実践的長文読解指導 
−長文読解問題を教材として−

はじめに

 高校2年生を対象に、本格的に長文読解力を養成したいと考えています。本校の生徒にとってもっとも効果的な指導のあり方をじっくり考えてみたいと思います。
 テキストは、段階的に3つのレベルに分けられている長文読解問題集です。大学入試の過去問を織り混ぜながら、この3冊を1年間で仕上げる予定です。

長文読解問題の活用法

 1 スラッシュリーディングで内容を読み取らせる。
   →重要だと思われる部分には、下線を引かせる。

 2 設問を解かせる。

 3 パッセージ全体を、「導入・展開・結論」などのパートに分けさせる。
   →下線部やパッセージの分け方をチェックする。(教師)

 4 パート毎に、要点をまとめさせる。
   →できなければ、キーとなる文をあげさせる。

 4 解答、解説をする。(教師)

 5 スラッシュリーディングがスムーズに行えるまで、繰り返し読ませる。

 6 英文を見ずに、日本語で要約させる。
   →長文問題に対応できるスキーマを日本語で養う

 7 単語、構文を音読筆写しながら覚えさせる。




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