B型は特にタミフル耐性が増えており、1回吸入で効果の持続するイナビルが有用でした。7月、9月には幼児で手足口病が過去最高に流行、秋には中予で乳幼児のRSウイルス感染症が流行しました。夏から秋にかけてはマイコプラズマがこちらも過去最高に流行し、 マイコプラズマの一般的な治療薬であるマクロライド耐性も目につきました。12月にA香港型が小流行し、1年が終わりました。耳鼻科関連では、メニエール病に対する水分摂取や中耳加圧療法が話題となりましたが、これらの有用性のエビデンス(統計学的有用性)は今後の課題です。 お正月が開けて大人も子供も集団生活が戻りますので、これから1~2月が感染症の流行期になります。風邪の予防には、1.体調不良時は睡眠を取ったりして免疫機能の低下を防ぎ、2.体を冷やし過ぎないで粘膜が弱くなるのを防ぎ、3.うがい、手洗いの励行、4.みかんなどでビタミンCを摂取する、などが大切です。これからの寒い時期、皆様が風邪にかからない、かかっても軽く終わることを念じています。 1月に入るとスギ花粉の飛散ももうすぐです。早ければ1月初旬に初観測となり、過敏は人は1月中から症状が出てきます。今年の花粉飛散の予測では、少ないものの例年並みに近く症状を発現するには十分量飛散するとされています。年明け早々より、私も花粉症対策のお手伝いが出来ればと思っています。 |
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| 9日 | 年末に松山市がインフルエンザの流行入りでした。全国的にみても松山は年末年始にインフルエンザが流行した地域となってしまいました。年始の救急病院は5~7時間待ちなど3年振りに混み合う救急外来だったようです。”年末年始は風邪は流行らない”との予想は今年は外れました。(;_;) 4日より当院も外来を始めましたがお正月に熱が出た方が多く、外来も混み合いました。お待ち頂いた患者様にはご迷惑をお掛けしました。忙しさにかまけて当コーナーの更新も遅れてしまいました。この連休の後、学童の3学期入りです。新学期とともに本格的な風邪のシーズン入りです。今シーズンのインフルエンザはほとんどがA香港型で、やはり基礎免疫を有する方が多く、総じて症状は軽めです。予防接種を受けても発症した、予防接種を受けずに軽く発症した、などなど、その人の症状の強さや基礎免疫の状態を類推しながら個々に抗ウイルス剤の適応を考えています。 インフルエンザの方が目立ちますが、その他にも普通のウイルスと思われる上気道炎、アデノウイルス、マイコプラズマ、溶連菌、嘔吐下痢症のノロウイルス、おたふくかぜのムンプスウイルスなどが散見されますので、個々の方の風邪で、体の中のどの部位で症状が強いのか、直接的な病原菌は何が疑われるのか、二次感染はきたしてないのか、受験生や仕事が忙しい方でこじれるとまずいのか、、など総合的に判断しながら、抗生物質が必要か否か、消炎剤はどのレベルのものを用いるべきか、など考えて処方をすすめています。 今シーズンのスギ花粉症については、11月や12月に明らかに季節外れにスギ花粉症を発症した方はおられませんでした。例年よりは11月前後の少量飛散は少なかったのかもしれません。今月に入りスギ花粉を感じた方を診察しましたが、やはりスギ花粉を感じる方は少ないようです。しかし、1月前半には初観測を迎えます。スギ花粉症に対するレーザー治療を希望される方も目立ちました。当院でのレーザー治療は、風邪をひいていない状態であれば予約なしで行っています。受診の際に受付にてご相談ください。(ただし当院の診療体制としては、仕事や学業の都合や県外など遠方からの受診などを除き、日曜日のレーザー治療は出来る限り控えて頂くようお願いしています) メニエール病、突発性難聴、ハント症候群、アレルギー性鼻炎のレーザー治療など。 |
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![]() チャーミングな女の子からプレゼントを頂きました。とても上手に折っています。青い体の部分には私の名前も書かれています。(^.^) |
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| 14日 | スギ花粉の飛散状況についてですが、今シーズンより愛媛県立中央病院での観測がなくなりましたので、当院では、松山大学に設置してある環境省花粉観測システム(はなこさん)や、当院近県で観測システムの充実している山口県医師会、2月1日より当院設置予定の花粉自動観測器(ポールンロボ)のデータなどからお伝えします。山口県のデータでは今シーズンのスギ花粉の初観測日は1月1日となっています。松山でも年明けから陽気の良い日もありましたので恐らく初観測日は迎えているものと思われます。今の時期はごく少量の飛散ですが、ごくかすかに花粉を感じる方が来院されはじめています。 | |
| 15日 | 学童の新学期が始まりましたが、急速なインフルエンザの流行拡大は見られません。また、やはり比較的症状の軽いケースがほとんどです。愛媛県感染症情報センターの年明けのデータでも、松山のインフルエンザは年末より発生は少なくなっています。基礎免疫を有する人が多いこともあり、これからの3学期、今しばらくはゆっくりとした流行になりそうな気がします。今日でセンター試験が終わりました。インフルエンザも軽症例が多いこともあり、試験前に受診された学生さん達はきっと普段の実力を出せたものと思います。 口唇粘液嚢胞、肉芽性鼓膜炎など。 |
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| 18日 | 花粉自動測定装置ポールンロボを設置しました。今月24日頃よりウェザーニュース社のWEBサイトで見られる予定です。 | |
| 22日 | インフルエンザが先週、愛媛県全域で注意報レベルの流行入りとなりました。ここ数日、当院でも幅広い年齢層でA香港型の感染を確認しています。今週から1~2週間が流行のピークとなり、学級閉鎖も広がるかもしれません。うがい、手洗いの励行、睡眠や栄養をとって免疫力の低下を防ぐなどを心掛けて下さい。 | |
| 25日 | 本日、愛媛県下全域でインフルエンザ警報が出されました。今日の夜は松山市内でも雪が舞いました。しばらくは冷え込みも続きます。今週後半から来週にかけて学級閉鎖の広がりや職場での流行が予想されます。 旧暦の1月7~9日に行われる椿まつりは、今年は1月29日~30日と例年より早くなっています。松山では椿まつりの頃に寒さが厳しく、スギ花粉の飛散が始まります。ことしのスギ花粉の飛散開始は椿さんの後になりそうですが、インフルエンザの流行はこの頃にピークを迎えるかもしれません。 | |
| 26日 | 日本海側で記録的な豪雪が続いています。全国的にもインフルエンザの流行が広がってきています。A香港型が流行の主流となるのは5年振りです。 24日より測定を開始した当院の花粉測定装置ポールンロボのデータでは25日、今日と花粉を観測しています。あくまでも花粉状粒子の測定ですので厳密な花粉測定ではありませんが、今日の午後は寒いものの昼から気温が上がり穏やかな天気だったこともあり午後5時に複数個の花粉を測定しています。今後、1月中にスギ花粉を感じる敏感な人の来院も増えてくると思われます。 |
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| 28日 | インフルエンザの方が目立ちますが、やはり基礎免疫や予防接種で症状の軽い方の割合が多いです。 扁桃周囲膿瘍も目立ちます。ご自身の免疫力が落ちて風邪に続発した方がほとんどです。膿瘍から穿刺排膿して、点滴を行うと次の日には劇的によくなることがほとんどですが、のどの奥の舌根扁桃や喉頭蓋に炎症が波及すれば呼吸困難をきたす可能性もあり大変危険になります。扁桃周囲膿瘍よりも軽い扁桃周囲炎であっても、そのあたりの可能性を常に念頭に置いて診察をすすめます。 自律神経失調が誘引となるメニエール病ですが、めまいを診療する立場から見れば発症しやすい季節に傾向が見られます。難病情報センターの報告では、疫学的特徴として 1、発症誘因: 精神的・肉体的疲労、ストレス、睡眠不足 2、発症季節: 季節集積性なし 3、発症時刻: 活動時間帯に多発、夜間・深夜の発症は少数 4、気象との関係: 寒冷前線、低気圧、気圧変動 となっています。当院でも、気圧変動が大きい6月~9月にかけて発症する例が目立ちます。また、近年のトピックスでは体の脱水も悪影響を及ぼす可能性もあるとの報告もあり、夏に発症しやすいとの疫学的特徴を支持します。しかし、冬に発症が多いとの報告もあります。当院でも、冷え込む今の時期に発症するケースも見られます。扁桃周囲膿瘍の発症には、普通感冒やインフルエンザの後の免疫力の低下が誘引となるように、メニエール病も冬に風邪にかかった後でなる方も見られます。 |
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| 30日 | 椿さんは日曜日の好天にも恵まれて多くの参拝客で賑わってます。 昨日、当院でB型インフルエンザのお子様を診察しました。全国的にも検出されるインフルエンザのタイプはほぼA香港型ですので。私もびっくりしました。B型はタイプが多様なため、予防接種の効果も少なく、過去に罹ったことによる免疫の効果も薄いため、症状はA型に比較して軽いものの、予防接種を受けていても”じわりと”罹ることが多いインフルエンザです。今シーズンのインフルエンザの流行は、ひょっとしたら1~2月にA香港型が流行し、春にB型が小流行するという新型が発生する前の流行パターンに似てくるかもしれません。そうなるとインフルエンザに罹りやすい小児では、昨年の1シーズンに3度罹るということなないにしても、2度罹るケースはあるかもしれません。 |
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![]() お正月飾りの子規記念博物館です。建物の左手には今月の俳句が大きく掲示されています。月替わりで掲示は変わりますので、道後公園を散策する市民にとっても楽しみです。ちなみに新年の俳句は「弘法は 何と書きしぞ 筆始」でした。 |
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![]() 道後温泉にある創業380年を誇る老舗旅館「ふなや」のロビーのお正月飾りです。「ふなや」は愛媛県における皇室御用達の施設でもあります。道後公園に隣接する敷地には名庭園があり、正面には子規記念博物館が見えます。松山は全国でも珍しく市街に隣接して温泉街がありますので、松山市民は気軽に温泉旅館やホテルを利用できます。ロビーのラウンジでお茶をすれば、それこそ気軽にお正月気分が味わえます。 |
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![]() 庭園には水量の豊かな渓流が流れています。渓流沿いに設けられた足湯は、宿泊客以外でも気軽に利用出来ます。また流れに沿って川床がしつらえてあり、夏にはここで会食も出来ます。ここ2~3年は少なくなっているようにも聞きましたが、以前、当院で夏の慰労会をこの川床で開いた際には、自然の蛍を見ることが出来ました。 |
院 長 山 口 幹 夫
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