第6週 8月8日   キーワード要約とサイトラ

 まず、課題のキーワード要約を個別に発表してもらいました。(3名)
続いて、日英同時通訳をしました。(3ペア)
 受講生の皆さんに、「教材を選択し、段階を踏めば、自分にも同時通訳ができるんだ」という自信と達成感を持っていただけたとしたら、本日のレッスンは成功です。
 次に、速読の基本であるフレーズリーディングの練習をしました。テキストがやや難しかったので、すんなりとはいかなかったようです。この練習は、意味のまとまりという情報の断片をつなぎ合わせて、文の意味を取ることに慣れるのが目的です。
 次回の課題として、「フレーズリーディングのプリント」と「砥部焼きの観光案内を3人一組のグループでデモンストレーションできるように」というのを出しました。3人というのは、観光客、砥部焼きに詳しい地元の人、通訳という3つの役柄です。あと、テキストのエクササイズ6−10の通訳練習をすることです。来週がお盆でお休みということを勘案しても、すこし多かったかな。受講生の皆さん、ごめんなさい。

感想
フレーズリーディングをするにも分からない単語が多くあり、家で勉強もしないと進歩がないことを感じています。すっかり忘れている文法についても教えてくださるのでためになります。
フレーズリーディングがきちんとできるようになりたいです。
フレーズリーディングを練習することにより、速読の力もつくということで、意味のまとまりに気をつけながら、読んでいこうと思いました。
英問英答の練習があればいいなあと思っています。
文法の説明が大変参考になりました。
マイクを持って話すののはやはり緊張しますが、たまにはいいかなと思いました。

 感想のところで、「文法」と出てくるのは、
What they learned is that they can do anything if they put their mind together.
という文の、関係代名詞のwhat と名詞節を導くthatの違いを説明したことです。両者とも「・・・こと」と訳すのですが、どのように使い分けるのかを解説したのが受講生の皆さんには良かったようです。極力、「文法」を意識させないように説明したつもりでしたが、日本人にとって「文法」は英語学習には欠かせないものなんだと改めて認識させられました。

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