2009年 10月 過去のジャーナル

 10月の目標・・・遅々として進まないGatsbyを継続して読む
1日






 Le Clezio is cosmopolitan.
 "He is not particularly a French writer if you look at him from a strictly cultural point of view.
So I don't think this choice will give rise to any sort of anti-French communism."
 これは、2008年度ノーベル文学賞を発表したThe Swedish Academy のスポークスマンの談話だ。ル・クレジオ氏がcosmopolitanたる由縁は、生まれ、育ったところから、大学に至るまで、世界中を渡り歩いてきたことによるのだろう。
 Born in Nice in 1940, Le Clezio spent two years as a child in Nigeria and has taught in universities in Bangkok, Boston and Mexico City.
2日







 村上春樹
 昨年ほどノーベル文学賞候補として話題に上らなかったのは、やはりエルサレム賞を受けたことも影響しているのだろうかと勝手に思い込んでいたが、英ブックメーカーが開設している文学賞受賞者の予想オッズ・サイトでは、昨年の倍率より低い10倍だったから、評価は上がっていたということ。
 なお、有力候補として以下の作家や詩人が挙げられていたが、その予想は見事裏切られた形となり、ルーマニア系ドイツ人のヘルタ・ミュター氏が受賞した。
 イスラエル アモス・オズ、 アルジェリア アシア・ジェバール、 西 ルイス・ゴイティソロ、
 米 ジョイス・キャロル・オーツ フィリップ・ロス、 シリア アドニス、 日 村上 春樹、伊 クラウディオ・マグリス
3日 menu



 翻訳トライアウト
 2種類の課題があって、共通課題は米大統領オバマの経済政策。もう一つの専門課題は、水素の製造に関する論文。共通の翻訳だけでも仕上げるのに最終的には3時間半かかり、専門課題は6時間以上。こんなに時間がかかってしまっては、とても仕事にはならないだろう。
4日 menu






 実践ビジネス英語 Lesson14  New Leadership
 incumbent president, take it to new heights, take me a while to learn the ropes, with maple syrup in my veins, a tough act to follow, handing the reins over to you, take the floor, read from the same page, well-timed, funny aside, buck conventional wisdom, go with the flow, larger than life, have the guts and the humility, oxymoron, in a nutshell, heirarchical, add one's two cents worth, steward, have a natural inclination to do, delegate authority, skill set
 
5日 menu





 Oxymoron
 昨日紹介したoxymoronという単語が面白そうなだったので、googleで調べてみた。ギリシャ語oxy-「鋭い」+moron「鈍い」
 An oxymoron is a figure of speech that combines two normally contradictory terms. They appear in a range of contexts, from inadvertent errors such as extremely average, to deliberate puns like same difference, to literary oxymorons that have been carefully crafted to reveal a paradox.
 他にも、open secret, deafening silenceなどがあった。
6日 menu



 Without further ado
 実践ビジネス英語のビニエットで、Now, without further ado(余計なことはさておいて、)という表現があった。adoというのは、もともとto doの意で、シェイクスピアの喜劇のタイトルにも使われている。Much Ado About Nothing.
 さらに、これをもじったものが、さんまの「恋のから騒ぎ」のタイトルにもなっている。Much Ado About Love
7日 menu









 “of” or “among”
 次の英文中にofかamongのいずれが入だろうか?
 1. (     ) modern novels, this is the best.
 2. (     ) all modern novels, this is the best.
 3. She is the prettiest (     ) them.
 4. She is the prettiest (     ) them all.
 5. Oahu Island is the third largest (      ) the eight islands of Hawaii.
 2, 4には、ofしか使えない。また、5にはamongしか使えない。つまり、allが付いている場合にはofのみ、数詞が付いている場合には、amongしか使えないことになる。
8日 menu


 イタリア語
 このところすっかりご無沙汰になってしまっている。5級レベルの勉強から、やり直さないといけない状態だ。時間の使い方を工夫して、早く勉強会に復帰しなければ…。
9日 menu



 知の風景
 大学入試用の長文読解テキストとしては、米沢修一編の「知の風景シリーズ」が秀逸だと思っている。おそらくセンター試験の出題傾向と関係があるのだろうが、改訂以降英文が平易になっているものの、扱っている教材が興味深い内容で、関連資料も充実している。「知の風景」と銘打っているだけあって、知的欲求を満たしてくれるテキストだ。
10日 menu






 インターバル練習
 陽が落ちてから、ロードに出てインターバル練習をすることがある。フィットネスクラブのトレッドミルでばかり走るのも味気ないから、街灯が明るく、歩道をゆったり取ってある通りで走る。ウォーキングや散歩をしている人も多い。スピード練習するときは、たまに走る車の流れを見計らいながら、歩道から車道に出て300m〜500m走る。3本も走ると嫌になるが、最後にもう一本走る。ジョグでクールダウンした後にミネラルウォーターを乾いた喉に流し込むと、滝つぼめがけて一気に落ちる滝のように胃にズンと堪える。そして、ヘモグロビンに運ばれた水の粒子が全身の毛細血管にまで行き渡ると、一分も経たないうちに先程まで湯気立っていた身体は、急激に冷やされる。
11日 menu
12日 menu
13日 menu
14日 menu
15日 menu






 a good many housesとmany a house
 高校の問題集にはこんなのが出てくるが、「どちらも、many housesでいいんじゃないの?」って言いたくなる。
 例文を探すと、次のような諺でよく使われていたから、やはり古い表現なのだろう。
 There's many a slip' twixt between cup and lip.
 There's many a good tune played on an old fiddle.
 Many a little makes a mickle.
 Many a quarrel between husband and wife has arisen over a trifle.
16日 menu
 Crime Spikes
 
17日 menu











 松山大学英語教育フォーラム
 昨年より高校生と子供が少し増えていたが、参加者の少ない会だった。リスニング向上講座や英語を使っての楽しい活動があり、ランチも無料で、一緒に行った高校生たちは大満足だった。
 スポーツジムで知り合ったブルース・ランダー先生の英語の活動では、参加者が生き生きとした表情で英語を学んでいたのが印象的だった。
 フォーラムとは別に、カルフールホールで全国から集まった大学1回生によるスピーチコンテストもあったが、これまた500人は優に収容可能と思われる広いホールに、ほんの数えるほどしかいないオーディエンス。これでは、スピーカーも気合いが入らないと思うのだが。
 もったいないと思い、昨年は「参加者集めにもう少し工夫をしたらいかがなものでしょうか。」というメールを大学に送ったのだが、一向に改善の跡が見られないのは残念だった。ただ、運営に携わっていたスタッフの学生や職員が、フォーラムを成功させようと懸命に取り組んでいたのが救いだった。
18日 menu




 ウィン・レッスン
 英字新聞の記事を使って、翻訳練習をした。まず、英字新聞を音読し、意味を取る。翻訳した後、対応する日本語の記事を読み、意味の確認。日本語を音読し、最後に英語の記事を見ながら、翻訳をした。「一元化、諮問、本格的な審議、給付金付き税額控除、新税制調査会」などの表現は、英語と日本語でしっかり覚えておいてほしいところ。
19日 menu





 ボキャビルテキスト
 今使っているボキャビルテキストがもうすぐ終わる。と言ってもレベルが高いこともあり、まだ定着しているとは言い難い。で、もう一度このテキストでいくか、別のテキストを使うか思案中。別のテキストの場合、以前使っていたマンガと語呂合わせで覚えるアメリカのテキストを使ってはという意見もあった。確かに、単語を覚えるのは、遊び心が少しはないと味気なく、続かないかもしれない。
20日 menu




 野村ジュニア
 楽天の試合を見ていたら、ベンチの中にもう一人野村監督がいた。そっくりな顔をしている、息子の克則だった。現役時代は鳴かず飛ばずのプレーヤーだったが、今は楽天で一軍の打撃コーチを務めているらしい。監督の引きで入っているのだろうから、解任後は一緒に球団を去ることになるのか。
21日 menu
22日 menu
23日 menu
24日 menu
25日 menu









 Amazon
 I am likely to buy more goods than I originally intended when I shop online, which is especially true with Amazon. She has a lot of strategies to induce customers to buy more; she knows not only books I've bought but books I'd like to buy or even ones I should read! She never asks me to buy books but just sends me mails full of information on books of my interest. She sometimes reminds me of some of my interest I had a decade ago. Besides, I don't have to pay money but my credit card settles an acount.
 She has successful business know-how. I'm afraid she takes better care of me than my wife!
26日 menu


 野村ジュニア
 先日、野村監督の息子克則について書いたが、巨人のコーチになるという記事を読んだ。選手間では、彼のコーチング技術や人物評はよく、親の七光りでプロの世界にいるのではないようだ。
27日 menu








 翻訳
 近頃富みに、翻訳の難しさと面白さを感じている。まだ、その両方を楽しんでいるとは言い難いレベルだが、もう少し努力を続けることができれば、その域に近づくことくらいはできそうだ。簡単なところで言うと冗漫さ(redundancy)を避けることによって、ずいぶん引き締まった、すっきりした文になる。NHKビジネス英語の英作文コーナーにも次のような例があった。

 「十年ほど前からインターネットを使っている。しかし、これまでは仕事以外で使うことはほとんどなかった。」
 I have been using the Internet - almost always for work.
 「画面上を散歩できるので、近くを散策」
 I can take a walk on the screen, so I explored [strolled in] the neighborhood.
28日 menu





 ○○大の英語
 大学入試用参考書のタイトルだ。似たようなタイトルの本が出ているが、赤本でおなじみの教学社のシリーズが秀逸(他の出版社のは、解説が雑)。レベルは高いが素直な問題となると、「東大の英語」と「上智の英語」がいい。「医学部の英語」なども、高い専門性が身につくだろう。難関と言われる私立や国立二次の入試問題を8割以上こなせる英語力が身に付いていれば、ビジネスでも十分通用するだろう。
29日 menu




 a safe-deposit box
 実践ビジネス英語Lesson 15で、銀行の貸金庫の有用性について言及している場面がある。
 「書類や貴重品をすぐに取り出す必要がないのなら、…。」これを英語で言うと、次のようになる。
 if instant access to his papers and valuables isn't a concern.
 instant accessという英語はなかなか出てこないし、その逆もまた然り。
30日 menu



 ボキャビルのテキスト
 英検1級を受験した生徒さんから、今使っているテキストがとても役に立ったとの報告があり、もう一度最初から復習することにした。あとほんの数点足らずだったから、今から気持ちを切らさないで続けて勉強すれば、来年1月の試験で合格することも大いに期待できる。ほんとに楽しみだ。
31日 menu

HOME