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当院は、耳鼻咽喉科、気管食道科、アレルギー科を専門とし、地域医療に貢献します。

TEL. 089-973-8787

〒790-0045 愛媛県松山市余戸中1丁目2-1

’06年 今月の疾患情報

06年12月  2日:  ここ1週間ほど、小児ではノロウイルスによる感染性胃腸炎に伴う上気道炎も目立ってきました。徐々に徐々に冬の風邪のシーズンの気配が強まっています。
  頚部蜂窩織炎など。
 9日:  ここ3日ばかり本格的な冬を思わせる冷え込みでした。大人では温度変化にともなう気道の過敏症が目立ちました。先週に引き続き、小児では感染性胃腸炎に伴う上気道炎がやや目立ちますが、症状の強い「風邪」は目立ちません。
 今月に入り、ジェネリック医薬品(後発医薬品)を選択できる処方箋を発行するようになりました。私のジェネリック医薬品についての考えを「院長の徒然草」のページに載せています。ご参照下さい。  院長の徒然草のページへ 
11日:  感染性胃腸炎が、全国的にも愛媛県下でも流行しているようです。当院でも、上気道炎症状に消化器症状を合併する風邪の方がやや目立ちました。嘔吐下痢症や脱水症状の方は、症状に応じて適宜、消化器内科や小児科へ紹介しております。マイコプラズマ感染症は当院では下火の傾向ですが、小児の溶連菌感染症は増加傾向です。溶連菌咽頭炎も発症初期によく吐き気や嘔吐などの消化器症状を伴いますので、ウイルス性胃腸炎との鑑別診断に留意して診察を進めています。
15日:  冬の気配が深まるにつれ、冷え込みのせいで鼻水が止まりにくくなったり、普通感冒を繰り返す小児も増えてきました。特に、耳が弱い小児では、滲出性中耳炎の治りが悪いケースも目立ち始めました。また、風邪に伴った急性中耳炎の反応が強く、鼓膜切開を必要とするケースも増えています。ただし、例年に比べ鼓膜チューブを耳に挿入する例は少ないです。(^.^) 理由のひとつとして、今年1月に認可された小児用のペニシリン系抗生物質が著効する例が多いこともありそうです。このお薬は服用を続けると下痢気味になる小児も多いため、処方には注意を要する薬剤のひとつですが、小児中耳炎の起炎菌の中でも代表的な耐性肺炎球菌に有効なことが多いのです。病原起炎菌が何かを常に考えながらの診察が大事だと、実感しています。
20日:  今日の午後は院内の大掃除でした。気分はもう年末です。
 一昨日の朝は吐く息も白く、松山でもいよいよ冬到来です。普通感冒でも高熱が出るケースが増えてきました。小児では溶連菌感染症がやや多いようです。青壮年の世代では、秋より少なくなりましたが、マイコプラズマ感染症が見られます。
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 松山らしいクリスマスがありました!城山リフトにサンタさん登場、、でした。(^.^)
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25日:  クリスマス前後は暖かい日々でした。インフルエンザの検出はありませんでした。溶連菌咽頭炎がやや目立ち、マイコプラズマ、アデノウイルス、水痘、流行性耳下腺炎が散見程度でした。感染性胃腸炎に伴う上気道炎も下火のようです。
29日:  今日で、当院の年内の診療は終了しました。例年だと、鼓膜切開を行ったり、突発性難聴などの急性神経炎などで、経過を診る必要のある方を翌日や年末年始の間も診ることが多いのですが、今年は開院以来初めて、翌日に診察する予定の方がおられませんでした。今年はまだスキー場に雪が少なく関係者は気をもんでいるそうですが、暖冬の傾向で症状の強い方が少なかったのも理由のひとつだと思います。
 例年同様ですが、年末に診察を受けた皆様が、この年末年始に「こじれない」ことを祈りつつ、私も仕事納めを迎えたいと思います。
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. 今年もあとわずかです。勝山より望む、伊予灘に沈む夕日です。西に海が開ける松山は、やはり夕日の似合う街です。来年も良い年でありますように。
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06年11月  2日:  10月が温かかったせいもあり、今年の紅葉シーズンは遅いそうですが、11月に入り、平和通りや花園町の銀杏が少し色づいてきました。私の好きな季節がやってきました。引き続きマイコプラズマが発生しており悩ましいのですが、急に高熱が出るような普通感冒も少しずつ目立ってきました。
  頚部皮様嚢胞自壊、反回神経麻痺など。
 8日:  ここ2日、急に冷え込みました。私も久しぶりに長袖の白衣を身に着けました。小児を中心に、感染症による「かぜ」でなく、寒冷刺激によりかぜ症状を引き起こした方も目に付きました。
 当院の外装補修工事も終わりに近づきました。今日は院内の美装工事も行い、明日、診察室は少し塗料臭がするかもしれません。鼻や気管の気道の弱い方が集まる当院です。換気を十分に行い、刺激の無いように心がけたいと思います。
12日:  東京で小児のA型インフルエンザの報告がありました。また、愛媛県でもインフルエンザの便りが聞かれ始めました。例年、インフルエンザの流行は、1)クリスマス前後に流行に至らない発生がみられ 2)冬休み入りとともに一旦みられなくなり 3)お正月を越えて成人式前後から一気に集団発生する というパターンが多いですので、流行の時期はまだまだなのですが、季節の巡りも早いもので、そろそろ、急に高熱がでた方の診察では、インフルエンザも念頭に置かなければいけない時期になってきました。昨年の中予地方では、例年と違いA型の集団発生がほとんどなく、またスギ花粉の飛散も少なく比較的穏やかな1〜2月でしたが、さて、来年の1〜2月はどうなることでしょうか。
 インフルエンザを診察する立場から言えば、インフルエンザほど急に広く流行する病気はありませんので、流行の状況によっては、予防接種のワクチンが不足したり(当院では現在予防接種はお休みしていますので、ここ数年は関係ないのですが)、迅速診断キットが急に不足したり、治療薬のタミフルが急に流通しなくなったりと、ここ数年、毎年のように悩まされてきています。ついでに言えば、スギ花粉の大量飛散時にはアレルギー性鼻炎用の点鼻スプレーや点眼薬も急に流通しなくなったりします。そんなこんなで、これからの季節のことを考えると、少し気が重くなります。^_^; 
 また、A香港やAソ連、B型などの近年流行しているインフルエンザとはまったく別物ですが、高病原性鳥インフルエンザも大いに気がかりです。今年の4月にインドネシアのスマトラ島カロ地方で、初めてH5N1型鳥インフルエンザのヒトからヒトへの連鎖状感染の発生が疑われました。感染症の専門家の間では注目されています。この鳥インフルエンザがヒトへの感染力が強いタイプに変異して、全世界で数百万人が死亡するとの予測もある世界的な大流行(パンデミック)とならないことを祈っています。
15日:  そろそろ、来年のスギ花粉症の飛散予測が出始めました。一昨年が大量飛散、昨年が平年並みで、私は当初、来年が表年にあたると考えていましたが、今年それなりの飛散数であり、今年の夏の日照時間が少なかったこともあり、来年の飛散は少なく、むしろ裏年になるとの予想が多いようです。来年の2月は、スギ花粉の飛散が少なく、またインフルエンザが流行せず、おだやかな外来になって欲しいものです。
  真珠腫性中耳炎、顔面神経麻痺、顎下腺唾石など。
21日:  昨日、当院で今シーズン初めてA型インフルエンザを検出しました。愛媛県でもかなり早い検出でしたので、愛媛県医師会に報告を上げました。まだまだ流行する時期ではありませんが、これからの時期、急に高熱が出た場合にはインフルエンザも念頭において診察を進める必要がでてきました。
30日:   花園町の銀杏並木も鮮やかな黄色です。特に夜間は街灯のナトリウム灯のせいで金色に光り輝き本当に綺麗です。ある大手スーパーでは、レジの方が全員赤いクリスマスのキャップを被っていました。もう街はクリスマスムード一色ですね。当院でも、BGMにクリスマスソングを流し始めました。
 先日当院でインフルエンザを検出してびっくりしましたが、その後インフルエンザの流行の兆しは見られませんでした。ホッとしています。小児では溶連菌感染症がやや目立っています。
  顔面帯状疱疹など。
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 紅葉の松山城です。身近に秋を満喫できました。
 城山公園の丸の内の紅葉です。
.  遠くに伊予灘と輿居島が望めます。
06年10月  6日:  松山は地方祭を迎えました。9月に引き続き、症状の軽い普通感冒がい多いのですが、やはりマイコプラズマ感染症が例年よりかなり多く発生しています。
   マイコプラズマは気道の炎症が広がると典型例では「肺炎」となるのですが、発症初期は倦怠感や発熱、上気道の軽い炎症だけのことが多いため普通の風邪との区別が困難です。1、感染力が弱い 2、潜伏期が長い 3、インフルエンザや症状の強い夏風邪と異なり、病原菌の増殖力が弱く、気道表面より奥の間質という部分で炎症が広がるため、症状の立ち上がりが遅いことが多い 4、症状消退後も気道に炎症が残り、感染力が残る 5、細胞壁の無い小さな病原体なので、抗生物質はマイコプラズマの増殖を抑える作用となるので、徐々に効いてくる 6、マクロライド系抗生物質に抵抗力のある場合も多く、小児では使える抗生物質が限られてくる 6、確定診断に有用なマイコプラズマIgM抗体が発症後5日前後しないと陽性にならないため、発症初期の確定診断が困難である などの悩ましさがあります。風邪のひきはじめの方には、マイコプラズマ感染症の初期の可能性も視野に入れて診察を進めています。
 7日:  地方祭も佳境です。松山のけんか神輿は勇壮で、例年ながら全国ニュースでも紹介されていました。今年は土曜日だったこともあり、各地で例年以上の人出だったのではないでしょうか。当院は、平素通りの診察でしたが、神輿をかいて疲れ果てて?外耳炎や扁桃炎が誘発されたと思われる方もいて、診察しながらもお祭りを感じる日でした。
17日:   毎日秋晴れで、さわやかな日が続いています。当院は外壁塗装工事を行っています。期間中、ご迷惑をお掛けしております。診察は平常通り行っております
 やはり、マイコプラズマ以外は長引く風邪は特段流行っていませんが、普通の風邪でも上気道の反応が強くなるタイプも徐々にでており、小児では症状の強い急性中耳炎を風邪に続発する例も出始めました。
   亜急性甲状腺炎、外耳道腫瘤など。
26日:  引き続き普通感冒が多いですが、マイコプラズマも目立ちます。咳や発熱だけでなく、のどの痛みや声がれが主体となる例や、中耳炎を誘発する例もあり、診察する立場としてはなかなか気の抜けない病原菌です。国立感染症研究所のまとめた速報では、晩秋に入り流行がさらに広がってきているようで、今冬の風邪の診断には例年以上に注意が必要と思われます。
 イネ科、キク科を中心とした秋の花粉症の方の目立ちますが、9月下旬のように症状の強い方はおられません。
   耳下腺腫瘍、正中頚のう胞、TRT療法、ヘルペス性歯肉口内炎、流行性耳下腺炎、反復性耳下腺炎など。
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 たまには私の趣味の日本画の話題でも、、
 9日に休日を利用して、広島県立美術館で開催されていた「生誕120年 藤田嗣治(つぐはる)」展を鑑賞してきました。恐らく当時のフランスでは、今のイチローがアメリカで有名な以上に有名であったであろうエコールド・パリ時代、帰国して戦争画を描いた時代、戦後フランスに帰化した時代など、画業を通覧できる初めての美術展でした。東京、京都、広島と巡廻された展覧会の最終日にどうにか間に合いました。藤田の作品にはこれまでも愛媛県立美術館や東京近代美術館の常設展でも触れることはできたのですが、「乳白色の肌」を堪能してきました。
 展覧会もさることながら、ミュージアム・ショップで見かけたことがきっかけで読んだ本の「藤田嗣治「異邦人」の生涯」は読み応えがありました。著者は愛媛県出身の近藤史人氏で、本書で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞しています。波乱に満ちた藤田の生涯が余すことなく描かれています。特に、これまで私にとって疑問だった、藤田がなぜまたどのように戦後批判されたのかが良く解りました。おかげで今後よりいっそう藤田の画を見る際の楽しみが増しそうです。
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06年 9月 10日:  秋の気配です。症状の軽い普通感冒の方が多く、「抗生物質なしでがんばりましょう。ただし、治りが悪かったら、また来て下さい」という診察のパターンが多いです。しかし、7月頃よりは少なくなりましたが、マイコプラズマ感染症もちらほら見られてますので、咳の悪化する風邪には注意しています。
13日:  秋雨前線が停滞しています。朝の冷え込みや低気圧のせいと思われる、メニエール病の増悪例や気管支喘息発作例が目に付きました。喘息の中発作で夜間の増悪が心配な方で、呼吸器内科や小児科に紹介するケースも見られます。汗ばむ夏に悪化しやすい外耳炎は、この季節、重症例は少なくなりました。
28日:  ヨモギ、ブタクサを中心としたキク科の雑草の花粉症が増えてきました。
 運動会シーズン真っ盛りです。連日、目も覚めるような秋晴れで気候も落ち着いており、マイコプラズマ感染症を除き、症状の長引く感染症は少ないです。
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06年 8月  3日:  8月に入り、学童の「かぜ」は少なくなりましたが、マイコプラズマ感染症やアデノウイルス感染症などの症状の長引く疾患は残っていますので、その辺りを注意しながら診察を進めています。とはいっても、当院外来ものどかになってきました。例年ながら、救急医療体制の確認や院内設備の点検などを行う予定です。
 頚部リンパ節炎、レーザー手術など。
 8日:  猛暑です。病院の植栽のセミも大合唱です。暑い気候のため、外耳炎の方が目立ちます。耳せつで切開排膿が必要なケースや、鼓膜炎まで広がるケース、真菌症を併発するケースなど、症状の強いケースが多いようです。
 上気道炎は少なくなりました。おかげで、午後の診察は時間に余裕も出来てきましたので、スタッフ間での救急処置の研修や、ジェネリック医薬品への対応も滞りなく進めることができています。
11日:  梅雨明け後の晴天続きで、雑草が原因と思われる花粉症の方がやや目立ちました。この時期は、イネ科の雑草だけでなく、少しややこしいですが、イネ=水稲=お米の花粉症の方も少数ながら見られます。水稲の花粉は自家受粉といって、遠方には飛散しにくく、また花粉自体の抗体の検査が一般的ではありませんので、状況から判断しています。どちらにしても、治療方針は変わりません。
20日:   台風一過の後の猛暑が続いています。外耳炎がまだ目立ちます。夏バテやクーラーによる温度変化などが誘引で自律神経失調が誘発される、あるいは台風による低気圧が誘引とおもわれるメニエール病や低音障害型感音難聴がやや増えてきました。
28日:  プール熱などの症状の強い夏かぜはほとんどなくなりました。秋の一般的なウイルス性上気道炎が風邪の主流となってきました。また、イネ科の雑草を中心とした秋の花粉症の方がそろそろ増えてきました。今の時期から秋の花粉症の症状の出る小児は、9月の新学期の運動会の練習シーズンに合わせて症状が強くなるパターンが多いですので、注意が必要です。
  メニエール病、BPPV、マイコプラズマ肺炎、耳せつなど。
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 津島町の南レクオートキャンプ場から見た宇和海北灘湾の夕景です。真珠養殖 のいかだの先に、岬の灯台が輝き始めています。
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06年 7月  3日:  引き続きマイコプラズマ感染症が目立っています。感染力は弱いため、集団発生にはなりませんが、家族内や親しい友達の間で感染するパターンが多いようです。国立感染症研究所の報告では、報告を始めたここ8年間では最も発生が多く、その中でも愛媛県での発生は多いそうです。
 7日:  小児では、ヘルパンギーナ、プール熱(アデノウイルス感染症)が目立ち、流行性耳下腺炎、溶連菌咽頭炎、マイコプラズマ感染症が散見されます。大人では、マイコプラズマによる気管支炎が目立ちます。今週初めより、梅雨末期の大きな低気圧の変動もあり、メニエール病や鼻過敏症の増悪した方も目立ちました。
 鼓膜形成術、動静脈奇形による耳鳴症など。
13日:  当院でのマイコプラズマ感染症はやや下火です。蒸暑い気候になり、症状の強い外耳炎が目立ってきました。
   亜急性甲状腺炎、外耳道真菌症など。
18日:  夏休みも近くなり、小児の感染症はやや少なくなりました。アデノウイルスによるプール熱、ヘルパンギーナが見られますが、手足口病はほとんどみられません。溶連菌咽頭炎も少ないです。マイコプラズマ感染症が引き続きやや目立ちます。
 先週、当院でもB型インフルエンザが検出されました。現在、沖縄、北海道、東北方面で流行しているようです。現在の流行は春から全国的に流行ったB型ですが、昨年に引き続きなぜ夏に流行るのかの明確な答えはまだないようです。これまでの歴史では、新型インフルエンザの流行は夏からだったこともあり、夏の流行はなんだか落ち着きません。
23日:  土用の丑の日を向かえ、例年ながら「うなぎの骨がのどに刺さった」と訴える方が複数来院されました。うなぎの骨は細く短いので、扁桃腺の中に埋もれてしまうと見つけにくいのです。そのため鰻は異物の原因としては悩ましい部類の魚です。表面から骨は見えないがここが怪しい、というポイントを極細のピンセットで探り、魚骨を除去できた時には、患者さん、周りのスタッフとともに、思わずホッとします。
   先天性耳瘻孔急性増悪、真珠腫性中耳炎など。
26日:  今日、九州四国地方の梅雨明けが宣言されました。例年より長かった梅雨もようやく明けました。診察室の周りの木々でも、蝉時雨が急に始まりまり、診察室の中でいても、一気に夏本番の風情です。気候の上ではようやく夏本番といったところですが、学童の夏休みも本格化し、風邪の流行で言えば、一気に「秋」の風情です。のどの反応が強く、高熱の出やすい「夏かぜ」が急に少なくなり、鼻水、鼻づまりから始まる「普通感冒」が主体となるからです。当院外来がのどかな夏枯れを迎えるのも、もうすぐでしょう。(^.^)
 今日の夕刻、砥部の県総合運動公園陸上競技場で行われた愛媛FCの試合を、初めて観戦してきました。坊ちゃんスタジアムでのプロ野球の試合の際の、駐車場の混雑の記憶があり、駐車場の出入りに少し心配していましたが、思ったよりスムースな車の流れで、快適に観戦できました。試合前にはジャパハリネットのミニライブもあり少し得した気分でした。対戦相手は横浜FC。今もピッチを駆け巡る三浦カズを見ていると、がんばる元気をもらいました。
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06年 6月  1日:  診察室のワイヤレスCCDカメラを更新しました。モニターを2つ増設して、処置ベッドでも鼓膜のモニターが出来るようになりました。診察の時間が許す限り、出来るだけ鼓膜の所見を供覧して、病状をより的確に説明できればと思っています。また今月末には、レントゲンのデジタル処理システムを導入することになりました。その暁には、当院の診察室、待合室、検査室のモニターは総数で17台になります。モニターの数では、耳鼻科の中でもかなり多いほうかもしれません。
 8日:  道後公園の蛍を見てきました。武家屋敷側の内堀に、乱舞とまではいきませんが、50匹以上は光っていたでしょうか。市街地で蛍を愛でることができ、なんとも贅沢な気分でした。
 B型インフルエンザの発生は少なくなりました。クラスの友達が罹っていた、という程度の小発生がほとんどのようです。4月から続くマイコプラズマ感染症が引き続き目立っています。アデノウイルス感染症も引き続き多く、幼児ではヘルパンギーナがやや増えてきました。大人ではウイルス性の喉頭炎で声がれが強く、また長引く方も目立ちました。
11日:  今日は愛響のサマーコンサートで束の間のリフッレシュをしてきました。また松山も8日に梅雨入りし、あっという間に初夏の気配です。イネ科を中心とした雑草の花粉症は一服ですが、気圧や気温の変動で鼻過敏症やメニエール病が誘発される方が目立ちました。また、早くも夏バテで免疫力を落としたせいか、点滴を必要とする扁桃炎もやや多くなっています。
    壊死性リンパ節炎、耳介血腫など。
12日:  ワールドカップ 日本対オーストラリア戦を見ながら、この文書を書こうとしていました。ドーハの悲劇の時程ではありませんでしたが、終盤の逆転劇にしばし呆然です。しばらくキーボードを叩く手が止まりました。明日の待合室は、試合の録画を放映しようと思っていたのですが、、残念無念です。
 市内の小中学校では今週プール開きする学校が多いようです。当院でもプールを楽しみにしている子供たちばかりです。(中学生や高校生になるとその限りではありませんが、、) 例年のことながら、学校の夏の水泳には一日でも早く参加できるように願いつつ、小児の中耳炎や風邪の治療を行いたいと思っています。
 この7月に、例年になく多くの抗生物質のジェネリック医薬品(後発品)が発売される予定です。生活習慣病のお薬と異なり、抗生物質は、長年市場に出回ると徐々に耐性菌が出現して統計的には効果が減弱することが多いです。開発したメーカーの特許が切れる時期=ジェネッリク医薬品が発売になる時期には、効果が減弱することも多いので、私は抗生物質は極力新薬を処方してきたのですが、耐性菌の発現のまだ少ないニューセフェム系の抗生物質のジェネッリク医薬品については処方を始めようとも考えています。最近はジェネッリク医薬品メーカーの好感度の高いCMの放映が増えてきたせいか、当院でもジェネッリク医薬品を希望する患者様が増えてきました。ジェネッリク医薬品の信頼性を見極めたうえで、患者様の医療費の負担が少しでも軽減されるべく、処方を行いたいと思います。
25日:  ここ10日ほどはインフルエンザの検出はありません。アデノウイルス感染症、溶連菌咽頭炎、流行性耳下腺炎が散発しています。マイコプラズマ感染症がやはり例年同期よりかなり目立っています。全国的にもこの春から発生が多いようです。夏カゼによる咽喉頭の腫脹が強く、声がれが強くなり治りにくくなる例も目立ちます。
 梅雨本番で蒸暑く感じる気候になってきました。ダニやカビが増殖する季節です。ハウスダストアレルギーを有する方の中には、症状の強くなるケースも出てきました。
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06年 5月 10日:  ゴールデンウィーク後半の3連休は蒸暑い陽気となりました。このような陽気だと鼻の奥の炎症が軽減しますので、連休明けの診察では、冬の間長引いていた中耳炎がようやく治るお子様も目に付きました。(^.^) 
 B型インフルエンザがまだ発生しています。本当に少ないですが、A型の感染例も見られました。
 連休を明けても、ヒノキの少数飛散は続いているようです。行楽で山へ行き、症状のぶり返した方もありました。
 今年のゴールデンウィークは曜日の並びから近隣の医療機関の休診も多かったようで、例年になく当院を来院される方が多かったです。お待ち頂いた皆様にはご迷惑をお掛けしました。また、この月初めは診療報酬改定後の初めての診療報酬事務もしなければならず、さすがに私も少々バテ気味でした。漸く今日は少しばかり時間がありましたので、道後のセキ美術館の「小磯良平展」に立ち寄ってきました。小磯はフェルメール張りの光の表現が素晴らしい画家で、婦人画が有名ですが、今日は花のスケッチに驚かされました。卓越したデッサン力で、どの分野でも基礎的な力が大事だと、再認識しました。私も明後日には、日本耳鼻咽喉科学会総会に出席してきます。up to dateな知識も得てこようと思っていますが、基礎的な知識も再認識してこれればと思っています。
19日:  B型インフルエンザがまだ散発的に発生しています。小児では、ヘルパンギーナや手足口病などの急に高熱が出て口内炎が生じる「夏かぜ」も見られ始めました。
 ヒノキ花粉の飛散も終了したようです。これからイネ科を中心とする雑草に対する花粉症が増えてくると思われます。
20日:  小学生から高校生を中心に、B型インフルエンザの発生がやや増えているようです。学級閉鎖までの流行はないようですが、クラス内やサークル内などの小グループ内での集団発生もみられます。高校や小学校の中には、修学旅行中の発生もあったみたいです。引率の先生方や留守宅のご家族はさぞ心配されたと思います。当院でもインフルエンザの合併症で中耳炎が続発するようなケースもみられましたが、やはりA型よりは症状は軽く、嘔吐下痢などの消化器症状は軽いことが多く、発熱も長引かないことが多いようです。
21日:  今日、開院以来で4万人目の患者様をお迎えしました。今後も、一日一日「最善を尽くす」気持ちを忘れないでいたいと思います。
23日:  愛媛県の報告では、プール熱の発生がここ10年来で最大、昨年同期の約5倍とのことです。プール熱はアデノウイルス感染症の1種で、小児の夏かぜのひとつです。流行しないまでも夏以外でも1年中発生しますので、現在当院で目だって流行という状況ではありませんが、発生は多くなっています。典型例では高熱が5日近く続き、のどの痛みが強く、目の充血や下痢など多彩な症状を来たし、私は外来でよく「夏のインフルエンザ」と称しています。大人も感染することもあり、抗ウイルス剤のあるインフルエンザよりも、かかると”きつい”病気です。身近でプール熱にかかった方がでた場合には、目やになどの粘液を介して感染しやすいですので、家族間や集団内でのタオルの共有は避けるなどの心配りを行って見てください。
25日:  ここ1週間で花粉症症状の強くなる方が目立ちました。イネ科花粉の中でも代表的なカモガヤ花粉症と思われます。
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06年 4月  2日:  桜が満開です。新年度となり4月から診療報酬の規則が改正となりました。制度改正時になにかとトラブルもある医事会計用のコンピューターですが、無事動いておりホッとしています。今回の当院での大きな変化は、診療項目別の領収書を発行するようになったことです。前年度までの制度では、同じように受診しても、月初めや再診回数により料金が違うことの多い制度でしたが、制度改正でそのあたりがすっきりして、当院でも安心して領収書が出せるようになりました。
 先週前半に、ヒノキ花粉が大量に飛散しました。スギ花粉のピーク時よりも飛散数が多く、それこそビックリするような飛散数でした。長年のスギ花粉症の方の中には、急に症状が強くなり”ヒノキ花粉症デビュー”の方も目立ちました。
 インフルエンザの流行はほぼ終息しましたが、まだちらほらとA型、B型が検出されます。「どこで感染したんでしょうね」といいながら診察をすすめています。
  化膿性耳下腺炎、好酸球性中耳炎など。
10日:    インフルエンザはほぼ終息、アデノウイルス感染症も少なくなり、発熱が長引く風邪は少なくなりました。冬の名残で上咽頭の粘膜が弱った方が多いせいか、軽い風邪でも水疱性鼓膜炎化して「内耳炎による感音難聴を併発する急性中耳炎」がやや目立ちます。
20日:  新学期で学童が集団生活に戻り、軽い風邪にかかる小児も出始めました。また、ここ1週間、一日の温度差が大きく低気圧が波状で襲ってきたせいか、鼻や気管支の過敏症状で鼻水や咳の出やすい人が目立ちました。その中には、急性副鼻腔炎を続発する方や、マイコプラズマ感染症で咳の長引いた方も多かったようです。インフルエンザはほぼ終息ですが、当院ではB型の方が1名おられました。完全に流行が終了ではないようです。 ヒノキ花粉症を合併してスギ花粉症の症状が続く方も目立ちます。
30日:  ゴールデンウィーク入りして風邪に罹る方は少なくなりました。しかし、のどの痛みが強い夏かぜのパターンの風邪にかかる方がやや目だってきました。少ないながらB型インフルエンザの散発的な発生もまだみられています。中には学校のクラスやクラブ内での小流行もあるようです。昨年なら今の時期もだらだら発生していたA型はみられません。
 スギ花粉の飛散が20日頃に終了、ヒノキ花粉の飛散は続いています。イネ科花粉症の症状が強く出る方も出てきました。
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06年 3月  3日:  1日の雨は花粉症の方にとっては「恵みの雨」になったようです。症状が軽減した方が目立ちました。恐らくこの後の温かく風の強い日に今年の最大飛散がやってきそうです。
 インフルエンザは少なくなりましたが、まだかかる方も見られます。インフルエンザ、アデノウイルス、マイコプラズマ、花粉症による微熱や咳などに注意して鑑別診断をすすめています。
 8日:  今日は雨上がりに暖かくなっており、西日本を中心に全国的にスギ花粉の大量飛散が予想されています。このページを更新している午後3時現在では、当院の周辺ではほとんど風がありませんので極端な大量飛散はないと思いますが、午前の診察でも幼稚園や保育園で今日「お別れ遠足」がある施設もあるようですし、子供たちの花粉症の増悪がが少し心配です。
15日:  スギ花粉の飛散はピークを過ぎたようですが、あと1週間ほどはある程度の量の持続的な飛散が続くと思われます。
 当院ではインフルエンザはほとんど検出されなくなりました。(^.^) しかし、松山市内の学校の一部では、B型の集団発生もみられるようですので、倦怠感や咳を伴って急に発熱する場合は、まだまだインフルエンザへの感染の可能性もあります。
17日:  春です。高知では15日、全国トップで桜が開花したそうです。昨年より16日早く、平年より8日早いとのこと。高知気象台が統計を取り始めた1954年以降では、90年の3月14日に次ぐ過去2番目の早さだそうです。松山もソメイヨシノの開花予想が22日と2日早まったそうで、開花ももうすぐです。当院の診察室のモニターでも桜の映像を流し始めました。スギ花粉のシーズンもあとわずかですね。
 流行ではありませんが、当院でもB型インフルエンザが出てきました。
27日:  B型インフルエンザの発生は少なく、学童の春休み入りとともに、風邪の流行はなくなってきています。新たに風邪をひいた小児では、風邪自体は軽いのですが、冬の名残で副鼻腔に炎症を残している例も目立ちます。そのような場合は、副鼻腔や上咽頭への二次感染の治療も同時に行なっています。
 松山の桜の開花は24日となったそうです。ちなみに松山のソメイヨシノの標本木は道後公園にあるそうです。桜は開花しましたが、スギ花粉の飛散がまだ持続的に続いており、症状が軽減しない方も見られます。また、この週末にヒノキの大量飛散がありましたので、スギ+ヒノキ花粉症の方で症状が増悪した方も見られました。
 アスピリン不耐症、ウイルス性耳下腺炎、B型インフルエンザ、マイコプラズマ感染症、顎下腺腺内唾石など。
06年 2月  6日:  当院でもいA型インフルエンザに2回罹る方がみられ始めました。流行のパターンからは、恐らく初回がA香港型で2回目がAソ連型だと思われます。寒波が続くせいか、スギ花粉の本格的な飛散はまだのようです。
  鼻茸摘出術、咽頭異物など。
14日:  スギ花粉がこの連休に初めてある程度まとまって飛散したようです。今シーズン初めて花粉症の症状が出た方もおられました。
    春寒き 手を握りたる 別哉   子規
20日:  スギ花粉の飛散が連続的になっています。今日の雨の後、今年1回目の大量飛散もありそうです。インフルエンザの流行は下火になっています。
23日:  21日、22日と連日でスギ花粉が大量に飛散しました。今週がスギ花粉症シーズンの1回目のピークになりそうです。症状の強い方も目立ってきました。昨シーズン花粉が大量飛散したこともあり、今シーズンに初めて発症する方も目立ちます。スギ花粉症の方は、マスクの着用や行楽で山間部を訪ねるのは控える、など花粉症の予防策をとって下さい。
27日:   その後も花粉の大量飛散が続いています。朝、車のフロントガラスが花粉でうっすら黄色くなっていました。目やまぶたの腫れ、顔面の皮膚の腫れ、のどの痛みやかゆみ、咳、熱感など、症状が広く強く出る方も目立ちました。
06年 1月  3日:  あけましておめでとうございます。本年も当院、当ホームページを宜しくお願いいたします。
 明日より、当院の仕事始めです。実は元旦に軽い嘔吐下痢症にかかってしまいました。幸い、消化器症状と微熱、倦怠感が24時間程度で収まりましたが、さんざんな年始でした。仕事柄様々な病原菌に暴露されて免疫が豊富についているせいか、インフルエンザも含めなかなか風邪をひかないのがとりえでしたが、年始の倦怠感には参りました。まあ、おかげで仕事始めが「絶好調」になりそうです。(^.^) (ついでに触れると、私の職業病は冬期の声がれです。乾燥期に長時間しゃべり続けている訳ですので、、) 年末年始は例年、休み中は風邪は流行らないのですが、これも例年ですが、休み前に体調の悪かった方の経過が気になっています。年末の治療方針は最善だったのか?休診中の時間外に充分に対応できたのか?これでよかったのか自省しながらの仕事始めの診察となります。
 6日:  当院に報告が入った限りでは、これまでにお正月休みに病状が大きくこじれた方はいなかった模様です。私も一安心です。
 迅速検査でA型インフルエンザ陽性の大人の方が2名でした。周りの複数の医療機関でも、年始からインフルエンザの報告が出始めています。これだけ寒波が続いていますので、ひょっとしたら来週の学童の冬休み明け直後から、学級閉鎖が出始めるかもしれません。松山のスギ花粉の初飛散はまだのようですが、こちらもこの寒波明けには初観測されるかもしれません。あれよあれよと、お正月気分が吹き飛びそうです。
 9日:  今日は祝日前の日曜診療でした。A型インフルエンザの方がかなり目立ってきました。まだ学童の冬休み中ですので、さすがに集団発生はありませんが、家族内発生の方もおられました。やはり例年より、流行の立ち上がりが早そうですし、勢いもあります。このままでは、すぐに学校での集団発生も見られるかもしれません。現在はどうにか抗ウイルス剤タミフルの供給もありますが、一気に全国で流行が広がったらどうなるのでしょうか?少しヒヤヒヤしながらのシーズン入りです。
11日:  昨日、今日と、スギ花粉を感じる方が、少ないですが来院されました。寒波のゆるみでスギ花粉の初観測日だったのでしょうか?この時期感じるのはかなり敏感なのだと思います。いろいろな施設でスギ花粉の今シーズンの飛散予報が出始めていますが、「昨年よりはかなり少ないものの、例年と比して極端に少ないわけではない」ようです。毎年花粉症で苦しめられる方は、やはりそれなりに発症するシーズンになりそうです。
 医療情報開示の流れが加速しています。当院でも、新たに主な医療設備の一覧を当ホームページにも掲載しました。診療案内のページをご覧下さい。
13日:  寒波も一服で、インフルエンザの急激な流行はまだのようです。スギ花粉症のレーザー治療を希望する方が目立ちました。
  口唇粘液嚢胞摘出術、アレルギー性鼻炎のレーザー治療など。
17日:  県立中央病院検査部のデータでは12日がスギ花粉の初観測日だったそうです。インフルエンザの学校での集団発生はまだのようですが、家族内感染は目立ってきました。予防接種を受けても発症する方も多く見られます。
20日:  今週に入り、東予南予の学校で集団風邪による学年閉鎖があったそうです。松山で学級閉鎖があったとの報告はまだ受けていませんが、A型インフルエンザの流行が本格化してきました。
 スギ花粉が飛散開始となりました。例年よりやや早いようです。
22日:  17日にクラバモックスという小児用の新しいお薬が日本で発売になりました。小児用抗生物質の新薬は久々です。専門的にはβーラクタマーゼ阻害剤配合ペニシリン系抗生物質よばれ、これまでに出ていたお薬の配合比率を最適化して抗菌力を高めています。小児の中耳炎の難治化の原因のひとつである耐性肺炎球菌への効果が期待されています。肺炎球菌への感染が確認されているお子様に何例か処方してみましたが、これまでの感触では効果は高そうです。難治性中耳炎の治療の切り札のひとつになればと思っています。
26日:  インフルエンザですが、「予防接種を受けて軽く罹る」方が目立ちます。先週の流行状況では、今週は近隣の学校で学級閉鎖が広がると予想していたのですが、思いのほか落ち着いています。(^.^) 年が明けて当院ではマイコプラズマは目立ちませんが、アデノウイルスや溶連菌は見られます。これらもインフルエンザ同様急に発熱しますので、鑑別に注意しながら診察しています。スギ花粉もその後連続的な飛散はないようで、外来はそれなりに落ち着いています。
 愛媛では梅の開花の便りもちらほら聞かれるようになりました。来週末は松山に春を告げる椿神社(伊豫豆比古命神社)の椿さんも始まります。スギ花粉の飛散は、梅の開花とともに始まり、桜ととともに終わると言われます。松山では、椿さんの頃に、スギ花粉の飛散が本格化し、インフルエンザも流行します。当院もこれから最も忙しい季節を迎えます。私は、毎年インフルエンザの予防接種を行っている+仕事柄基礎免疫がある?せいか、今年もインフルエンザにはかからずにいます。私も体調に気をつけて診察を行いたいと思っています。
29日:  愛媛県感染症情報センターからの27日の報告では、前週松山地区でもインフルエンザの発生が急激に増えたことから、流行の警報発令となりました。ウイルス型はこれまでの散発例ではA香港型が検出されていたそうですが、集団かぜからはAソ連型も検出、迅速診断ではB型の検出もあるそうです。当院ではまだB型は検出されていませんが、このまま流行が続くと、運の悪い?人では、今冬インフルエンザに2回、3回かかるケースもでそうです。
 先天性耳瘻孔急性増悪、耳介血腫など
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 3日、陽気に誘われて松山総合公園に散策に行きました。公園入り口から見た、松山城と、冠雪した堂ヶ森などの石鎚連山です。松山城は昭和44年以来の修復事業中で、天守閣は幌で覆われています。この幌がとれた暁には「坂の上の雲」の大河ドラマ放映や記念館竣工で、松山にも新しい風が吹いていることでしょう。街の中心にどっしりと城が構えている、、わが町松山は落ち着いた町です。

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山口耳鼻咽喉科
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