H24.7

 平年より3日遅れで梅雨入りはしたが、雨が降らずやきもきした。
その矢先の台風4号5号。本当に有り難かった。
 お蔭で松山市の水がめ石手川ダムも満水になり、地下水位も順調に回復した。
 綱渡りのような松山市の水。 一日も早い抜本的な解決が待たれる。
 早いもので議長を退任してから1年余りになる。
 現在、地域主権検討特別委員会の委員長という役をいただき、議会改革の取りまとめ役として、慌ただしい日々を送っている。
 このコラムでは、委員会で決まった事を少しご紹介させていただきたいと思う。  本会議での質問形式を、従来の質問方式に「一問一答方式」を加えた選択制に変更し、9月議会からの実施をめざすことになった。
 一問一答方式は、議員の一つ一つの質問に対し、理事者の答弁があり、市民の方から見てもわかりやすい質問戦になると思う。
 また、より開かれた委員会審査を目指すということから、「一日一委員会制」が、来年の3月定例会から導入されることになった。
 3月定例会は、当初予算を審議するため議案も多く、会期を3日延長することにより、各議員が自分の所属する委員会以外でも傍聴ができるようになった。
 他の6月、9月、12月の定例会については、会期はそのままで、委員会を午前・午後のスライド制にし、そのことによって各議員が委員会を傍聴ができるようになる。

 議会改革は、我々松山維新の会にとって政策の大きな柱である。
 その中でもメインともいうべき議会基本条例策定についても、平成25年6月を目指してチームが立ち上がった。
 また、市民が最も関心のある議員定数問題の協議会も立ち上がり、これから本格的な論議がなされていく。
 その他に、本会議や委員会の出席の際に出ていた費用弁償の廃止や、委員会をより活性化させるための見直しも行われた。
 この特別委員会は、議員自身の身分にかかわることや議員の身を切る項目が多く、デリケートで調整は難しいが、市民からの信頼に応える議会を目指すべく、怯むことなく積極的に改革に取り組んでいきたいと思う。
 皆さん、ご指導の程よろしくお願いします。


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