はじめに
目    次
第一部 ドキュメント罹災一ヵ月
第一章 人生で一番長い日   地震・雷・火事・オヤジ
運命の午前五時四十六分 一月  十七日
犬は東に逃げたが−−−− 十八日
着の身着の儘の疎開旅 十九日
第二章 ホテル住まいの危機対応  いつもあなたのそばにある
只今情報大混乱 二十日
一階隙間二十糎−−−もしも一階に寝ていたら 二十一日
泣きっ面に雨 二十二日
もう君(本社)には頼らない  二十三日
工務店の加勢で家財整理進む 二十四日
大阪ミナミに疎開先確保 二十五日
震災の汗を道後の温泉で洗へ 二十六日
故郷の人情は有難きかな 二十七日
片付け・片付け・片付け@ 二十八日
片付け・片付け・片付けA 二十九日
第三章 夫婦分業復旧作業  一難去ってまた一難
一月度支店業績はまずまず 三十日
解体取り出しで二十年分の日記帳発見 三十一日
逆境なればこそ真の実力が発揮できる 二月 一日
イフ(もしも)阪神大震災がなければ 二日
がんばろや 神戸っ子 三日
第四章 ストレス克服  あるがままに生きる
ファミリー集合   四日
体調不調 機関車は止れない 五日
松山からピストン出勤 六日
鱒すしとロブスター 七日
さくらめーるの近況報告 八日
取引先に信用不安の噂  九日
無一物中無尽蔵 十日
第五章 混沌からの飛翔   がんばろや WE LOVE KOBE
地震・雷・火事・ローン 十一日
過去帳 発掘 十二日
地図と現地は違うものだ 十三日
区役所で罹災に関する手続き開始 十四日
都市銀行は被災者の味方か? 十五日
阪神間ドーナツ・ゾーンは売上順調 十六日
やっと大震災一ヵ月目−−−「ご苦労さま」 十七日
第二部 復興への足取り
第六章 早春賦   春は名のみの 風の寒さや
花嫁姿に母の面影 18日
「新春顔見世」夢口 20日
念ずればこそ宝物発掘 23日
痩せ我慢は男の美学なり 27日
ウエルスタート ハーフ ダン 3月 1日
確定申告にも「地獄に仏」 6日
自宅解体−−−−−「神戸の時代」の終焉 10日
わがものと思えど重し罹災家具 17日
期末の「詰め」は、「次の一手」 22日
売上足りて銭足りず 24日
「サシスセソ」症候群 29日
第七章 森南町区画整理    誰が為に町はある
巧遅より拙速の日々を重ねて
事実より真実の報道を求めて
「まちづくり協議会」始動
整地から土地活用へ
武家の商法はローリスク・ローリターン
最後の一線、なかなか決まらず
森南町の跡地の行く末は−−−−−
第八章 疎開先の新生活   住めば都−−−井の中の蛙ミナミを知らず
天王寺区小橋町ライオンズマンション
マンション生活一年生
ストレス−−−被害者意識を越えて
すべてを洗い流そう
妻との「ちょっといい旅・ハイク」
臨危不変
「脳内革命」−−−−夜散歩と瞑想
鶴橋と上本町−−−山の手と下町の雑居
おわりに   天災は 忘れなくても やってくる
「臨危不変」であれ。
生きて、生かされて
一月一日(月)晴
一月十五日(水)晴