2009年 9月過去のジャーナル 

 9月の目標・・・遅々として進まないGatsbyを継続して読む
1日







 landslide victory or an overwhelming victory
 民主党の圧勝に終わったが、速報で使われていた表現を拾ってみた。
 resoundingly rejected, The rise of a center-left party, soothe the pain of globalization, bread-and-butter economic issues, strike a note of deep humility, ballooning debt, sputtering growth, invigorate its stagnant economy, zombie company, pro-market policy, backlash
 zombie(ゾンビ)という単語が使われていたが、a zombie companyというのは、資金繰りに行き詰った倒産前の会社のことか。
2日





 選挙がらみのニュースで、日本の生産性が低いことについて、海外のメディアで次のように報じられていた。
 multiple workers crowd around cars at gas stations to clean windows and collect trash; the shift to information technology at Japanese offices is surprisingly slow, with workers still laboring over paper files and records.
 ガソリンスタンドの価格競争が激化しているとはいえ、確かに給油に来た一台の車に何人もの従業員が取り囲み、窓を拭いたり、タイヤの空気圧をチェックしたり、吸殻処理のサービスをするというのは、 per capita productivityの低い労働だ。
3日 menu








 英検1級
 次回ウィンのレッスンは、英検1級対策。二人の生徒さんが受験することと、今週はNHK実践ビジネス英語のビニエットがないからだ。
 clout, grit, heftily, deferentially, inadvertently, commiseration, emaciate, turnstile, wilt, bask, wrangle, cajole, impeccable, exonerate, expunge, fad, perk, plaintiff, banal, blot out, gloat over
 実践ビジネス英語でもおなじみのもの出ている。とは言え、1級の語彙問題に出題される単語は12000語レベルで、普段使うことはもちろん、目にすることさえあまりない語が多い。「100words you need to know」などのネイティブ向けのボキャビル本でしっかり定着をはかることが必要となる。
4日 menu






 Opera Collection
 9月から、オペラのDVDコレクションが隔週刊される。第一回は、Georges BizetのCarmenだ。残念ながらイタリア語ではなくフランス語だが、馴染みのある楽曲が多いから、そちらの方で楽しめる。主役の一人ドン・ホセを円熟期のドミンゴが演じているのもうれしい。
 今後発売予定の中では、ベルディーの「椿姫」「アイーダ」、モーツァルトの「魔笛」、プッチーニの「トゥーランドット」「トスカ」などが楽しみだ。
5日 menu





 School Sports Day
 I think it is a day to demonstrate how well disciplined and organized the students are through PE. Therefore PE teachers works hard and later on the day the red carpet is rolled our for them.
 This year dance performance is featured and our school sports day is likely to become a kind of sports festival, which the teacher and the parents favor.
6日 menu



 ゴガクル
 NHKのこのサイトで登録すると、一週間遅れだがネット上で好きな時に再放送を聴くことができる。しかし、再放送はほとんど聴くことはないような気もする。
7日 menu




 運動会
 準備と練習で疲れ果てて、もう本番は来なくていい感じになってしまった。放課後、トラックで200m走、300m走、400m走の選手に相手をさせられるものだから、たまったものではない。負けて生徒に自信をつけさせるほど心は広くないから、全力で走る。走った後は顔面蒼白になり、しばらく動けない。太ももの大腿四頭筋が悲鳴をあげているというのに、次の生徒が待っている。挙句の果てに、締めに学校の外周走に付き合わされた。
8日 menu



 Was the Merlot the wrong year?
 NHK実践ビジネス英語に出てくる表現だが、どうも映画のセリフからの引用らしい。細かいことに目くじらを立てている人を諌める時に使われるようだ。Merlotというのは、フランスのボルドー産赤ワインのことで、ワインの味が芳しくないのは収穫年が不作の年だったからだと文句を言ったそうな。
9日 menu


 村上春樹
 外国人の春樹ファンと話す機会があった。話題は当然のように1Q84のこと。あらすじと二つの月のこと、宗教団体の教祖の描き方などについて説明したが、私自身消化不良の部分もあり、十分な説明ができたかどうか…。
10日 menu







 実践ビジネス英語
 次回分のビニエットには小難しい単語や表現が多い。レッスンの都合で、ビニエット4回分をカバーしなければならないのは辛いものがあるが、終われば連休が控えているから、生徒の皆さんにはがんばってほしい。
 chintzy cheapskate, peeved, branzenly rude, take things in stride, phegmatic, big-bucks power lunch, stiff someone, use the term loosely, hover nearby, no-class heel, sleazy behavior, brandish, one-upmanship, crunch, hit home, swanky eatery, think laterally, think outside of the proverbial box, practical as opposed to memorable, forgo, splashy,lavish, endear, profligate, strike the right note, in-your-face, greed and excess, have a sneaking suspicion, abrasive,
11日 menu




 Tiger Dance Performance
 松山聖陵高校の郷土芸能同好会のメンバーが、松山と姉妹都市であるサクラメント市で、虎舞公演をしている。松山の姉妹都市協会のブログを通じて、現地での様子がほとんどリアルタイムに手に取るように分かるのはありがたい。虎舞公演はどこでも好評を博しており、聖陵高校の生徒たちもサインを求められるなど、人気者になっているようだ。
12日 menu




 Aim High
 Aim Highというのは、このジャーナルの名前だ。生徒の親から「先生のブログ読んでいます。ブログを読んで、息子を聖陵高校に預けることにしました。」と言われた。思いがけないことでありがたく思い、嬉しくもあったが、その方が読んでくれていた頃(おそらく2,3年前)のジャーナルと比べて今はお粗末な内容となっているし、英語の授業自体がおざなりなものになっている。「Autonomous learnersを育てる。英語でディベートができる語学力を身につけさせる。」という原点に立ち返らねばと思った。
13日 menu





 Video Conference
 松山聖陵高校とサクラメント市のグラント高校とのTV会議が開かれる。郷土芸能同好会のメンバーが、サ市で虎舞を披露している関係で、今回のTV会議が開催される運びとなった。こと細かく会議の進行が決められているが、生徒が英語で交流する場面もあるから、英語をコミュニケーションの手段として意識させる絶好のチャンスだととらえている。スクリーンに映し出されたグラント高校の生徒たちとうまく意思疎通できれば、良い成功体験となって、英語を使うことに興味を持つことができるだろう。
15日 menu




 ジョギング&ペース走
 補習の後も生徒が残りたいというものだから、帰れない。着替えて、学校の近くをジョギング。ラニングメイトがいたから、おしゃべりしながらの楽しいジョギング。ひと汗かいた後、今度は一人でグランドに出てペース走。
 まず、4’30”/kmのペースで、5周。ジョグで一周つないで、さらに3周。最後の2周はペースを上げて、ビルドアップ。いい汗がかけた。久しぶりに、ハーフマラソンにでも出てみようか。
16日 menu










 Video Conference
 モニター越しに英語でコミュニケーションするのは、思った以上に厄介なもので、30分ほど前から音声チェックも兼ねて、グラント高校の生徒や虎舞のメンバーと話をしておいたのは、正解だった。松山聖陵高校の生徒たちも、事前のやり取りで少しは落ち着いたようだった。テレビ会議の本番では、テレビ局のカメラが回っていたことも手伝ってか、緊張した生徒がうまく英語を話せなかったり、グラント高校の生徒からの質問が予想以上に多く、答える側の生徒があたふたした場面もあった。それでも、アメリカの生徒たちに負けないくらい元気で、乗りのいい雰囲気の中、みんながグラント高校の生徒たちと懸命にコミュニケーションをはかろうとしている姿は素晴らしいものだった。参加生徒からも、本当に充実した、楽しい会議だったとの感想が多くあり、本校における第一回テレビ会議は、成功だと言える。
 実際、松山の高校で行われたいくつかのテレビ会議をご覧になっている交流協会の方から、「今回の松山聖陵さんのテレビ会議は、生徒さんの反応が良く、活気もあって、楽しいものでした。」とのコメントをいただいた。
17日 menu









 ichiro
 イチローが9年連続200本安打を達成したという記事を検索しようと、VOAで"ichiro"と入力したら、新総理の祖父であるIchiro Hatoyamaと新政権の幹事長Ichio Ozawaの記事が検出された。今やイチローは、野球のイチローだけの専売特許ではなく、政治のイチローがネット上でも幅を利かせているようだ。
 VOAの記事から、新総理の経歴で面白そうなのをピックアウトしてみた。
 the heir to a powerful political dynasty .政治家の名門
 The soft-spoken, Stanford (California) University-trained engineer スタンフォード大工学部で博士号を取得している
 Politics runs deep in his family. 政治家の家系
 Another grandfather founded the world's largest tiremaker, Bridgestone. おじいさんが、ブリジストンの創設者
18日 menu









 ウィン・レッスン
 実践ビジネス英語レッスン12は、単語も難しく、長い文が多かったので、日英翻訳は大変だったと思う。
 @ Having your company's name prominently displayed on the event notice board at a four- or five star hotel isn't going to endear you to people who've seen news reports about how your business has been freezing salaries because of the economic downturn, for example. 
 A I hear that kind of image-conscious thinking is having quite a negative impact on places like Las Vegas, a city that to many people symbolizes the big-spending, in-your-face culture of corporate greed and excess.
 B The person with whom you've been having lunch suddenly feels the call of nature and head for the men's or ladies' room, or to have developed an acute case of of arthritis that prevents him or her from picking up the check.
19日 menu




 Death of the Power Lunch
 70年代から、90年代、2000年へと商談の形も変遷を経てきた。liquid lunchから、power lunch、そしてpower latteやmore modest business lunchとそれぞれの時代を映しだす鏡のようで面白い。それにしても、現在のeconomic crunchが克服されれば、power lunchがまた戻ってくるのだろうか。
20日 menu








 The Great Gatsby
 一時間ほど読んだ。Gatsbyの生活ぶりを描くのに、hilariouslyやgaietyという単語がよく使われている。今日読んだところで出てきた単語。
 bona-fide, tortuouly, rowdy, florid, corpulent, echolalia, convivial, swooning, jauntiness, obstetrical, implore, ineptly, rivulets, asunder, dissension, deplorably, malevolence, tantalize, tumultuous, apparition, incessant, a wafer of a moon, caterwauling, poignant
 これらのうち、florid, corpulent, echolalia, convivial, jauntiness, ineptly, implore, rivulet, dissension, malevolence, tumultuous, apparition, incessant, poignantは、語源で意味を推測できたり、覚えたりすることができる。
21日 menu



 Jogging
 1周約500mのコースで、インターバル練習。インターバルというのだから、本来はジョグでつなぐべきなのだろうが、1周毎に立ち止まって給水をする。少し歩いてから、2周目。これを5本こなして、最後は3周のペース走。ビルドアップする予定だったが、そんな余裕はなかった。へとへとになったが、いい汗をかけた。
22日 menu



 iPS細胞(induced pluripotent stem cell)
 iPSの、最初の文字が小文字のiになっているのはが、iPodのiにあやかったものだというのは驚きだ。生みの親である京都大学の山中伸弥教授の茶目っ気よるものだろうが、スマートなネーミングだと思う。また、アルファベットの大文字の 「I」は、数字の「1」やアルファベット「L」の小文字「l」と紛らわしいというのも頷ける。
23日 menu



 ロード
 ロードで10km以上走った。仲間とゆっくおしゃべりしながら、ジョギング程度のペースだったこともあり、気持ちよく走れた。また、車でのサポートもあり、飴や栄養ドリンクの差し入れはありがたかった。紫外線を避けて、もっぱらトレッドミルで走ってばかりだが、これからの季節はロードも悪くないと思った。
 
24日 menu



 翻訳
 化学分野の論文を訳しているが、普段からニュートンやnatureなどの科学雑誌に目を通しておくことの必要性を痛感した。翻訳家や通訳も、あらゆる分野の専門的な知識を身につけることはできないし、そこまでは求められてはいないと思う。ただ、各分野における最新の情報を英語と日本語で読んだり、聴いたりしておくことは必要だ。
25日 menu






 NHK実践ビジネス英語
 もともと慣用表現を意識的に多く盛り込んだビニエットだという特徴があるが、最近そのことを富みに感じる。ネイティブに聞いてみないと確かなことは言えないが、例えば、9月号Lesson 13 Customer service in a down economyのビニエットに出てくる“get someone's goat, vent one's spleen, between the devil and the deep blue sea”などの表現は、ややout of dateの感じがする。
 一方、語彙レベルは、口語的なものも適度含まれていて妥当だと思う。
 lackadaisical, vexing, valet, vigilante, succinctly, twofer, entice, shoddy
26日 menu


 Customer Service
 専門学校の募集担当者が、技術を身につければ後は、「その人が顧客とどのように良好な関係を築くことができるか、人間的にどのような魅力を感じさせることができるか次第。」と言っていたが。今回の
27日 menu



 通販
 通販は英語でmail orderだが、ネット通販となると、shopping on the Internetとなる。また、昭和25年生まれは、1950年生まれとしなければならないそうだ。
28日 menu




 プレゼン
 中学校の先生を対象とした特進コース案内のプレゼンがある。あれこれ想いを込めながらパワーポイントで作っていたら、いつの間にか予定時間を倍以上オーバーしてしまう内容になってしまった。どこを削除しようかと頭を悩ませているところ。
 私の場合、民間企業のような「プレゼンの内容如何で、大きな仕事が取れるかどうか」といったレベルの話ではないが、うちの高校に入れば持てる能力を伸ばすことができる中学生が、一人でも多く入ってほしいと切に願いながら作っている。
29日 menu




 ウィンレッスン
 次回のレッスンは、New Leadership。ビニエットでは、What makes for good leadershipというのは、communicationで、a key part of communication is having a sense of humor.と結論付けている。私もその通りだと考えている。残念ながら私の用意したhumorは、中学校の先生方にはあまり受けなかったが、同僚で見事なプレゼンをした教員がいた。彼は、15分ほどのプレゼン中に3度も会場を沸かした。学ぶことの多い会議であった。
30日 menu




 コンビニのコピー機
 パスポートのコピーを取って提出するようにいったところ、「コンビニのコピーは、情報が店側に残ります。」と生徒が言う。そういえばそんなことTVで言っていたような気がするなと思い、調べてみた。機種によって、コピー機内部にデータとして蓄積される場合があるというだけで、コピー利用者のデータを取り出すのは、ほぼ不可能だということだった。

HOME