LLI 井上語学研究所同時通訳レッスン体験記

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  2000年夏から半年間、松山市のLLI 井上語学研究所で同時通訳養成講座を受けました。私個人の自己研修法などを含めて授業内容を紹介します。
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GLOSSARY FOR
NEWS ENGLISH
( 11.13.2000)
 ニュースで使われる英語には、 文体やスペースの関係などで普段あまり馴染みのない独特なものが多いようです。たとえば、 「実行する」という日本語に対して皆さんは、どんな英語をイメージするでしょうか。おそらく"CARRY OUT"を思い浮かべる人が多いと思いますが、ニュースでは"IMPLEMENT"が好まれるようです。"IMPLEMENT"は名詞で「道具、手段」という意味の単語ですが、使われるのはもっぱら動詞「実行する、履行する」としてです。誤解のないようにしたいのですが、"CARRY OUT"が使われないというのではありません。IMPLEMENTが「好んで使われる」あるいは「このような表現もある」ということです。
 ここではそんな語句を集めて紹介したいと思います。これから、ニュース英語を学びたい人の役に立てれば幸いです。
Prime Minister MORI
( 11.25.2000)

The Vice President
( 11.21.2000)
 このところ森首相に対するメディアからの批判が相次いでいますが、記事で実際に使われている森首相BASHINGの表現を取り上げます。まあよくもこんなにバラエティーに富んだ表現があるものだと感心させられます。
 TIMEの大統領選特集「SPECIAL REPORT」で、ゴア候補についての人物評が載っています。ゴア陣営の記事ですが、先の森評と比べてみてはどうでしょう。
                    レッスン体験記
第1回レッスン(8.12.2000 ) ワードスイッチ、フレーズスイッチによる逐次通訳、同時通訳
もっと伝えたいフォーラム 手話通訳者と語学通訳者のリレー通訳
車椅子ダンスワークショップ (1) Dancing with the able eyes of courage
自己研修報告 (1) LLIでのレッスン後、通訳訓練の自己研修を始めました
第2回レッスン(8.29.2000 ) LLIでの2回目のレッスン。逐次通訳でまた大変な目に会いました。 
英語力について 実用英語を身につける為に必要な教材
車椅子ダンスワークショップ (2) Special collaboration with the Physically Challenged and Challenging People
第3回レッスン ( 9.12.2000 ) またまた、日本語を話す難しさを痛感しました。
A Mail From Mr. Benjamin 車椅子ダンスワークショップの講師ベンジャミン先生からメールが届きました
第4回レッスン( 9.26.2000 ) 金融問題はむつかしかった・・・のです 
自己研修報告 (2) 自分で吹き込んで、オリジナルテープを作るといいですよ
ワード2000( 10. 9.2000 ) 「今ごろ何を」って言われそうですが、英文には便利。追加もどうぞ・・・
無料単語翻訳ソフト BABYLON オフラインでも使え、簡単に呼び出せるので重宝します。
第5回レッスン( 10.23.2000 ) 食糧問題のビデオを観て、同時・逐次通訳でした。
第7回レッスン ( 11. 9.2000 ) A REPORT FROM UNITED NATIONS HIGH COMMISSIONER FOR REFUGEES

第1回  2000年8月12日(土)   

 このクラスは、同時通訳中級科で、講師1名、受講生5名。教材は、国際政治に関する日本語の新聞記事。 教室の正面には、2つの机があり、それぞれにマイクが設置されている。正面のマイクで、生徒Aが教材を英訳しながら読むと、 サイドに置かれている机に設置されているヘッドフォンからその英語が聞こえてくる。その声を聞いて、生徒Bは日本語に同時通訳をすると、 その声がマイクを通じて教室全体に聞こえるという具合です。

授業の流れ

(全員の課題) 日本語の
新聞記事を英訳してくる →
(演習・生徒A) 日本語の教材を
見ながら英語へ逐次通訳する  →
(演習・生徒B) ヘッドフォンから流れてくる
英語を聞きながら、日本語へ同時通訳する

 こう書くと、かっこよく聞こえるかも知れませんが、はじめからそんなにうまく通訳できるわけがありません。英語も日本語も思うように出てこず、出てくるのは冷や汗ばかり。私にとっては本当にストレスばかりがたまる演習となりました。
 それでは、授業の流れを紹介します。まず、教材は前の時間に渡され、生徒は自分なりに英訳してきます。と言っても、完全な文章に英訳する必要はなく、フレーズ単位、あるいは単語単位で英訳したので良いのです。つなぎの言葉や文章全体のバランスなど細かい点を考えなくてもいいので、なんとか訳せます。(もちろん、分からないところは辞書を使って調べるのですが、それでもだめな箇所は同時通訳の演習の前に講師に質問できます。)つまり、この演習は、必要な情報を伝えることを最優先しているのです。情報を伝えることを最優先させ、間違いを許容するといった発想は学校現場では考えられません。コミュニケーションの重要性は十分わかっていても、悲しいかな教師は中身(meaning)より、形(accuracy)を優先してしまう習性があるのです。学校の現場でこのような指導を進めていけば、生徒は間違いを恐れず、よりコミュニカティブな活動を積極的に行うに違いありません。
 次に、日本語の教材に目を通しながら、通訳します。通訳は、だいたい以下のような感じです。

日本語教材 1997年の経済危機以降、続けられてきた国際通貨基金によるタイへの緊急融資が19日終了した。
不良債権処理などの難題は残しているものの、タイの経済回復は順調で、11月からは資金の返済が始まる。
逐次通訳 In 1997 / after economic crises / programmed IMF emergency bail out / to Thailand ended on 19.
There are difficult problems / such as liquidation of bad debts / Thai economy is favorably recovering / and the payoff will begin in November

 上の例でお分かりのように、通訳の内容はワードスイッチ、あるいはフレーズスイッチがメインで、サイトラの要領でいいのですが、これが実際に声に出してやってみると意外とできません。日本語に同時通訳する生徒に分かりやすい英語で話さなければならないということと、他の人に聞かれているというプレッシャーもあったと思います。

                   サイトラの効用
  私のHP上でも再三登場してくるサイトラですが、その本来の目的である同時通訳の訓練として実践したのは初めてでした。これまでは、授業中生徒にさせる場合でも、自己研修として自分で行う場合でも比較的時間を気にせずに実施しましたが、この研修で実践したようにスピードを気にしながらすると数倍難しく思われます。また自分の英語へのサイトラがマイクをとおして別の生徒の耳に伝わり、そこでさらに日本語にサイトラされると思うと、英訳以外に言葉の明瞭さ、わかりやすさ(articulation)に心がけねばならず、かなりプレッシャーを感じました。
  改めて感じたことなんですが、英語を頭から読んで理解するというサイトラは、英語の構造を理解する上で非常に役立つ方法だと思います。英語は、日本語と違って、伝えたい情報をその重要度に応じて頭から順番に後ろへとつないでいます。だから、サイトラの訓練をすれば英語の構造が理解でき、また内容も速解できるようになります。是非、多くの指導者が自ら体験してその効用を理解し、指導の一環として活用してもらいたいものです。
 さらに、ヘッドフォンから流れてくるこの英語を聴いて、日本語に同時通訳します。これも、サイトラです。 内容はほとんど頭に入っているのですが、英語よりむしろ日本語の方が言葉として出てこないと思いました。これまでに、 スピーチなどを段落毎に英語で通訳したり、要約したりする経験はあったのですが、 演習とは言え同時通訳に近い形で行ったのは初めての経験でした。ほんの少しですが、通訳の難しさを実感できたし、 自分の英語力と日本語力の貧しさを認識させられました。そこで、今回の経験をふまえ、今後以下のような自己研修をすることにしました。
NHKのバイリンガルニュースを利用する
1 ヘッドフォンで日本語を聞きながら、日本語でシャドウイングをする。明瞭な日本語で発音することを意識する。
2 英語を聴いて、日本語に同時通訳する。追いつかないと思うので、一文ごとにポーズを入れて行う。
3 3がほぼできるようになれば、最後に英語を聴いて日本語に通訳する。
4 時事英語や重要な表現をノートにまとめ、覚える。

NHKやさしいビジネス英語を利用する
1 ビニエットの重要な文章をテープに続いて音読する。
2 聞き取りのポイントを頭に入れ、ビニエットを聞く。(2回)
3 聞き取りのポイントの答えと本文の内容をテキストで確認する。
4 テープを聞きながら本文を読む。
5 Words&PhraseやVocabulary Buildingで語句や表現をチェックする。
6 Daily Exersiesを解き、語句の意味を英語で確認する。

 ここで紹介したテキストの他、「ニュース英語 速読・速聴ボキャブラリー2000(語研)」、「ABCニュースアワー(金星堂)」「和英翻訳ハンドブック(大衆館)」等も使っています。次のレッスンまでに丸2週間あるので上の方法を中心に勉強してみます。その成果がどのような形で現れたかは、またレポートしたいと思います。 それでは、今回はこれで。

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手話通訳者と語学通訳者の「もっと伝えたい」フォーラム(FSLC)  Back to MENU


 8月3日に松山市ハーモニープラザにおいて、手話通訳者と語学通訳者が役割協力の必要性について意見交換をし、そのあと実際に両者がリレー通訳を実演しました。これは、ここで紹介している語学研究所の提案で行われたものですが、日本では大阪に次いで2度目のことだそうです。どのようなものかというと、「先端ITと聾者。負けるな聴者」という英語による講演がありましたが、それを語学通訳者が日本語に通訳し、それをさらに手話通訳するといったリレー通訳です。また、聾者の講演を手話通訳者が読みとり日本語で通訳し、さらに英語へというリレー通訳もありました。
 このフォーラムの意義は、「手話通訳者と語学通訳者とが協力することによって、英語の情報を読むことはできても、 聞き取ることは不可能な聾者が講演などの場面でも直接情報を得ることができた」ということです。 今後このようなフォーラムができるだけ多く開催されることを望みます。 また、語学通訳と手話通訳が同時にできる人材が育成されるようになるとすばらしいですね。


          障害者と健常者の「車椅子ダンスワークショップ」その1 Back to MENU

 9月8日〜10日に、松山市総合福祉センターにおいて、「障害のある・なし」を一つの個性として舞台に生かし、障害者も健常者も一緒に踊ろうという「車椅子ダンスワークショップ」が開催される。ワークショップの趣旨は、「ダンスの持つ福祉への可能性を探る・ノーマライゼーションの機会を提供する」ことです。指導は、カンドゥーコダンスカンパニーの元芸術監督で舞踊福祉教育家であるアダム・ベンジャミン氏です。
 このワークショップに語学研究所から総勢9名の生徒がボランティアとして参加し、通訳としてお手伝いすることになっています。私も参加させていただくことになりましたが、通訳としては未熟なので雑用係りとしてお手伝いする予定です。会場での多くの人との出会いを楽しみにしています。
  CandoCo Dance Company began in 1991 as an effort to use dance as a truly integrated medium for disabled and non-disabled student. It is now a prominent and accomplished member in the British contemporary dance scene. Using a combination of Graham-based technique and Contact improvisation, artistic directors Celeste Dandeker and Adam Benjamin have established a seven
member dance company which has won a number of prestigious awards for their performances as well as their video and film work.
Dawn Prentice 2L Leroy House 436 Essex Road London, N1 3QP England
 


                                      

                               自己研修報告 (1)              

 NHKの副音声ニュースを英→日に同時通訳するのは、当然のことながらスピードが追いつかず、文章単位ではとてもできないので、耳に残っている語句を単発的に日本語にするようにしています。また、スクリプトがある英文も一人ですると通訳がどの程度うまくいっているのかが分からないので、自分の声をテープに録音するようにしました。テープを聞くと、自分では気づかない欠点がわかるのでとても効果的な練習法だと思います。まあ、気づいてもなかなか直せるものではありませんが。
 特に、日本語の場合これまでずっとこの話し方で通してきたわけですから、それをいまさら直そうとしても厳しいものがあります。今のところ、アナウンサーの話し方を真似たり、意識的に口をはっきり開けて話すよう心がけています。正直言って、日本語を明瞭に話すのがこれほど難しいとは思いませんでした。
(2000.8.27.)
 

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                第2回 2000年8月29日(火) 

 今日は、同時通訳ではなく、逐語通訳のレッスンでした。逐語通訳というのは、生徒Aが日本語の記事を数行読み、それを聞き終わった生徒Bは自分が取ったメモを見ながら英語に通訳するのです。この方法で、全文を通訳します。逐語通訳の方が同時通訳より時間的余裕がありそうで簡単なように思えますが、パートナーが日本語を読み上げるスピードは通常の速さなので、メモ取ることが至難の業なのです。演習ではしどろもどろで時間ばかり過ぎて、他の人に大変迷惑をかけることになってしまいました。自分が取った断片的で、何が書かれているのか分からないようなメモを頼りに、記事の内容を思い出しながら英語に訳すのですが、たった今聞いたばかりの内容がなかなか思い出せないのです。聞いたことを頭の中にリテイン(保持)しておく訓練を相当積まないと毎回惨めな思いをしそうです。明日から、日本語のニュースでリテインの練習をしてみます。ほんと、通訳は英語力だけじゃあないんだなあと改めて痛感しております。
 次回の課題は、日本語の社説を読み、自分の考えを英語で800語以内にまとめてくるというものです。テーマは4つあるのですが、私は今話題になっている「公共事業の見直し」を選びました。(実は、他のテーマは「首相公選、普天間基地、日韓国交正常化交渉」で、公共事業が比較的書きやすそうだったからです。)ちょうど、大洲肱川流域に建設予定の山鳥坂ダムもその対象になっており、身近な問題として考えたいと思います。
 


                          英語力について             Back to MENU

 以前は、「英語を教えること」が根底にあったため、「英語力」を高めるといった場合に、例えば語彙力であれば「DUO」「ターゲット1900」、会話力であれば、「NHKの英会話入門」、読解力は「英語長文問題精講」などといった発想でとらえていました。それはそれでその方面で必要な英語力だったのでいいのですが、結局通訳の場で求められている英語力とはすこしばかり距離があるものだったことを改めて痛感しています。これまでも雑誌やニュースを読んで時事英語を身につけていたつもりでしたが、取り組み方が甘かったのと学校英語でどこか満足していた部分があったのでしょう。こうしてLLIのレッスンを受けてみると語彙一つとってみても技術革新の進歩や社会情勢の変化と共に生まれてくる語の多さと、カバーしなければならない分野が多岐に渡っていることに圧倒されています。
 ただでさえ、落ち込んでいるところに、先生は「これからは、医学や先端技術を勉強しなさい。」とおっしゃる。時代のニーズを考えれば当然の事かも知れないけれど、「どこから手を付ければよいのやら・・・」というのが本音。とりあえず、これから必要と思われる本を買ったので以下に紹介します。

1 NHK関係は「やさしいビジネス英語」と付属のテープ。早く、CD化してほしいなあ。
2 ニュース英語は「茅ヶ崎方式 The Latest NEWS in English」を毎月購入することにした。これもテープとセットで。
3 大衆館の「和英翻訳ハンドブック」はニュース英語の発想を身につけ、より自然な英文を書くのにそばに置いておきたい一冊。なにより、日本語的発想で書かれた試訳とモデル英訳の両方を載せおり、日英発想の違いが分かるのが私にはありがたい。
4 語彙関係は、語研の「ニュース英語パワーボキャビル4000」が気に入りました。
5 茅ヶ崎出版の「国際問題を書く英語」をライティング用に活用してみたい。
6 1999年版イミダスの付録「最新英語雑学事典」が意外と重宝している。この本は単品で売れば1500円位の値打ちがあると思う。あとは、インターネットやBSでカバーしようかなと思っています。

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障害者と健常者の車椅子ダンスワークショップ その2ー当日ー

 9月8日(金) 今日から3日間の予定でワークショップが開かれるますが、初日を終えての感想を書くことにします。と言っても、ダンスについてはまったくの素人なので、ベンジャミンさんが使われていたダンス独特の表現などを中心に紹介します。
 その前に、今回のワークショップでの逐次通訳を観察して、最も難しいと感じたことを2つ挙げておきます。一つは、常に敬語を使うこと。日常生活の中で、あまり敬語を使う習慣が身に付いていない私としましてはかなり時間が掛かると覚悟しております。これからは、日常生活の中で意識的に標準語や敬語を使わねばとは思うのですが、いきなり標準語で話すのもちょっと勇気が要りますよね。
 もう一つは、リテインする量を増やすこと。英語を聞いたときは理解できていて、逐次通訳できそうなのですが、リテインする量が少し多くなると最後の方は内容を忘れてしまっていることもしばしば。年齢と共にリテインできる量は減少するのでしょうが、なんとか訓練によってどのくらい増やせるかあがいてみます。
 

1 Don't invent any journey.
 これはある動きをするときに、「あくまで自然に動いてください。決して自分で意図的に動きを作ろうとしてはいけません。」(太字部分)というぐらいの意味で使われていたと思います。腕を少し動かしながら、"This short journey ・・・"などとも。普通ならmovementだと思うのですが、journeyを好んで使っていたようです。Collins Cobuild英語辞典を引くと、"the act or process of travelling from one place to another"とあるので、こういった場面でも使えるようですが、通訳者は大変だったと思います。
2 Listen through touch to find out what actually happens.
 この"listen"も、a peculiar shade of meaningを持たせている語だと思います。「感じ取る」くらいの意味だと思いますが、"feel"でなく"listen"を使うところに芸術家のこだわりを感じました。同行のプロモーターの方によると、「聞き取る」と通訳したので良いそうですが、参加者の皆さんは、お分かりになったでしょうか?(後日談ですが、不思議なもので3日目ともなると、「聞き取ると」訳すのが自然と思えるようになりました。3日間ずっと付きっきりの私は、ベンジャミンさんの世界に引き入れられてしまったのでしょうか・・・。)
3 Relaxは、「もとに戻す???」
 ベンジャミンさんが、「ある動きを終えた時」、しばしば"Relax."と声をかけていました。当然、「楽にして下さい。」「リラックスして下さい。」と通訳したのでいいと思いますが、井上先生曰く、「『もとに戻って下さい。』と通訳ししなさい。」 なるほどこの場合、伸ばした腕や脚の緊張を解き、もとの姿勢に戻るわけですからそう訳した方がしっくりします。
4 Improvisationって何?
 今回のワークショップをとおしてベンジャミンさんは、improvisationという言葉を頻繁に使われました。これは、ダンスの世界でよく使われる語で、彼はしっくりと当てはまる日本語がないことも十分認識されており、その意味を繰り返し次のように説明されました。
 "The word improvisation consists of three parts. Im means not, pro means before and visation means seen. So that makes improvisation something not to be seen in advance."
 辞書では、「即興」という訳がついていて私などはそれで理解していましたが、ワークショップ後の雑談の中でベンジャミンさんが、"choreographed performance"という表現を使われました。「振り付けされている演技」という意味にですが、これはimprovisationと対照的な意味を持つと思います。そこでまず、"choreographed performance"の説明をしてから、「improvisationは"non-choreographed performance"(まだ振り付けがされていない演技)ということになりますね。」と付け加えると理解しやすいのではないでしょうか。いや、やっぱり分かりにくいでしょうか・・・?。
 後日、ベンジャミンさんからメールが届き上記のような理解で良いとのことでした。
ここからは、ベンジャミンさんにメールで教えていただいた用語です。
5 counter balance
two people leaning away from each other but holding each other in balance
6 leading and following
partner work exercise derived from Tai Chi Chuan in which students take turns to lead/teach then follow/as studetns.
7 gesture
a seemingly significant motion, usually small - using the hands or head
LLIの先輩方の逐次通訳を 拝見させていただいての感想
 I felt something very professional in their performance at the
workshop. I saw comfortable collaboration between Adam and them. They were working as if they had tuned up many times in advance.
 Through this workshop, I've learned there is something more important in this job than English itself : establishing good partnership with the speaker counts most.
講師のベンジャミン先生と
松山空港にて
(クリックすると大画面に)
 

                        第3回 2000年 9月12日         Back to MENU

 前回紹介したように、今回は「首相公選制」「普天間代替基地」「日朝関係正常化」「公共事業見直し」について、自分の意見を英文800字以内で書いてくるというものでした。授業では宿題の英文が読まれて、それを日本語で同時通訳するというものでした。スムーズに日本語が出てこないのは仕方ないのですが、声の大きさもコントロール出来ていないようですし、あまりにも日本語がぎこちないようです。先生から、「日本語の上手な外国人が話しているようだ。」と指摘されたので、新聞記事を声を出して何度も読み、テープに録音して読み方を直しています。最初は娘から「な〜んか変」と言われていたのですが、やっとなんとか「普通かな」というレベルにまでなりました。NHKアナウンサーの話し方を手本にしているのですが、自分ではなかなかうまく矯正できないものですね。しばらくは、娘の力を借りねばならないようです。
 授業で出てきた言葉を一部紹介します。

1 派閥 factionalism
2 効果 effectiveness→effecitve impetus
3 干拓 land reclamation
4 正式な許可 the go-ahead
5 180度の転換 180-degree turn
6 政財癒着 collusion between the political world and the business world
7 多国間外交→多方面外交 multilateral-diplomacy
8 ベールに包まれたままだ remains mysterious to the rest of the world
9 海上保安庁の警備艇 Maritime Safty Agency patrol vessel
10 低レベルの narrow-minded, rigid stance
11 補助金ばらまき政策 pork-barrel policies
12 首相公選 direct election of the prime minister
13 汚職にまみれた riddled with corruption (riddleは、「悪弊などに満ちた」)という意味です。)
14 裏取引 political background trade
時事英語というのは、次から次へと生み出されるので覚えるのが大変
 ですが、覚えやすさの度合いに応じて次の4つに分けられると思います。 
1 英語を見れば、日本語が連想されるもので、英語も難しくないもの。
  これは一度見れば覚えられるグループです。
   悪徳商法・・illegal business practice   間接喫煙・・passive smoking  官官接待・・wining, dining for and by bureaucrats
   環境にやさしい・・eco-friendly      寝たきり老人・・bed-ridden elderly  家庭内離婚・・in-home seperation
 2 日本語の意味がよくわからないもの。これは勉強不足からくるものですが、未だによく分かりません。
   機関投資家・・institutional investor   認知科学・・cognitive science  劣後債・・・・subordinated debentures
3 何で、この日本語が英語ではこうなるのか分からないグループ。または、その逆のケース。
   環境ホルモン・・・hormone disrupting chemicals
    (直訳すれば「ホルモンを破壊する化学物質」なのです。
    これを「環境ホルモン」と訳したりするから、覚えづらい。)
   相乗り候補・・・balanced ticket (英語では、「バランスの取れた票」となっているのがツライところ。)
 4 知らない英単語を含むグループ。この歳になると、一番覚えにくい。
   過食症・・・bulimia        拒食症・・・anorexia       高解像度テレビ・・・extended definition TV
   従価税・・・ad valorem duties    代理母・・・surrogate mother    不登校児・・・truant

 この他にも、長くて覚えづらいものなどがありますが、どちらにしても普段から意識して使うように心がけていないと、すぐに忘れてしまう代物ばかりなので本当に厄介です。


                        A Mail From Mr.Adam Benjamin        Back to MENU

   ベンジャミンさんから、 松山でのワークショップについてのメールが届きました。お世辞も混じっているでしょうが (日本人と違ってお世辞などあまり言わない!?)、松山は、障害者も健常者もモティベーションが高く、将来このようなダンスが発展する素地があるという印象をとても強く持たれたようです。
   The Matsuyama workshop, despite its organisational difficulties was one of the most exciting groups I have met in japan. This is because there was for the first time a real mix of professional dancers and dance students and highly motivated disabled people. In addition the workshop took place within an organisation which was clearly supportive of the idea of integrated dance, and was keen to promote the event.
  The learning that took place for everyone, both participants and organisers means that there is now a very real basis for development in Matsuyama.
  It is the most fertile ground I have found in japan for real progress to be made. What is essential now is for a small group to be given the time and space to develop their skills, and become familiar with each other, without pressure, so that a strong central group can emerge as performers and teachers in the future. It is my hope that the Welfare Centre will be able to assist in providing the resources for this to take place, and that I might be able to return next year to teach, but also to choreograph a piece for this group.
  The group themselves will then be in a position to perform and to teach workshops themselves.
   I would like to thank the participants and the staff at the centre for their enthusiasm and their hard work, and for making my stay in Matsuyama such a positive experience! adam benjamin

第4回 レッスン 2000年9月26日           Back to MENU

 今日は、「外国資本による日本企業の買収」「日本の銀行の国際競争力」について、日本語でレポートしてきたものを読みあげ、それを同時通訳しました。今回は、特に事前に配布されていた資料の内容が難しく苦労しました。ただ、生徒の一人が英文の記事をメールで送ってくれたのが大変役に立ち助かりました。日本語で分かりづらかったことが、英文を読んで分かることがありますよね。
 その後、英語によるディスカッションをしました。何でもいいから英語で話しなさいとのことだったので、とにかく話し続けましたが私としては中身のない発言が多く、恥ずかしい思いをしました。今度のレッスンを教訓に付け焼刃ではなく普段から時事問題に目を向け、まずは日本語での理解をしっかり身につけておかねばと痛感しました。英語の方は、重要語句をチェックするくらいでいいかなとも思っています。

昨夜聴いたNHKニュースから、「永住外国人に参政権を与える問題」を中心に
在日韓国人 Korean nationals living in Japan 参政権を与える grant suffrage
日本永住外国人 foreign residents
with permanent residency
自民党選挙制度調査会 LDP's research commission on
the electoral system
二重国籍 dual nationality 斡旋利得罪 anti-graft bill
外国人参政権問題 the foreign suffrage issue 架空取引 fictitious transaction
固有の権利 the inalienable right 救済措置 bailout plan

 「在日韓国人」のところで使われているnationalsというのは、名詞で「主に外国に居住する特定国の国民、市民」を意味します。例えば、フランスに住んでいる日本人であれば、"Japanese nationals in France"となります。
 「日本固有の権利」の"
inalienable"は、in-alien-ableと分けられ、ラテン語で"alien"は"belonging to another"を意味しました。したがって、「他に属することのできない」→「固有の」となるのです。
 「斡旋利得罪」の"
graft"は「不正利得金」という意味です。
 「架空取引」の"
fictitious"は、imaginary,false,pseudo[su:dou],counterfeitと同義語です。
 次回は、「環境問題」をテーマに日本語を英語に通訳するとのこと。但し、事前資料はなく、本番ぶっつけということ。とりあえず、「ニュース英語パワーボキャビル4000語」の中から環境問題関連語句をピックアップじゃない、ピックアウトしておこうかな。

これはお勧め!  Accessを使って重要語句をデータベース化

 私は、マイクロソフトの「Access」を使って用語集を作っています。授業で習ったり、新聞、ニュースで知った時事英語を番号、英語、日本語、同義語、分野、例文などのフィールドを設けてデータベース化するのです。こうしておくと何が便利かというと、思いついた時にアトランダムに打ち込んでおいても、自分の好きなように並べ替えて取り出せるのです。例えば分野別のフィールドでは、経済、金融、政治、軍事、社会などカテゴリー別に取り出すことも出来ますし、全体をアルファベット順に並べ替えて取り出すことも自在です。また、検索も日英どちらからでも出来ます。語句の定着を確かめる時もいろいろなバリエーションで並べ換えられるので、本当に覚えているかどうかチェックできます。私自身幾種類かのバージョンで用語集を作って、定着度をチェックしています。皆さんも是非お試しあれ。 


自己研修報告(2) −日本語の練習−          Back to MENU
 最近、日本語の発声を練習しています。具体的には、まず「あえいお いおうお あえいおう、かけきこ きこくこ かけきこく、・・・しゃしぇししょ ししょしゅしょ しゃしぇししょしゅ、・・・」とウォーミングアップの後、新聞の社説を音読してテープに録音します。このテープを聞いて読み方を修正しますが、この作業を何度か繰り返し、飽きてきたら止めます。夜は、7時のNHKニュースをヘッドフォンで聴きながら日本語をシャドウイングしますが、これもなかなか難しく、すぐに嫌になってしまいます。まあ、細く・長くという気持ちが必要なようで・・・。

ニュース英語を使った同時通訳の練習
 個人的に茅ヶ崎方式「The Latest News in English」をテキストに同通の練習をしていますが、私にはテープのみを聴きながら日本語で同通するのは無理でした。テープのスピードについていけないのです。そこで、まずテキストを読んで英文と訳文を徹底的に頭に叩き込み、その後
英文を見ながらテープを聴いて日本語の同通をするようにしました。これならテープのスピードでも半分くらいの同通が達成できました。

  ゆっくりでもきちんと全文を同通したいという方のためには、次の方法をお勧めします。
  まず、ニュースの英文を自分でテープに吹き込みます。 この時、センス・グループごとに区切り、間を空けて読みます。こうすれば自分のレベルに合ったスピードで同通できます。慣れればワンセンテンスごとに区切るとか、間を短くしてください。

 そして、最終的に英文を見ないでテープを聴きながら同通するのですが、その場合でも特定の専門用語は手元にメモしておいてそれを見ながらしたのでいいと思いましす。特定の語句というのは、例えば金融問題であれば、「金融再生委員会」「預金保険機構」「会社更生法」など、軍事問題であれば、「本土ミサイル防衛計画」「戦域ミサイル防衛計画」などの比較的長い用語です。本来なら反射的に口をついて出てこなければならないのでしょうが、そこまで定着できていない段階で同通しようとすると、こういった用語でつまずきなかなか先に進めないのです。

茅ヶ崎方式「The Latest NEWS in English」の活用法
リスニングテストを解く。
聞き取れなかったところは、英文を見ながら再度聴く。
訳文を見て内容を確認し、日本語を音読(2回)。
英文を180wpmのスピードで音読できるようになれば、英文だけを見ながら声に出して和訳(3回)。
ヘッドフォンをつけて、テープを聴きながら同通。(半分できればよいとする)

 以上、1〜5を終えた段階で英文はほとんど頭に入っています。ただ、この方法だと1UNIT終えるのに1時間から1時間半かかるので、負担は大きくなります。(皆さん、ほかにもいろいろと自己研修されていることと思いますので)細〜く、長〜く続ける為に、1ヶ月に興味のあるUNITを5つくらいに絞ってやってみてください。残りのUNITは、リスニングテストに利用したのでいいと思います。

追記(’00.12.8)
 茅ヶ崎出版のテキストを使っていて気付いたのですが、全体の構成はよいテキストだと思いますが、どうも英文に忠実であろうとする姿勢からか、日本語訳が不自然だとおもいます。なんとか、改善してもらいたいものです。


マイクロソフト ワード2000                    Back to MENU
 今ごろこんなこと書くのは、非常に気が引けるのですが、最近やっとワードやアクセスを使うようになりました。長年「一太郎」「桐」などを愛用していたのでなかなかワードに踏み切れなかったのですが、英文を打つのには本当に便利なソフトです。
ここからは、まだワードを使っていない方のみお読みください。

 ワードを使ってみて一番強く感じたのは、「もう単語をきちんと覚える必要はない」ということです。どういうことかというと、スペリングを誤って打ち込んでも自動修正してくれるのです。たとえは、believeをbeleiveでも、philosophyをphylosophyでも、commissionを comissionでも即座にすべて自動修正してくれるのです。また、自動修正できない単語についてもミススペリングが分かるように赤色下線がつくので自分で修正するか、(他のソフト同様)文章校正機能で修正できます。したがって、単語も正確に書けるより、しっかり発音できたり、聞き取れることのほうが重要になりそうです。
 さらに、各文の文頭を大文字にしなくても自動的にcapitalizeしてくれます。文頭を小文字のまま打ち込めるというのは、かなりの負担軽減になります。ためしに、英文を打つ時ホントにわずらわしい1人称の I を、文の途中で小文字の i と打ってみましたがこれもちゃんとcapitalizeしてくれました。つまり、"as far as i am concerned, i i have no complaint."を "As far as I am concerned, I have no complaint."と自動修正してくれるのです。
 また、文法に関してもある程度訂正してくれるようです。例えば、He know it. と打つと、knowの下に下線が引かれます。I will met her.ではmetに。さらにすごいのは、 He go there.ではちゃんとgoに下線が引かれるのですが、I suggest that he go there.では何も修正されません。つまり、このソフトは「
命令、要求、主張、提案を表す動詞に続くthat節内は直説法」という文法を知っているのです。おそらく他の文法も理解していると思いますので、これからいろいろ試して報告します。
 それにしても、ここまでコンピュータが面倒を見てくれるようになれば、「どう書くか」ではなく、 これからは益々「何を書くか」が問われるようになると思いますし、「話したり、聞いたりすること」の重要性がいっそう高まりそうです。

追加 ( 10. 9 update ) −その後見つけたワードのカシコイ機能。ー

1  enjoyの後にto danceが来るとto danceに緑色下線でチェックが入ります。緑の下線は文法上の誤りを意味するので、ツールの文書校正をクリックすると、修正の候補としてdancingが表示されます。選択すると置換されます。
2  If I were you, I wouldn't go there.で、amやwasが入るとチェックが入ります。同様に文書校正をクリックすると、仮定法の文法説明とともに、修正候補であwereが提示されるので選択して置換します。
3  notの短縮形(isn't, won't, wouldn't, don't)は '(apostrophe)を打たなくても自動修正してくれます。つまり、isnt,wont,wouldnt, dontでいいわけです。
4  文体についても、ツールのオプションで casual, standard, formal, technical, custom などの設定が選択できます。具体的に例を挙げて説明します。
I wouldn't go there. であれば、casual で設定しておくとOKなのですが、formalの場合はwouldn'tに緑色下線でチェックされ、「formalな文体では、would notとします。」との説明が現れます。
5  After the 1985/6 oil price collapse, however, this decline in Canada's energy/GDP ratui stiooed ・・・.
では、collapseに緑の波線が引かれ、修正候補としてcollapsesが表示されます。つまり、主語が単数なので"s"が必要だというのです。
なんと細かいところまでチェックしてくれること。但し、皆さんはお分かりになったと思いますが、この文章はcollapseのままでいいんですよね。まあ、ワード的には、"oil price-collapse"にすべきだとクレームをつけているのでしょうか。

無料単語翻訳ソフト Babylonについて        Back to MENU

 あるメーリングリストで教えてもらったBABYLONという無料翻訳ソフトを使っています。これはとっても便利なツールで、English-Japaneseの辞書(glossaryと呼ばれています)をいっしょにダウンロードしておくとコンピュータ上でオフラインで使えます。使い方は極めて簡単です。私の場合は、呼び出し設定を<SHIFT+右クリック>にしていますので、分からない単語上で<SHIFT+右クリック>すれば、BABYLONが立ち上がり、訳を与えてくれます。単語翻訳以外にも、各国の通貨変換や時差の算出もしてくれます。ただ、惜しむらくはJapanese-Englishのglossaryがありません。
 以下のURLでBABYLON本体と日本語辞書がダウンロードできます。
http://info.babylon.com/cgi-bin/index.cgi?search=2&id=245&word=
 本体は、DOWNLOAD NOWを、辞書はGLOSSARY一覧からENGLISH-JAPANESEを、それぞれクリックしてください。コンピュータ内にインストールされたら、セットアップして完了です。(簡単な作業なのですが、実は私の場合ダウンロードしてからオフラインで使えるようになるのに時間がかかりました。メーリングリストのメンバーにメールでいろいろ教えていただきました。私と同じような目に遭った人は気軽にメールをください。)

第5回 レッスン  10月12日(木)        Back to MENU
 
 最初に、世界の食料問題に関するビデオを10分間ほど鑑賞しました。NHKの番組でしょうか、内容は遺伝子組み替え大豆の需要がアメリカ市場で減少しており、反対に有機農産物の需要が伸びているというレポートでした。皮肉にも世界の食料の需要を満たす為に研究開発された遺伝子組み替え食品が敬遠され始め、地球の環境を壊さない有機食品が見直されているのです。インドでは、1万年前から伝わるインド古来の米の種(何千種類とあるそうです)をもう一度集めその普及に努めているそうです。 これからは、どのような価値観に基づいて生きてゆくかが問われる時代であり、食料の70%以上を輸入に頼っている日本は必ずや大きな打撃を受けるだろうと締めくくっていました。
 鑑賞の後、先生に重要語句のチェックをしていただき、同時通訳・逐次通訳のデモンストレーションに入りました。以前にも述べたと思いますが、専門用語や頻繁に使われる用語は
反射的に通訳できるようにしておかないとスムーズな通訳は望めません。実際、頭では理解できているのに日本語や英語がすぐに出てこなくて、もどかしい思いばかりしています。このいらいらを少しでも解消する為に(次回も環境税に関する教材ですので)この際「環境」に関する用語は徹底的に頭に入れたいと思っています。
 今回の通訳練習はビデオを観ながらでしたが、先生が「
画面を訳すようにしなさい」と言われたのは至言だったと思います。一言一句にとらわれるのではなく、「流れの中で意味を捉えて必要な事柄を通訳すること」の重要さを説かれたのだと思います。音声だけに頼った通訳をしているとついこのことを忘れがちになるので、今回のレッスンは特に意義深いものでした。


第7回 レッスン  11月9日(木)          Back to MENU

 国連難民高等弁務官事務所提供の世界各地で発生している難民についての英文レポートを使って、英→日同時通訳をしました。結論から言うとまったくだめでした。力がないのが一番の理由だとは分かっているのですが、その他にも原因を求めてみました。(言い訳じみていてすみません。)
 アフリカの地名である固有名詞が含まれていたのと、一部意味があいまいな部分があったことが挙げられるでしょうか。それにしても、レッスンに対する取り組み方が甘かったなあと反省しきり。(先生にも指摘されました) 実は、今回は自分なりにばっちり準備していたつもりだったのですが、文字通り自己満足だったということです。今日は落ち込んでいるので、これで終わり!こんな愚痴っぽいレポートは、最初で最後にしたいと思います。このレポートの内容が、今回のレッスンを象徴しているなあ。
As a man sows, so shall he reap.
 

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