水戸歩兵第二連隊旗

 明治7年(1874)拝受、昭和19年(1944)11月24日、ペリリュー島にて、奉焼。
戦場では、兵士は軍旗のはためく下で戦った。西南の役、日清戦争、日露戦争、シベリア出兵を経て、風雪に破れ、数々の弾痕に撃ち抜かれた連隊旗はペリリュー島での戦闘時には、連隊旗の中央の布部分は既に無くなり、その周囲の房のみが残っていた。連隊旗手(烏丸中尉)は、連隊旗を腰に巻いて移動していたという。


 

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