<手術後のこと>

 手術後夜中に痛くて目が覚めたので、ナースコールで「痛いのですが。」と告げたところ、 痛み止めを打ってもらえました。
 手術翌日、目が覚めた時には意識もしっかりして、想像通りとっても胸が痛かったです。 ナースコールを押して痛い事をお話ししたところ、痛み止めの坐薬を頂き、一安心しました。 痛み止めの坐薬は3日間定時で持って来てもらえますが、これ以外にも痛い時には持って来てもらえます。
 朝の痛み止めを入れた後は、思ったほど痛くなくて、動くことが出来ます。午前の 10
時くらいに笠置先生の回診があり、この時に「2本入っているドレーンの管理方法について講義を頂き、 「しっかりとドレーンがつまらないように管理しなさい。」と言われました。 手術の前には考えられませんでしたが、翌日からは直ぐに歩くことが出来て、 少々痛いものの「歩け。」と言われたので、一所懸命歩いて、術前に練習した呼吸訓練をしました。 この日の夕方からは5分粥が出て、美味しく頂きました。
 翌々日の朝、急に痛みがひどくなったので、ナースコールをしたところ、 「この時期は痛いのですよ。」との事で、痛み止めを注射してもらいました。 これでまた楽になったので、動くことが出来ました。 この日はあと2回痛い時がありましたので、その時々に痛み止めを注射してもらったり、 痛み止めの坐薬をもらったりしました。
 翌々日のお昼に管が抜けてからは、痛みは我慢出来る範囲内で、痛み止めもあるので平気です。 夕方には普通の食事が出て、とっても美味しかったのです。 とにかく興味の対象は術後の痛みと、呼吸運動をしなければならない事と、 食べる事と寝る事で、看護師さんの顔を見ている余裕は全くありません。
 術後6日目に取った血液検査と胸部レントゲン写真で「合格です。」と言われたので、 翌日退院となりました、合格が出た後、直ぐに『ファミリーハウスあい』を予約して、 翌日から2泊の宿泊をお願いしました。 (『ファミリーハウスあい』は土日は予約の受付をしていないので、 笠置先生もその事をよく御存知で金曜日に「 O.K. 」と言ってくれたのです。

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