松山の七不思議

・不思議太鼓
  松山が誇る松山城。この天守閣で鳴らす太鼓の音色は、城北にある石手川堤防で聞くと、四方から響いて聞こえたという・・・どこで叩いているかわからなかったので不思議太鼓とも呼ばれた。実は、江戸時代に城山で時報替わりに打った太鼓の音がこだましていたものであったという。

・鳴かない蛙
  松山城の外堀にいた蛙は鳴くことがなかったという…稲川某の屋敷の蛙は主人に気がねして鳴かなかったとも・・・。

・紫井戸
  場所は木屋町4丁目。ここにある井戸の水は紫色に見える… ≪紫井戸と片目鮒

・片目鮒
  紫井戸の近くにある井戸の鮒は全て片目しかなかったという・・・(実は弘法大師にゆかりのある井戸です。≪紫井戸と片目鮒≫)

・こんにゃく橋
  花園町から南堀端へ出る交差点。ここに昔は1m程の溝があったいう。そこに架けられた石橋は踏むとこんにゃくのように動くという・・・

・星占いの池
  久保田町・履脱天満宮の池は昼間でも星が映って見えたという…

・あやめ屋敷
  城北に昔はあった武家屋敷の横を通ると、「あやめに似たりかきつばた」という歌声がどこからともなく聞こえてきたという・・・