ワインなお話

ツッチ−より一言

私がホームページを開設するにあたり、仲間より、是非ワインの事を載せて欲しいとのご意見を頂き、

私のワインの師匠、伊藤茂さんにお願い致しましたところ、快く引き受けて下さいました。

このページはあくまでも、私のワイン仲間、初心者グループの為のものです。

たまたまこのページをご覧になった「ワイン通」の方、さぞご異論がおありかと思われますが、

何分にも、初心者の集まりでの他愛も無い会話です、どうか笑ってお聞き流しくださいませ。

思えば、レストランでドイツの白ワインしか口に合わずオロオロしてたのが、つい昨日の事のようです。

師匠のご指導(陰謀?)でやっと赤ワインも飲めるようになりました。

楽しい仲間も増え、毎月ワイン会を楽しむ事が出来るようになり、日々の励みとなっております。

毎月集まってくださる、ワイン好きの皆様、お一人々々に感謝を込めて・・・

因みに、「ツッチ−」の愛称?は「直子のきままなおしゃべり」の直子さんの旦那様、

私の鬼先輩につられた有り難い?あだ名です。他に「コケコッコ−」など色々あります。

             意味はご想像にお任せします。                   

                          ツッチ−

               Vol.4

「ソムリエ」という呼称について世の中のほとんどの人は間違った認識をしている。あくまで、

職種」であって「資格」ではない。認定試験なるものは確かに存在するが、レストランで

ヴィバレッジ(飲料)サービスを専門で行う人は全員ソムリエである。主に、ワインが中心で

あるが、ワインのみをサービスするわけではない。「ワイン鑑定士」などとは間違っても思わない

で欲しい。ワインの「過去・現在・未来」を的確に判断し、適切なサービスを行い、楽しい

時間を演出するのが仕事であり、お客様に知識を披露したり、ワインの銘柄を当てるのが

仕事ではない。来店していただいたお客様に「ワイングラスをかたむけてるこの時間は幸せ」

と思っていただけるサービスを行うのがソムリエの仕事である。

ソムリエにとってワインは「ラベル」でも「味」でも「値段」でもなく大切なのはお客様が「この

ワインに出会えてよかった」と思ってもらえること。

ワインは「ブランド」ではない。誰もが知っている有名なワインなら、自分で買って家で飲め

ばよい。そのほうがずっと安く飲める。レストランのイメージも大切だが、サイフのダメージの

ほうがもっと大切。お客様の知らない、値ごろ感があり、おいしいワインを提供するのが、

ソムリエの仕事。

                 次回つづく

                               2005.7.29  伊藤