臨 済 宗 大 本 山 妙 心 寺 |
宗 派 | 臨済宗 (禅宗) 妙心寺派 | |
宗 旨 | お釈迦さまの正法を相承れた初祖達磨大師、宗祖臨済禅師、さらに開山無相大師におよぶ一流の禅を宗旨としまず。 | |
大本山 | 正法山 妙心寺(京都花園)。 | |
建武四年(一三三七)花園法皇の勅願によって創建、開山無相大師の法流は全国末寺に広がっています。 | ||
本 尊 | 釈迦牟尼世尊をひとしく大恩教主と仰いで尊崇し、因縁により釈迦如来、観世音菩薩等をまつります。 | |
経 典 | 主に『般若心経』、『大悲呪』、『観音経』、『坐禅和讃』、『宗門安心章』等を誦みます。 | |
教 義 | 自身仏であることを固く信じて坐禅にはげみ、本当の自分にめざめどんな苦難にもくじけず、 | |
常に脚下を照顧めてくらしを正し、生かされている自分を感謝しつつ、世のため人のためにつくします。 | ||
宗 風 | 宗門は僧俗ともに、禅の安心を喜ぶ同信であり、開山無相大師の「請うその本をつとめよ」 | |
・開基花園法皇の「報恩謝徳」の御旨を体し実践する同行の教団であります。 | ||
信者は花園会員として和やかに力を合せ、社会を「心の花園」にと念じて正法をひるめるようつとめます。 |
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@ 【布施】ふせ…物でも心でも喜んで与え合っています |
(梵語d naの訳。檀那は音訳) 人に物を施しめぐむこと。 僧に施し与える金銭または品物。「お―を包む」 |
A 【持戒】じかい(チ)…心にブレーキを持って、規律をしっかり守り合っています |
〔仏〕戒をかたく守ること。 破戒 |
B 【忍辱】にんにく…悲しみや苦しみに耐えて、明るく生きています |
〔仏〕六波羅蜜ロクハラミツの一。もろもろの侮辱・迫害を忍受して恨まないこと。 |
C 【精進】しょうじん(シヤウ)(古くはソウジ・ショウジ・ソウジンとも) |
…二度とない人生を大切にして、何事にも怠ることなく励んでいます |
〔仏〕ひたすら仏道修行に励むこと。正法眼蔵礼拝得髄「寸陰をすごさず―弁道すべし」 心身を浄め行いを慎むこと。 |
平家物語2「俄に―はじめつつ厳島へぞ参られける」 肉食せず、菜食すること。 |
一所懸命に努力すること。日葡辞書「ユミャウ(勇猛)シャウジンノココロ」。「日夜―する」 |
D 【禅定】ぜんじょう( ヂヤウ)…どんなときにも深く考えて、心を整えています |
〔仏〕(「禅」は梵語 dhy na の音写、「定」はその漢訳) 心を静めて一つの対象に集中する宗教的な瞑想。また、その心の状態。 |
「―に入る」 禅。 修験道で、富士山・白山・立山などの霊山に登って修行すること。 |
(霊山山頂での修行から) 霊山の頂上。 |
E 【知恵・智慧】ちえ( エ)…仏さまの教えを道しるべに、正しい判断や正しい決断をしています |
物事の理を悟り、適切に処理する能力。「―を働かせる」「―がつく」 〔仏〕(梵語 praj 般若。ふつう「智慧」と書く) 真理を明らかにし、悟りを開く働き。 |
宗教的叡知。六波羅蜜の第6。また、「慈悲」と対にして用いる。 |
〔哲〕(sophiaギリシア・wisdomイギリス) 四つの枢要徳の一。 |
古代ギリシア以来さまざまな意味を与えられているが、今日では一般に、人生の指針となるような、人格と深く結びついている哲学的知識をいう。 |
庫裏の玄関に デデデーン と鎮座まします「お狸さん」 | ||
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東京の狸愛好家 宮沢光顕 著 「狸の話」より |
狸が晴雨にかかわらず、いつも笠をかぶっているのは用心深さを表す。 |
ふぐりのでかいのは大金持ちで、みみっちく隠そうともしない。 |
みそか払いの通帳は借用を証明し、徳利は世の中が徳だけでなく、利も大切であることを教え、太鼓腹は腹に−物もなく善良そのもの。 |
尻尾がふさふさ広がっているのは将来の大成を約まする。 |
よって、天下の商人たらんものは、これを飾って範とすべきであろう。 |
禅宗の法話 | 雪を擔って | お彼岸と六波羅蜜 | 無可無不可 | 一期一会 | 般若 | 六道 | 遠きに行くに・・ | 仏教の真の祈りは・・ | 喝 |
出典 「法光」 臨済会 / 「禅語事典」 天龍寺師家 平田精耕 PHP |
臨済宗 (りんざい‐しゅう) |
禅宗の一派。唐の臨済を祖とする。 |
わが国では鎌倉時代に栄西が伝えたのに始まり、室町幕府は京都・鎌倉に五山を定めて保護した。 |
公案によって弟子を教化する看話禅の立場をとる。 |
現在一五派に分れる。 |
妙心寺 (みょうしん‐じ メウ‥) |
京都市右京区にある臨済宗妙心寺派の大本山。山号は正法山。 |
一三三七年(延元二)花園上皇が離宮を伽藍として創建。開山は関山慧玄(カンザンエゲン)。 |
一六世紀に豊臣秀吉らの援護により再興。臨済宗最大の伽藍。 |
本坊・塔頭(タツチユウ)をあわせて書蹟・絵画・工芸品など優品多数を蔵し、伽藍・庭園の遺構も重要。 |
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景徳禅寺 月例行事 | ||
日曜座禅会 | 毎週日曜 午前7時より8時まで | |
茶道教室 | 毎週水曜 午後5時より9時まで | 教授 石州流 秀芳庵 伊藤 宗徹 |
華道 | 毎週土曜午後1時より | 教授 池房会 玉峰園 伊藤 春翠 |
明暗尺八吸禅会 | 毎月第四土曜 午後6時より | 導主 明暗教会松山支部 |
書道教室 | 第一・第三木曜 午後8時より9時まで | 教授 愛媛県美術館審査員 毎日書道展審査会員 松下 琴舟 |
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