4月には正念場というべき市議会議員選挙がある。
会派代表としての政務や雑務に追われ、今回は準備が随分遅れている。
気持ちばかり焦るが、いっこうにはかどらない。
泣いても笑っても後3か月。
今回で8度目だが、その度ごとに市政の状況や候補者の顔ぶれが変わり選挙は何回やっても難しい。
今回の選挙、定数削減もあり43の議席に対して60名近い出馬が取りざたされている。
いつになく激戦の様相である。
若い方々が政治に関心を持ち、それぞれの考えや政策を打ち出し、果敢に市政にチャレンジすることは大いに歓迎したい。
28年前妻や親にも相談せず、勝手に出馬を決め周りに迷惑をかけたことがあった。
若さゆえの無鉄砲さだろうか。
あの当時70%を超えていた投票率も、今では50%を切っている。
いろいろな要因が考えられるが、政治不信や若い方々がだんだんと政治に無関心になってきているように思う。
もちろん、選ばれる側の私たちに問題があることも、謙虚に反省しなければならない。
私が学生の時には、時代背景も違うと思うが、選挙は一度たりとも欠かしたことがなかった。政治には敏感に反応していたような気がする。
これは松山市だけの問題ではなく、全国的に同様な傾向がみられる。
国もあの手この手の対策を立てているが、大きな成果は上がっていない。
今一度、地方においても若い人たちが市政に興味をもってもらえるようなユニークな対策や方策を、
真剣に講じていかなければならない時期が来ているように思う。