うん‐ちく【蘊蓄・薀蓄】 とは広辞苑によれば以下の如し。 |
[左伝昭公二十五年]より |
さしでん【左氏伝】 「春秋左氏伝」の略称。「春秋」の注釈書で、春秋三伝の一。30巻。左丘明の作と伝える。 |
「左伝」とも略称。三伝のうち最も文にすぐれ、史実に詳しい。 |
しゅんじゅう 【春秋】 ジウ (年月・四季の順を追って記したからいう)
五経の一。 |
孔子が魯国の記録を筆削したという史書。 |
魯の隠公元年(前722)から哀公14年(前481)に至る12代・242年間の史実を編年体に記し、毀誉褒貶キヨホウヘンの意を含むという。 |
前480年頃成立。注釈に左氏・穀梁・公羊クヨウの三伝があり、左氏伝が最も有名。 |
物を十分にたくわえる。知識を深く積み貯えてあること。また、その知識。「―のあるところを披露する」 |
○蘊蓄を傾ける 自分の学識・技能の精一杯を発揮する。 |