興隆寺は大化の改新で有名な中大兄皇子の母皇極天皇の時代に創建された。紅葉の名所である西山を付けて[西山興隆寺]と呼ばれることが多い。弘法大師も入山し、源頼朝の庇護も受けた由緒ある寺である。
一目見るだけで、1300年の重みを感じることが出来る。それだけでも凄いのに紅葉の名所としても全国的に有名なのである。厳選10枚に収めるのは至難の業であった。どこをどう切り取っても絵になる。今回訪れた時は最大の絶景ポイントである山門の紅葉はまだであった。うっそうとした中に浮かび上がるパラダイスであるが、紅葉の時期ではない時期にも是非行って、静寂を堪能したい。