これまでに校正した英語論文
１ Gastric Rupture…麻酔科
２ Perivalvular dehiscence…循環器科
最先端の医療情報を常にキャッチしなければならない医師にとって、英語での情報収集は必要不可欠となっています。医学論文の学術誌への投稿は、英語で書くことが基本であり、アカデミックなキャリア形成のためには、総合的なアプローチをとることも大切です。
総合的なアプローチとは、国際学会に参加し、知り合いを作り、同僚の話を聞き、発表をし、会話を交えることです。このような活動を通して、個人的なネットワークを広げることが非常に重要になります。そのためには、英語を「読む」だけでなく、「話す、聴く、書く」といった総合的な語学力が求められます。
本講座は、医学関連の英文を素早く正確に理解し、要約したり、基礎的な医学用語を説明したり、 患者とのコミュニケーションを行うことができる総合的な英語力を身につけるための基礎講座です。
「看護師に求められる英語力養成基礎講座」も同時開講しています。
本講座は 医療現場で実際に使える英語運用能力を身につけたいと考えている医師や看護師のための講座です。また、2008年より実施されている「日本医学英語検定試験(医英検)3級及び4級」にも対応しており、検定試験で求められている内容は次のとおりです。
３級：英語で医療に従事できるレベル。リスニング有り。
４級：基礎的な医学英語運用能力を有するレベル(医科大学・医療系大学卒業程度)
なお、試験問題は、「語彙、症例問題を含む英文読解、会話読解、プラクティカル問題、リスニング問題」で構成されています。
ウインランゲージサービスが提供する医学講座のもう一つの特徴は、レッスンで使う教材にあります。基礎講座で使用するテキストに加えて、ネット上で配信されているPodcastingやYouTubeのビデオ・オーディオソースを活用してリスニングや読解の応用教材を作成しているので、海外の医療機関や大学の医学部が提供している最新かつ最高レベルの医学情報を身につけることができます。
応用教材の内容は、医師と患者による実際の診療場面・大学教授へのインタビュー・医学学会でのプレゼンテーションなど多岐に渡っており、継続的に総合的な医学英語力を学べます。
医学英語基礎講座の進め方とテキスト・教材の内容はここで紹介しております。
難解な医学用語を、ラテン語やギリシャ語の語源から分析し、接頭辞、語幹、接尾辞などのルールを学ぶことによって、構成要素から未知の単語の意味を推測できる力を養う。
例：arterio-(動脈)、sclero-(硬化)、-sis(症)、cardio-(心臓)、myo-(筋)、-pathy(症)
基本的な病名や人体に関する医学用語を英語で説明できる力を養う。
例
allergy, gastritis, pharyngitis, adenoma, neuralgia, epilepsy, bladder, esophagus, cranium, surgical pathology
医学用語が使用されている場面や文脈の英文を読み、実際にどのように使われているかを理解し、その用法を学ぶ。さらに発展的学習として、英文を再生できる英語力を養う。
テキストより一部抜粋
The human digestive system is a complex series of organs and glands that process food. In order to use the food we eat, our body has to break the food down into smaller molecules that it can process; it also has to excrete waste.
Most of the digestive organs (like the stomach and intestines) are tube-like and contain the food as it makes its way through the body.
医師と患者との診療場面を視聴し、診断・検査・説明・治療・カウンセリング方法を理解し、シミュレーションをとおして定着をはかる。
診療場面例(ビデオ)