「　おいしいかんきつの見分け方　」

1・　美味しいサイズは？

　　　小さいものから2Lサイズくらいまでが、お勧めです。

2・　形は？

　　　同じ品種の中で、より扁平なもの

　　　ヘタの所の枝から外した切り口のより細いもの

3・ユホウ

　ユホウと言う皮にある小さなオレンジ色の点々が、より小さくびっしりと沢山ある物

　かんきつ栽培など農産物の栽培の命は、土です。

　　　土壌に有用なバクテリアや成分をふんだんに含んだ1年かけて熟成された堆肥。

　　　魚のあらや内臓・米ぬか・納豆菌などで、作った魚肥

　　　土壌を浄化してくれるのは、最高の堆肥の中に住み着いているバクテリアたちです。

　　　このバクテリアの餌となるのが、天然由来の魚肥です。

　　　また、たい肥や魚肥に含まれるカルシュウムやマグネシウムなどの微量要素と呼ば

れる成分（植物が生きるために必要不可欠なもの）を根っこが、吸収できる大きさ

まで分解してくれるのはバクテリアたちです。

このバクテリアたちなしでは、美味しいかんきつまた農産物は、生産することが

　　　　　　　　　　できません。                    

　木成り完熟を目指す。

　　　果実は、木になった状態での完熟を迎えるのが最も美味しいとされています。

　　　木成り完熟をさせるためには、寒さによる果皮障害や鳥害そして凍ってしまうこと

など様々なリスクを負わなければなりません。

当然ながら平均的な見た目は劣ってしまうのですが、木成完熟の豊潤な香りと甘み

と酸味のバランスのとれた濃厚なうま味を生み出すことができるのです。

露地栽培のかんきつを「越冬・生成り完熟」させるということは、とてつもなく勇

気と技術のいることだということを予備知識として頭の片隅にでもとどめていただければ、幸いです。