ワインなお話

ツッチ−より一言

私がホームページを開設するにあたり、仲間より、是非ワインの事を載せて欲しいとのご意見を頂き、

私のワインの師匠、伊藤茂さんにお願い致しましたところ、快く引き受けて下さいました。

このページはあくまでも、私のワイン仲間、初心者グループの為のものです。

たまたまこのページをご覧になった「ワイン通」の方、さぞご異論がおありかと思われますが、

何分にも、初心者の集まりでの他愛も無い会話です、どうか笑ってお聞き流しくださいませ。

思えば、レストランでドイツの白ワインしか口に合わずオロオロしてたのが、つい昨日の事のようです。

師匠のご指導(陰謀?)でやっと赤ワインも飲めるようになりました。

楽しい仲間も増え、毎月ワイン会を楽しむ事が出来るようになり、日々の励みとなっております。

毎月集まってくださる、ワイン好きの皆様、お一人々々に感謝を込めて・・・

因みに、「ツッチ−」の愛称?は「直子のきままなおしゃべり」の直子さんの旦那様、

私の鬼先輩につられた有り難い?あだ名です。他に「コケコッコ−」など色々あります。

             意味はご想像にお任せします。                   

                          ツッチ−

               Vol.3

ワインを「何々の香り」「例えばこんな感じ」といった会話を楽しんでいる愛好家を見かける

が、プロの立場から言うと、「だから、どうした」である。「○○の香りに、××の味がする」

ということからワインの過去・未来を推測し、現在どうすべきかを判断する材料にしか過ぎ

ない。結論として言えば、その香り、味だけで終わってしまうのであれば、その表現には何の

意味もない(もっとも、そういう会話を楽しみながら飲むのが楽しいという方は別だが)。

その判断をするためのテイステイングであり、その答えが出ないテイステイングには何の意味

も持たない。

理屈でワインを飲んでいる人より、知識はなくとも単純に飲んで「おいしい」と満足している

人のほうが幸せではなかろうか。ワインは口で味合うものであって、耳で聞くものではないし、

ましてや、頭で理解するものにあらず。

                 次回つづく

                               2005.7.22  伊藤