陸軍特別大演習 昭和9年(1934)


 昭和9年(1934)11月初めより、茨城、栃木、群馬、埼玉の4県下において、陸軍特別大演習が実施された。歩兵第二連隊は、荒木貞夫大将を司令官とする西軍(近衛、第十四師団基幹)に属し、阿部信行大将の東軍(第一、第二師団基幹)と対戦した。11月11日より、天皇陛下は、演習を統括されるとともに戦線を巡視された。14日には、参加全軍の大観兵式が高崎練兵場において挙行された。
 集合写真は全て将校以上で、最前列が大将、最後列が少尉、最前列の中央に天皇陛下。

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