英語検定準1級合格への道            HOME
 
2014年度第二回 実用英語検定1級合格手記 
(Dec.20/2014)

2010年度第三回 実用英語検定1級合格手記
 (March.2/2011)

2004年度 実用英語技能検定準1級合格手記 その1
 その2

2002年度 実用英語技能検定準1級合格手記

 二年間の受講で英検一級に合格された生徒さんから合格手記が寄せられました。
ウインランゲージサービスの上級講座は、英検合格を目的とした講座ではありません。また、本人も以下の手記の中で書いているように「英語学習の過程の中で一つの目標が英検一級だった」ことを考えると、理想的な形で合格したと言えます。言い換えると、英検一級というのはその対策だけで合格できるレベルの試験ではなく、日常的に総合的な英語の勉強に取り組み、実践した結果得られるものだと考えます。彼は、英語とは関係のないエンジニアの仕事に携わっていて、本当に少ない時間を効率的に活用してレッスンの準備や勉強を続けられてきました。とても若いこともあり、将来が楽しみな生徒さんの一人です。
 これまで上級講座しかなく、英検一級を取得された生徒さんには卒業という形で辞めていただいていました。しかし、卒業された生徒さんから「上級講座より高いレベルの講座を開いて欲しい」という要望があり、2015年1月8日からプロ講座を開講しました。翻訳や通訳の技能を高める講座ですが、TEDに見られるような「高度なプレゼン能力」を身につけることを究極の目標にしています。過去に英検一級を取得し、本教室を卒業した生徒さんも受講しています。
英検一級レベル以上の方なら歓迎しますので、興味のある方はぜひ一度体験して下さい。日時は、隔週日曜日の1時〜3時です。お待ちしております。

 今回の合格手記は、レッスンの内容から、日常の勉強方法にも言及しているので、これからチャレンジしようと考えている方にも大いに参考になると思います。


2014年度第二回 実用英語検定1級 合格手記 (
20141220日)
(レッスン受講までのバックグラウンド)
私が野上先生のレッスンを初めて受講したのは、20126月でした。受講当初は、TOEICReading Sectionの得点を上げるために、ボキャブラリーを強化し、リーディング力を向上させることを目的としていました。また、将来的にTOEFLの受験も視野に入れていました。このため、最初から確固たる英検1級合格の目標があったわけではなく、ボキャブラリーの強化やリーディング力の向上を図っていくうちに、英検1級受験が視野に入ってきました。

(レッスン受講を始めて)
レッスンで最初に使用した単語帳は、旺文社の「文で覚える単熟語1級」でした。英検1級の単語帳を初めて見た瞬間は、まるで英語でない外国語の単語を見るようで、全く歯が立たなかったことをよく憶えています。実際に、英検1級の単語問題を解いてもほとんど正答できませんでした。そこで、レッスンのカリキュラムに身を任せることに決め、毎回決められた範囲の単語をしっかりと覚え、NHK実践ビジネス英語に沿ったレッスンを、きちんと自分の力にするよう努めました。

(日常の英語学習およびレッスンについて)
平日は、仕事があるため、毎日一定時間の英語学習時間を確保することはできませんでした。そのため、常に英語学習のモチベーションを維持することは、ほぼ不可能でした。そこで、先ずは盲目的に単語をひたすら覚えるという基本学習に特化しました。単語しか覚えない日も多く続きました。この勉強は一見、単語力しか身に付いていないように見えますが、語彙の強化によりリスニング力やリーディング力、やがてはスピーキング力の向上に繋がったと考えています。改めて単語を覚える基本学習の大切さを痛感しました。
また、レッスンでは、NHK実践ビジネス英語をテキストとしていますので、ビニエットに出てくるイディオムを覚え、内容を理解する予習が欠かせません。さらにレッスンでは、何度も音読したうえで、自分では分からないような不自然な発音、イントネーションを指摘頂くことができました。
そして、最も難易度が高いのは、ビニエット内容を英語で要約し、先生からの質問に対し英語で答えるセッションです。レッスン当初は全く反応することができず、フリーズ状態でした。しかし、質問されて英語で即座に考え、まず言葉を発する方法論を教えて頂いたので、徐々に慣れることができました。また、これは2次試験で要求されるスピーチの練習にもなりました。さらに、TimesJapan Timesの記事を決められた時間内で読解するトレーニングにより、リーディング力を向上することができたと考えています。

(1次試験直前対策について)
初めて1次試験を受験した時は、1点足らずの不合格で大変悔しい思いをしましたが、その後受験3回目での合格までに、単語を繰り返し復習し、レッスンでの演習により試験対策を行いました。レッスンでは、総合的な英語力を身につけることができますが、自分の弱点を補うため、個人的に以下の対策を行いました。


○リスニング力向上のため、過去問2年分のリスニングPart2,3を全てディクテーションし、何度も聞いて一語残らず全て書き出し(タイプ)しました。そして、聞き取れなかった単語および表現を抽出し、リスト化しました。

○問題に慣れるため、過去問を数年分解きました。
○30分の時間内に、エッセイを書く練習をしました。

(2次試験対策について)
1次試験合格後に、2次試験対策として面接練習をして頂きました。2次試験では、1つのトピックについて複数の論点に言及してスピーチしなければいけませんから、トピックに対する論じ方や考えの整理の仕方を中心に指導していただきました。
また、試験1週間前には、レッスンで配布された2次試験対策の資料をよく読み、過去に出題されたトピックに対し、2点もしくは3点の論点で自分の考えをスピーチできるよう考えを整理してノートにまとめました。

(試験当日について)
試験当日は、提示されたトピックから数秒で1つのトピックを選び、残りの時間は論点整理に費やしました。しかし、あっという間に時間が過ぎて、あまり考えがまとまらずにスピーチに突入してしまいました。幸いにも選んだトピックが自分の興味のある分野だったため、最初に自分の立場を明確にして、事実等を付け加えて論点を補強しました。
面接が終わったあとは、勢いだけの主張になってしまい、内容が伝わらなかったかなと思いましたが、面接官の反応が比較的良かったため、ギリギリ合格かなという感触でした。初めての2次試験でしたが、結果的に4分野全て8割得点の80点で、一発合格することができました。

(最後に)
英検1級に合格できたのは、ウインランゲージサービス野上先生の比類なきご指導のおかげです。また、レッスンを一緒に受講していた皆さんと切磋琢磨できたことにより、モチベーションを維持することができました。ありがとうございます。これからも更なる英語力の向上を目指して、レッスンを受講させて頂きます。



2010年度 第二回英検1級 合格手記 (2010年度)

 ようやく念願の英検1級に合格できました。思えば、ここに至るまでの道程は、長く険しいものでした。最初に英検1級にトライしたのは、準1級取得の直後だったのですが、全く歯が立たず3割しか解答できなかったのを覚えています。1級のレベルの高さと自分の実力不足に愕然とし、これでは一生かかっても到達できないのではと不安に感じました。その後、野上先生のレッスンを受講し、その洗練されたメソッドに接し、「これを続ければ1級を突破できる」という確信を抱きました。そこで、自分の勉強方法を全面的に改めました。

 まず、シャドーイングを徹底的に行いました。50回を目安に音読の練習をするようにと指導され、最初は戸惑いましたが、CDを聴いて繰り返し発声し、完全にネイティブ・スピーカーの速度と発音についていける段階になるまでには、気づけば50回は音読していました。これにより、英語を話すこと自体に慣れると同時に、発音、イントネーション、リスニング、スピーキングの瞬発力が格段に向上したと実感しています。

 次に、上級レベルに必須とされる語彙習得を重視しました。毎回レッスンで単語の課題をチェックするのですが、単調になりがちなボキャブラリー・ビルディングも、先生から同・反意語、統辞、語源についての解説が加わることにより、興味を持って進めることができました。その結果、英検1級の語彙問題ではコンスタントに8割以上得点できるまでになりました。

 さらに、レッスンでは秀逸な教材が使われていて、良質で多彩な英語に数多く触れることができました。NHK実践ビジネス英語(やさしいビジネス英会話)Z会速読速聴シリーズ、文で覚える単熟語、1100 Words You Need to Knowなど、いずれもやり応えのある内容です。他にも、CNNや著名人のスピーチ、小説、そして英検やTOEICの過去問などバラエティーに富んだ教材が随時用いられ、メールによるエッセイの添削指導もあり、多角的・実践的に英語力を鍛えることができました。

 他の受講生の方からも、良い刺激を受けました。皆さん意識が高く、予習や課題をいつも完璧にこなして来られます。自分はモチベーションが持続できず、時に予習が疎かになったり、欠席することもありました。しかし、周囲の真剣さと明るい雰囲気に触発され、何とか継続することができました。

 以上のように、英検1級に合格できたのは、ひとえに『ウインランゲージサービス』で学んだおかげだと思っています。長年ご指導いただいた野上先生に感謝申し上げるとともに、クラスの皆さまにもお礼申し上げます。今回の資格取得に満足することなく、目標とする「スーパーレベル」の英語力を身につけるための一里塚ととらえ、これまで以上に一層研鑽を積んでいきたいと思います。


 2004年度第1回実用英語技能検定で、準一級合格者が出ました。彼女は、英語とはまったくかかわりのない仕事をされていますが、 生来の頑張り屋で努力を惜しむことがありませんでした。仕事柄、NHKで放映された『ER』に興味を持ち、このドラマを字幕なしで楽しむのがこれからの大きな目標だとのこと。 この目標に向かって、これからも英語の勉強を続けてください。
 手記はここから。


 2004年度第1回実用英語技能検定に続いて、第2回実用英語技能検定で準1級合格者が出ました。実力的には十分合格する力がありながら、 これまでは不運に見舞われていただけに、彼女の合格は自分のことのようにうれしく思います。
 手記は、ここから。



 2004年度第2回英語技能検定準1級合格者手記
 やっと合格できました。これまで何回受験したかわかりません。「そのうちなんとかなるだろう」というくらいで、時期がきたら申し込んでいました。ところが、1年半前合格ラインから20点近く下げてしまって、こんなことではいけないと思っていた矢先、友人から野上先生を紹介され、ウィンのレッスンに参加できるようになりました。
 私が参加したのは、皆さんが『速読速聴英単語 advanced』を終えるころでしたので、その難しさに圧倒されました。シャドウイングなど到底できないので暗唱していこうとするのですが、当初はたった100後程度の文章さえ覚えられなくてたいへんでした。日英では、皆さん、丸覚えではなく自分で文を作っていかれ、野上先生はその表現でいいかどうか適切に指導されます。
 私も、自分で使える英語にしなければと思い、英作文の勉強に取り組もうと野上先生にテキストについておたずねしました。そのうち、英検の出題形式が変わり、準1級にも英作文が導入されることになったので、結局野上先生にいただいた英作文の本を含めて、受験までに大学受験用の英作文問題集を3冊(1冊は2回)やりました。受験の1週間前くらいからは自分でテーマを設定し、時間と語数を区切って書き、何回か推敲するという練習を繰り返しました。受験前、野上先生から「これだけはやったと思えるものを持つこと」と言われました。実際の試験では、リスニングの点が伸びなかった分、英作文の点で救われたので、本当に先生の言われたとおり、あの練習は必要だったと思います。
 ウインのレッスン以外で自分が続けたことといえばこの英作文の勉強くらいで、後はウインで出される課題をこなしていただけでした。ウインで使ったテキストは「速読速聴ボキャブラリー2000」「リンガメタリカ」で、今は杉田先生の「NHKビジネス英会話」です。特に語彙問題を練習したわけではありませんが、いつのまにか合格ラインを上回るようになっており、英作文がずいぶん楽になったと感じています。
 ただ、昨年の夏、ウインの生徒さんといっしょにセミナーに行った時に、千田潤一先生が講演で「TOEIC730点は幼稚園」と言われました。そのお言葉に、当時TOEICがそこまで到達していなかった私は「そんなあ」とがっかりしたことをを思い出すのですが、今自分が730を取ってみて、その言葉の意味がわかるような気がしています。人が作った文章はなんとか再生できたとしてもその真意は汲み取れていないし、自分の言いたいことを表現しようとするとその言いたいこと自体がまとまらないし、もちろん英語は出てこない。野上先生のおっしゃるように日本語での知識を広げ、語感を磨くことの大切さを痛感しています。
 ウインのレッスンに参加する前は、準1級に合格することが目標でしたが、準1級に合格してみて、やっと英語学習のスタートラインに立てたと感じています。ウインのレッスンに参加して初めて、純粋に英語力をつけたいと努力する(もがく?)楽しさを(もちろん苦しみも)味わいました。他の生徒さんからも、新しい発見、刺激、励ましをもらっています。
 生来の勉強嫌いと英語が並んでいると字面を追えない自分を自覚しつつあった私は、皆さんのようにはなれないあと限界を感じることも多いのですが、ある日のレッスンで、野上先生が「皆さんががんばられる限り僕もウインを続けますよ」と言ってくださったことがありました。(野上先生は覚えておられるでしょうか)準1級に合格する前のことだったのですが、私も勉強を続けていいんだと本当にうれしかった。もしかしたら、合格以上にこの一言がうれしかったです。
 とにかく、1日の中でどう学習時間を作り出すかが私の課題です。2004年は、元旦からリスニングとリーディングに分けて学習時間と主な内容を記録していきました。家事をこなしながらCDをかけている時間もリスニングに入れたので実際は半分もやれていないかもしれませんが、この12月で1000時間を超えました。来年はもう少し落ち着いて勉強していきたいと思います。

 2004年度第1回英語技能検定準1級合格者手記

 英検準1級に合格してしまいました。してしまったというのは、まさか、合格するとは、私も、そして英検受験を勧めた野上先生も、思っていなかったからです。
 英語とはまったく関係のない仕事を持ち、現在大学生の子供の母である私が、野上先生に出会ったのは、2年前でした。参加していた東予市のボランティアガイドグループが、講師として野上先生に来ていただいて、英語の勉強会を始めた時です。
 10年ほど前の海外旅行でまったく英語が通じず(コーラのLargeを頼んだのにMediumが出てきた)、愕然として、それ以来1週間に1回英会話を習っていました。自分でTVやラジオのNHKの英語番組を勉強したり、すぐ英語が使えそうな謳い文句の教材に飛びついて失敗したりしていましたが、一向に英語の力がつきません。漠然とシャワーの様に、英語を聴いていれば、英語圏の子供達が英語を話せるように、いつか、話せるようになると思っていました。

 野上先生の教え方は、私にとっては、初めてのことばかりでした。茅ヶ崎のニュース英語を使っての、スラッシュリーディング、シャドーイング、音読筆写、日英訳、英日訳。先生の指導方針は、『中高6年間英語を勉強し、様々な社会経験を積んだ大人には、大人の英語の学び方がある。日本語で理解できない事柄は、英語では決して表せない。日本語の勉強をしっかりすること。』というものでした。私は、「これだ!」と思い、無理をお願いして先生に英語を教えていただくことしました。
 最初に、「予習がきちんとできないようだったら、レッスンは中止しますから。」と言われたので、一生懸命でした。教材は、2002年度の杉田敏先生のビジネス英会話でした。単語覚え、シャドーイング、音読筆写で予習し、 レッスンの音読では(実は、今でもですが)L、th、P、F、S等の発音を繰り返し直されました。単語の確認、サンプルセンテンスのリピーティング、日英訳、英日訳、リプロダクティンションといった活動を徹底的に行いました。
 その後、2週間に1回先生の自宅で、ウィン・ランゲージサービスのレッスンを受けるようになりました。教材は、速聴速読英単語、ニュース英語速読速聴ボキャブラリーを終え、今は、リンガメタリカです。これらの、ルーティンばかりでなく、様々なメニューを用意してくれています。CNNのリスニング、英作文、長文読解、文法問題、ニュース写真の英語解説、2時間ぎっしり詰まった中身の濃いレッスンです。ウインの生徒さん達は、レベルが高く、ついていくのに大変です。ヒーヒー言いながら、レッスンを受けてきました。いつの間にか、準1級の力が付いていたのだなあと、自分でも驚いています。(4択に強いだけという話も・・・。長文読解は高3の娘の宿題を手伝わされていた。)
 しかし、さすがに、英検。2次の面接では、1度落とされました。わかる英語は増えたけど、まだまだ、使えるレベルではないのを見抜かれたようです。2ヶ月間、英語で日記をつけ、イラストや漫画を英語で説明する2次対策の勉強をしてかろうじて、合格することができました。

 まだまだ、目標の「ERを字幕なしで」の域には達しませんし、言いたいことも英語になりません。背伸びして、難しい単語を覚えていても、基礎力がなくて危うい所だらけです。老化と戦いながら勉強、勉強!

 2002年度第3回英語技能検定 準1級合格者手記

 念願の英検準1級にようやく合格することができました。本当に「春の訪れ」です。英語は、大学に入って初めて海外を旅行するまで、The subject  I like least.という状態でした。
 その後、英会話を始めたことが、英語を勉強する最初の大きなきっかけになりました。当時、英語を使って、何かがしたいという想いはありましたが、漠然としたもので、卒業後は英語とはほとんど関わりのない仕事をしていました。その頃、何回かTOEICを受けましたが、ずっと、500点台でした。
 次に大きな転機となったのは、社会人になってから留学を決心したことです。一度、海外に住んでみたいとも思っていたので、思い切って1年間、海外で英語を勉強することを決めました。そして、1年後TOEICで785点(L445点 R340点)を取りました。それが、ちょうどこの英検を受ける約8ヶ月前でしたが、帰国後は英語を使う時間が激減し、英検を受験することに不安な気持ちでいっぱいでした。
 特に、私がいつも悩んでいることは、勉強の方法です。実際に、勉強方法について書かれている本を何冊か読みました。しかし、「どの方法が本当に良いのだろう?」「この方法は自分にあっているのだろうか?」と、いつも不安でした。結局、欲張ってというか、自信がないとうか…いろいろな方法を試してみたのですが、なかなか長く続かないのです。そんな手探り状態で勉強していた時に、光が差すようなきっかけがあったのは、インターネットで知ったウィン・ランゲージサービスとの出会いでした。ウイン・ランゲージサービスのレッスンで野上先生の指導を受けるようになってからは、そういった悩みはすべて解決されました。レッスンの中で、リスニング、リーディング、ボキャビルなど、各項目ごとに、細かく、私のレベルにあったご指導をしていただきました。英検準1級受験に向けて、レッスンの中で先生にご指導頂いたこと、それから、家で行った勉強方法を、簡単に紹介します。
 
@ボキャビル
 英検第一問の語彙に関する問題は、私にとって、一番の難関でした。野上先生から、このセクションが合否を決めるとまで言われました。効率的に単語を覚えるには、内容に興味が持てるものや、ストーリーに流れがある教材を選び、その中で覚えていくことが一番だと思います。私は、特に単語帳のようなものは使わず、先生がレッスンの中で使われている、「NHKビジネス英会話」と「速読速聴の教材」を使いました。さらに、確かな定着ができたのは「単語を実際に使ってみる」というステップがあったからだと思います。先生のレッスンの中では、最初の20分くらいで、新しい単語を使いながら、定着具合をチェックして頂けます。なかなか一人ではできない方法で、客観的にチェックして頂けるので、確実に覚えることができました。

Aリスニング
 緊張してテストを受けることは久々で、リスニングはもっとも緊張したパートでした。テスト終了直後は、予想以上に点を落としてしまった気がして、かなり落ち込んでしまいました。届いた結果を見てみると、幸いにもほぼ予定通りの点がとれていてホッとしました。
 リスニングの練習では、集中して何度も繰り返して行う練習と、たくさんの量を聴いて、大意をつかむ練習に分けて行いました。集中して行う方法では、野上先生からご指導頂いた、シャドーリーディングを行いました。はじめにこの方法を教わった時、リスニングと音読にどのような関係があるのだろうと不思議でしたが、練習を重ねるごとにその効果が実感できました。レッスンでは、細かくチェックして頂くので、家では、何十回と練習します。これによって、以前は速すぎて聞き取れなかった部分が、聞き取れるようになりました。また、英語では、2つの単語が連なって1つの単語に聞こえるリエゾンや消音が多く、聞き取れないことが多かったのですが、そういったところも、少しずつ分かるようになってきた気がします。たくさんの量を聴くことに関しては、主にインターネットを使い、海外のニュースを聞きました。この合格をきっかけに、スカイパーフェクトTVも購入しましたので、これからは、こちらも活用していきたいと思っています。

Bリーディング
 英語で理解することと日本語で理解することのギャップ。同じ内容の文章を読んでも、英語で書かれた文章を理解したものと、日本語で書かれた文章を理解したものが、違っているのです。英語で書かれた文章を繰り返し読んでも、日本語で読んだほど、明確なイメージが沸いてこないのです。また、しばしば間違って理解してしまうこともあります。
 そこで取り組んだ方法は、このレッスンで行われている英→日サイトラです。英語で書かれたものを意味のまとまりごとに「頭ごなし訳」をし、英語でとらえたイメージと日本語でとらえたイメージを確認していきました。最後に英文で全体を読み返した時には、確実に理解できたいう実感が得られました。

 私は英語を通じてたくさんの国の人と出会い、異なった考え方や文化など新しい発見をしたいという好奇心がきっかけで、英語を始めました。当初は、少し勉強すればペラペラになるという安易な考えでいました。勉強するにつれて、なかなか思い描くように上達せずに、途中でやめてしまおうかと思うこともたびたびありました。しかし、今回の合格で自分に自信を持てるようになった気がします。少しずつでも努力し続ければ、必ず前進するということです。これからも、楽しく勉強していきたいと思っています。
 いつも親身になってご指導頂いている野上先生には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。また、ウイン ランゲージサービスの生徒の皆さんは、一人一人が高い意識を持って勉強されているので、本当に良い刺激になります。そして何より明るい雰囲気ですので、楽しく勉強ができる環境があります。一緒に勉強して頂いた皆さんにもお礼を申し上げたいと思います。これからもマイペースではありますが、少しずつ頑張っていこうと思っていますのでよろしくお願いします。

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