第六十段  一遍会「掲示板」(平成十八年師走十二月)に日録を掲載せしこと。

12月31日(日)
「一遍会」並びに「月例会のお知らせ」を新年1月度に更改しました。1月度例会(新年懇親会)にお気軽にご参加下さい。但し事前申し込みをお願いします。午前中風もなく落ち葉焚きを「敢行」する。大都会では「迷惑条例」とやらで禁止だろうが、松山ではそれほど厳しくはない。
12月30日(土)
寒波が遠のき元旦までは天気が持ちそうなので一安心である。定刻30分遅れ11時前に東京の長男家族を松山空港に出迎える。午後は嫁の実家挨拶。夕、男三代揃って「椿湯」入湯。年数回の出来事だが幸せを感じるひとときである。
12月29日(金)
この冬一番の寒さとなる。息子たちに年末メール。金沢から神戸に向かう次男は積雪と渋滞で23時過ぎに安着の連絡あり。東京の長男家族は明日帰郷する。子規記念博物館の子規さんの一月度俳句(懸垂幕)を確認に出掛ける。年末まで閉館の為、館内の図書館が使えず手元の「子規全集」でエッセイをまとめる。
田中弘道氏から例会講師に石野弥栄氏(湯築城資料館 館長 )の内諾を得た旨吉報が届く。大本敬久氏(県歴史文化博物館学芸員)をセットすれば来年度講師が揃う。
12月28日(木)
午後から猛烈に寒くなった。夜は雪になるのだろうか。雨樋の落ち葉の撤去作業、神棚・仏壇のお神酒、灯火台の確認など最終チェック。家の仕来りは簡略化してきたがそれでも都会の一般家庭では考えられないだろう。料理は家人、祭事と外回りは当主となってはいるが共同作業が必要である。障子と襖の張替えは秋に済ませたので、今年の歳末は比較的楽ではあったのだが・・・・・
作業の合間に菊池佐紀氏の「一遍会報」原稿のワープロ作業を進める。秋田の佐藤辰男さんと一向時宗についてメール交換。
12月27日(水)
正月まであと5日となる。餅つき(餅つき機だが)を1升分搗いて、近所の一人暮らしのお年寄りに配る。餡入り2個と白餅3個であるが・・・・・正月の座敷の飾りつけ、お屠蘇セット、神棚・仏壇の掃除、義安寺の墓参りと日中は多忙である。暖かいので能率が上がる。夜、菊池佐紀氏(一遍会12月度講師)の会報原稿をワープロに移し変える。
12月26日(火)
ホームページと「一遍会報」制作のパソコン三種の神器(プリンター・デジカメ・スキャナー)の内「スキャナー」からの取り込みがトラブル。マニュアルですべての方法をチェックし、「アンインストール」⇒「インストール」するも駄目。メーカーと電話でやりとりで「パソコン」の問題と逃げられる。万事休したが、パソコンにUSBケーブルの差込口が2つあるので、念の為他の差込口に入れるとサクセス。丸一日要したが修理代数千円は節約できたことになる。
早速、河野輝之さんの「イラスト一遍さん」をパソコンに取り込んで一件落着する。やれやれ。長いカッカした一日ではあった。「一向上人御伝記 5巻」(蓮華寺蔵)を2月度講話を前に熟読す。齋藤茂吉の戒名は「阿号」と「何号」がある由。一向派の「何号」をご存知の方はご教示下さい。夕、一遍会12月度講師の菊池佐紀氏から「齋藤茂吉と永井ふさ子の愛」が届く。400字詰9枚である。語り口そのままの文章は女の一途さをうまく表現している。
12月25日(月)
賀状450枚投函。クリスマスカードは1枚のみ。「一遍会報316号」の初校を松栄印刷所に送る。夕刻再校分が届く。今回で校了とする。
一遍フアンの河野輝之さん来訪。イラスト一遍さんの原画を届けてくれる。一遍会員や一遍会のお知らせにこの画を使用させていただくことにした。午後は歳末大掃除で長屋門の清掃と庭の除草作業。夕、椿湯で書家・村上空山氏に出会う。
12月24日(日)
小学校時代の旧友が「画集」を送ってくれた。下記返事する。
【謹啓 クリスマスを明日に控えて素晴らしいプレゼントを手にしました。「小山平画集」を一頁一頁拝見していきました。有難うございました。御地鎌倉の風光、日常的な静物、異国への憧憬そして人物画(自画像・有子夫人)・・・・・印象に残りました。「茸はあるかな」の色調に仏的な世界(静寂・安らぎ)を感じました。画を拝見しながら小学校時代の二神日満男先生当時を思い出しました。画は小山君、満野君、嘉村君、岩田君がうまかったですね。満野君は画のセンスで建築家として大成し、嘉村君は引退後画を趣味として三井のOB展に作品を出展しています。地元に残った岩田君は農業の傍ら絵筆を取っていたのではないでしょうか。うらやましき限りです。六度目(いや七度目かな)の亥歳〜現代の還暦は七十二歳からでしょうか。これから八十余歳が人生の充実期かと思います。豊かな時間を活用されて芸術の世界に没入し次々と作品を創造されますように念じています。
十二月十一日郷土松山の生んだ詩人坂村真民さんが逝去されました。「念ずれば花ひらく」は有名ですが、「すべては光る」は大変好きな詩です。
「すべては光る」
光る 光る すべては 光る
光らないものは ひとつとしてない
みずから 光らないものは 他から 光を受けて 光る
小山兄の画集を拝見しながら光を頂きました。有難うございました。よき新年をお迎え下さい。まずは御礼まで。午後は年末のガラス拭きと広縁の拭き掃除で一汗流す。
12月23日(土)
年末の挨拶で「小麦焼酎一遍」を持参して宝厳寺に参り、長岡隆祥師と懇談する。
12月11日逝去の坂村真民さんの葬儀は身内だけでしめやかに宝厳寺で営まれた。戒名は「詩国院朴阿真民居士」である。朴は故人がもっとも好まれた木であり「朴庵」での月例会も開催され、初期の詩集は「朴」がある。墓「念ずれば花ひらく」にお参りする。紀伊国屋書店出版のDVD「祈りの詩人 坂村真民<詩魂>」を一遍フアンに見ていただく機会を持ちたい。
午後は表庭の松の剪定作業。12月の剪定は秋までと違って一歩間違うと春芽がでない。育児みたいなものである。
12月22日(金)
松栄印刷所から「一遍会報」316号のゲラ刷りが届く。初校完了。賀状の「一筆添え書き」を書き終える。「一件落着」である。
夜はTVの山田洋次監督の「たそがれ清兵衛」(藤沢周平原作、真田弘之・宮沢りえ主演)の世界にどっぷり浸かる。
12月21日(木)
年賀状の「一筆添え書き」を例年通り全員に認めることにする。25日(月)に投函すれば元旦必着の郵政公社の広報を信じることにしたい。
一遍会会員の例会出席一覧を作成してチェック。出席者の平均は23.4名で当日会員が7〜10名、全体では30名+α名である。2月例会(三好担当)の出席者數が例年25名前後で最低である。テーマ「シリーズ・一遍と神々の出会い」が充分に理解できないらしい。反省しきりである。
河野さんからご趣味の一遍さんの版画をメールで送っていただいた。未完成の由。完成したら是非会員の皆さんにご披露したいものです。
【道後関所番 [URL:一遍会会員になりませんか]
一遍会の新春例会を1月13日(土)道後公民館で開催します。皆さんがいろいろ持ち込んで家族的な新年会です。会員は特別会費1,000円で弁当と飲み物がつきます。(会員外は1,500円です)特別出し物は@地唄「萬歳」A万葉古謡「伊予乃湯」B一遍さんに因む詩吟等です。運がよければ「小麦焼酎一遍」が当たります。
ところで「道後壱さん」「河野さん」はじめHPをご覧の「隠れ一遍さんフアン」の皆さん、正月例会に初参加されませんか。当日平成19年度会費(3,000円)を一括納付されますと平成20年3月末まで15ヶ月有効です。更に「インターネット会員」と申し出ていただくと、毎月定期便で例会講師のレジュメと「一遍会報」がお手元に届きます。
インターネット会員の方から郵送代と資料代で年会費が飛ぶのではと心配していただいていますが、なんとか運営しています。更に地元の方は、時間の都合がつけば例会にも出席できますから有利だと思います。ご一緒に勉強していきませんか。
【河野輝之さんのメッセージに対するレスポンス】
山本冨次郎さんは戦前・戦後(50〜70年前)の松山の文化人で家業の「ヤママン百貨店」を経営しておられました。松山三越が誕生し時流が変わり「百貨店」は閉鎖されたのでしょうか。ご子息は私と同期(高校は違いますが)何回かは一緒に遊んで記憶があります。一遍会叢書では「松山地方のわらべ唄」、子規会叢書では「ふるさと歳時記」が著名です。読後感など、是非後日お知らせ下さい。楽しみに待っております。
尚、HP「一遍会」の内「熟田津今昔」第十五章に「 道後八景十六谷 @義安寺蛍A奥谷黄鳥B円満寺蛙C冠山杜鵑・・・」を記載しています。道後名所について文献的に纏まったものとしては私のエッセイが一番詳しいのではないかと思います。一度開いてみて下さい。ご参考になればと願っています。
【河野輝之さん書き込み】
今日坊っちゃん書房で気になった本は山本冨次郎さんの松山地方のわらべ唄。何と一遍会の方なんで少し驚きました。まだ読み切ってませんが道後八景とか十二景などなんか楽しみです。
12月20日(水)
一遍会正月例会で協力いただく4氏に依頼状を出す。渡辺雄登三氏(卓話&乾杯)、松本松吉氏(吟詠)、高橋俊夫氏(伊予節&舞踊)、矢野敬子氏(会員連絡&弁当手配)の了承を得ており「一件落着」である。平成19年度例会講師については「月例会のお知らせ」に掲載した。順調に決まっているが、講師が「一遍フアン」でもあり有難い。
長男から送ってきた「博文館当用日記NO2」を手にする。博文館日記に切り替えてから三十数年になる。神戸大震災でも失わなかっただけに愛着が強い。
12月19日(火)
松山子規会12月例会出席(正宗寺)。忽那哲氏(子規会理事)による「漱石の小説と子規〜『吾輩は猫である』『虞美人草』『三四郎」〜」の講演。漱石の小説を読み込んでの子規情報だけに頭が下がる。今後大いに活用していきたい。
散会後、一遍会理事と正月懇親会の内容を詰める。女性の高齢化が目立ち、例年50名の参加が減るのではないかと危惧している。
【高校同期会HP【東の窓】に下記年末メッセージを送る。】
「2006年の時の人」は「あなた」で〜す。
年末になると一年を振り返ってマスコミが特集を組む。清水寺での今年の日本の漢字は「命」。もったくの同感である。米タイム誌が「パーソン・オブ・ザ・イヤー」を発表した。一昨年はブッシュ米大統領、昨年はビル・ゲイツ夫妻だった。今年はなんと「You」つまり「あなた」であった。世界中の人々がインターネットを通じて情報を発信し、コミュニケーションのあり方を変えたとして「デジタル社会(民主主義)の一般市民」である「あなた」が話題の人だという。
「東の窓」と「East29」のお蔭で遠く離れている友と瞬時に結びつき情報交換が可能になる。掲示板を通して多くの話題を吸収できる。同期全員でインターネット交流できることは無理でしょうが、100名の仲間作りに挑戦して「パーソン・オブ・ザ・イヤー」は「You&Me」と胸を張っていえるようになりたいものです。会員が100人になったら「ビンゴ」の達成日は同じなのか、早まるのか、遅くなるのか、どうなるんでしょうか。もし30日以上必要であれば・・・いやはや。
12月18日(月)
「一遍会報第316号」の編集・割付完了。年末納入で松栄印刷所に手渡す。正月例会で会員に配布したい。
@「人類の教師たち〜釈尊・キリスト・孔子・ソクラテス」小沼 大八
A「浄土宗の変遷と阿弥陀仏『像』」平田 玲子
B「紀行 一遍遺跡探訪〜一遍上人祖父 河野通信の墓所を訪ねて
本年初練炭使用。焼き芋の(匂)臭いが部屋中に満つ。懐かしき臭いである。近々落ち葉焚きを早朝から実施したい。
「道後壱」さんから『一遍 旅に生きる 苦闘編』『一遍 旅に生きる 伝法編』の長文の読後感が届く。「道後グラウンド」の質問あり。以下回答する。
「道後グラウンド」は大正13年に伊予鉄さんが鷺谷に建設した総合グラウンドのことです。野球場(1万9000人収容)、陸上競技場(一周二百米、1万3000人)、プール(飛び込み台付 五十米)、庭球場や児童遊技場もありました。当時としては西日本でも珍しい1万3000坪のスポーツ施設で、松山市民にとって素晴らしいスポーツ施設でした。父に連れられた当時のプロ野球を見た記憶があります。藤本さん、尾茂田さん、千葉さんらでしょうが、子供でしたからはっきりしません。
昭和初期の松山の地図をご覧になれば、概ね「道後グラウンド」のゾーンがお分かりになるだろうと思います。今は住宅地になっています。常信寺の下あたりが、道後グラウンドの北西端ではないでしょうか。道後関所番
12月17日(日)
全国的な寒波と雨。年末の外回りの掃除は中断せざるを得ない。
DVD「當麻曼荼羅絵解」を昨日見たので岩波書店「浄土三部経」(下)の「観無量寿経」を読む。「漢文和訳」より「漢文書き下し」に方が頭に入りやすい。
(観無量寿経キーワード)
[韋提希夫人と王舎城の悲劇]
 太子  阿闍世(あじゃせ)
 父王  頻婆娑羅(びんばしゃら)
 大夫人 韋提希(いだいけ)
 悪友  調達(ちょうだつ)
 一臣  月光
 医師  耆婆(ぎば)
 [正説]
(一) 心統一して浄土を観想する十三の方法
1、日想観  依報観 仮観
2、水想観  仮観
3、地想観  実観
4、宝樹観  実観 
5、宝池観  実観
6、宝楼観  実観
7、華座観 実観
8、像想観 実報観 仮観
9、真身観 実観
10、観音観 実観
11、勢至観  実観
12、普観(自往生観) 実観
13、雑想観 実観
(二)散心の凡夫、往生を得る九種の方法
1、 上品上生
2、 上品中生
3、 上品下生
4、 中品上生
5、 中品中生
6、 中品下生
7、 下品上生
8、 下品中生
9、 下品下生
12月16日(土)
平成19年度一遍会例会講師依頼を開始する。正月例会までに下記構成で内定したい。
(1)映像グループ(3名)
  @上田雅一氏(映像作家)A原口靖夫氏(アジア フィルム ネットワーク)B黒田仁朗氏(NPO法人地域共創研究所NORA)
(2)学者・文化人グループ(4〜5名)
(3)一遍会会員(5〜4名)
大法輪閣からDVD「當麻曼荼羅絵解〜観無量寿経の浄土世界を絵解きする〜」(90分)が届く。中将姫がハスの茎の繊維で織ったといふ伝承がある。早速試聴する。一枚の曼荼羅を當麻寺の川中教正副住職が朗々と説明する。一遍会での浄土教の話で活用していきたい。
夜TVで韓国映画「私の頭の中の消しゴム」を見る。2年前に劇場で見たのだが、若年性アルツハイマー病を考えるきっかけになった。人格が破壊されていくことが自分が事前に認識するだけに正常人には耐えられないだろうが治療法が現在ないだけに人間にとって最大の悲劇である。
12月15日(金)
賀状の宛名印刷完了。一言メッセージを執筆して25日までには投函できそうだ。やれやれ。
詩人である一遍会OBの坂村真民さんが11日に逝去され14日マスコミに発表された。HP「一遍会」→「ホットニュース」から「真民さん」の細部が分るように掲示したので早速お訪ねいただきたい。お墓は宝厳寺墓苑に建っている。真民さんの「念ずれば花ひらく」が仲間内で話題になれば是非このHPをご紹介下さい。「捨ててこそ花ひらく」までの境地には程遠いのだが・・・・・
【ホットニュース】まえがき
愛媛県を代表する詩人「坂村真民」さんが12月11日逝去されました。14日に公表され、新聞、TVなどで報道されました。「真民」さんは一遍さんに深い想いを寄せて、一遍さんが「南無阿弥陀仏」のお札を賦算したことに倣い、個人雑誌「詩国」の毎月無料配布を続けられました。特に「念ずれば花ひらく」のフレーズは多くの人を惹きつけ、励まし、国内外で七百基以上の詩碑が建てられているとのことです。あまり知られていませんが「真民」さんは一遍会の創成期からの会員で、例会で講演もされ、また宝厳寺で開催されます一遍生誕会(松壽丸湯浴み式)や一遍忌には顔をお見せになりました。
お話は決してお上手ではありませんでしたが、お話になる一言一言が胸にじ〜んと響いてくる説教でもありました。生前にお墓は宝厳寺墓地と決められ、格別の気持ちを込めて「念ずれば花ひらく」の詩を刻まれました。恐らく御霊は宝厳寺の墓苑で休んでおられることと信じています。一遍会には「真民」さんをご存知の長老の方やお世話された方も多くいらっしゃいますので例会の卓話で語っていただこうと考えております。「真民」さん、有難うございました。安らかにお休み下さい。南無阿弥陀仏。合掌。
12月14日(木)
終日小雨。
午前中は「熟田津今昔」第99・100号を印刷し、8年4ヶ月に亙る「月初通信」の終了の旨書き添える。正直よく続いたものである。自分を褒めてやりたい。午後一杯、年賀状500枚の印刷。喪中葉書の来状は39枚で例年よりやや少なめか。年末大行事もパソコンと印刷機のお蔭で効率は良くなったが・・・
12月13日(水)
終日雨。一遍会1月度例会(新年懇親会)予告を愛媛新聞、ミニコミ2社に連絡す。懇親会に伊予節保存会の高橋俊夫氏の三味線付での披露が決まる。年賀状の文案とデザインを決める。印刷は来週の予定で500枚。但し一遍会会員は懇親会での出席が前提なので割愛させていただく。
8年前から月刊で作成した「熟田津今昔」の最終号(100号)の執筆完了。継続は力なりだがよく続いたものだ。冊子にして知人に配りたい。夜は「北斗」(JR駅前)で久々に三田会忘年会に出席する。後輩に当る中村時広松山市長と同席になり行政に関する幾つかの提言をすることが出来た。
ところで「歴史読本1月号」にご存知の松山藩出身の新撰組の「原田左之助私記」が連載されている。その中に大変珍しい写真ですが江戸期の松山藩邸と現在の松山藩邸跡正面付近の写真が載っているので驚く。松山藩中屋敷の全景(写真)は愛宕山のNHK放送博物館に展示されている。尚、上屋敷は芝増上寺の傍らにあり、初代松平隠岐守は徳川家康と異父兄弟だと実感する。
12月12日(火)
月一回の「六時屋サミット」出席。江戸時代末作成の「道後温泉図」を中心に道後界隈の建造物や大木につき話し合う。「梅木権現」と「砂土手」について現地確認の必要性を痛感する。温泉本館脇の「観音堂」の前に「玉の石」(現存)が確認できたのは収穫である。
町内会の役員から来年度の事業計画につき相談あり。災害時の自主防衛組織の連携強化のため複数の班ごとに訓練+懇親の新年会を提案する。
【河野輝之さんのメッセージに対するレスポンス(追加)です。】
郵便局で二宮雄三局長と立ち話をしました。一緒に鷺谷沿いの崖の除草作業をしたことを聞きました。若いのにしっかりした青年だと褒めていましたよ。河野さん制作の素晴らしい版画の「年賀状」を頂きました。いつか「一遍さん」の版画をお願いします。多くの一遍フアンに贈ってあげたいなと思います。大禅寺と鷺谷墓地の地番図のことも話題になりました。郵便局長はヒューマンで世話好きで素晴らしい方です。全国の郵便局長が二宮さんみたいだといいのですが・・・・・
【河野輝之さんのメッセージに対するレスポンスです。】
「古書 愛媛堂」は愛媛大学・松山大学が近いので結構良い本があります。早速立ち寄られたのですね。ご質問があればいつでもメールで問い合わせて下さい。ご一緒に勉強してまいりましょう。道後温泉の最近の湯質については日本温泉総合研究所のレポートをご覧下さい。塩素消毒で「温泉」を失いました。検索アドレス『塩素殺菌による温泉水の変化』
【河野輝之さん書き込み】
『道後温泉』を発見しました。古書愛媛堂で2500円。古本屋で探したい本を見つけると感動さえします。読みながら本館や椿の湯に入ると聖徳太子を感じるかも…紹介ありがとうございます。また色々と教えて下さいませ。
12月11日(月)
お歳暮、喪中葉書もほぼ終わりに近づく。リタイヤすると「歳暮減少・喪中増加」は世の習いだが、喪中葉書の返信挨拶には頭を痛める。
八木不動産と明年度事業計画打ち合わせ。道後地区はマンションの需要もあり不動産価格は上昇傾向にあるという。固定資産税のアップが気になる。宝厳寺も空き地の駐車場活用を進めてはいるが固定資産税支払いで「火の車」の状態である。無一物の方が気分的には楽だが、そうもいかないし・・・・・広島出身の河野君来訪。道後に住民登録をした由。松山市編纂の「道後温泉」の一読を薦める。未公開だが江戸末期の「道後温泉図」を贈る。
12月10日(日)
伊予史談会12月例会(郵政局講堂)出席。
@桑名洋一氏(伊予農高教諭)「河野(牛福丸)通直と能島村上氏のかんけいについて〜「屋代島村上文書」を中心に〜」
A山崎善啓氏(史談会会員)「太平洋戦争下の旅客輸送」
@との関連では遠祖である湯山村食場にある菊が森城城主「三好長門守」は「中国」(正六位)のランクであり河野家ではミドルクラスの城持ちと云えようか。A山崎氏は講演中突如倒れる。救急車で日赤に運ばれる。80歳の高齢でもあり容態が心配である。
映画「武士の一分」を鑑賞する。山田洋次監督の藤沢周平時代劇映画化。「たそがれ清兵衛」「隠し剣 鬼の爪」に次ぐ三部作最後を飾るヒューマンドラマである。「武士の一分」とは、侍が命をかけて守らなければならない名誉や面目の意味だが「武士道」でもあろう。「恥の文化」が忘れられて「誇り」も同時に失ったか。
「文芸春秋@」「大法輪@」(特集 阿弥陀仏と浄土三部教)購入。インターネット会員に11月、12月資料を一括してメール便で送る。A4版だが送料80円とは驚きである。「ローコスト イズ ベスト」である。
12月9日(土)
一遍会12月例会開催。参会者は30名。文芸誌「アミーゴ」主宰菊池佐紀氏が「齋藤茂吉と永井ふさ子の愛〜四国なるをとめ恋いしも〜」を講演する。
齋藤茂吉、「悪妻」輝子、養父紀一、永井ふさ子、松山の名家「永井家」(医師)と役者は揃っている。菊池氏の名調子で笑いあり納得ありの一時間が過ぎる。茂吉とふさ子の宝厳寺での逢引は創作ではないかとの指摘もあり調査の上報告することとした。
理事会の後、入院中であった矢野敬子理事の快気祝いを近くの喫茶店で行なう。正月例会(懇親会)の準備を矢野、太田美智子両女性理事にお任せする。
12月8日(金)
一遍会関連資料の印刷(一遍会ニュース、月次決算書、理事会資料、菊池佐紀氏レジュメ)。明後日インターネット会員宛に「定期便」を送付します。「一遍会報第316号」の編集に取り掛かる。平田玲子氏の仏像・仏画写真のレイアウトと内子・時宗願成寺の解説に時間がかかるが正月例会で配布したい。
12月8日は大東亜戦争(第二次世界大戦)の真珠湾攻撃の日である。評判のグーグルの地球探索で「真珠湾」を視察。ついで「イラク」、「ホワイトハウス」・・・「皇居」と「道後温泉」に照準を合わす。ロケットと連動したら道後温泉本館は爆破されている。恐いですね。興味のある方は 下記のGoogle EarthをクリックしてGoogle EarthのホームページからGoogleEarthの無料版をダウンロードして起動して楽しんでくださいな。
12月7日(木)
終日雨となる。「一遍会12月度ニュース」を作成する。正月例会のプランを理事会で検討するので原案作りに苦労する。賀状のデザインは「鳥獣人物戯画」の猪と兎の組み合わせ。蛙に引っ張られ兎に撫でて貰っている猪は、我が身を投影する戯画となっている。「子規さんの12月俳句」の反響が届く。
【月見に一杯】さんから
やっと子規さんの12月の句の垂れ幕が出ましたね。いつもながらうれしい風景ですが 今回は「ふなや」を添えてご馳走様でした。「行き逢ふてそ知らぬ顔や大三十日」
一番目の解釈は仰るとおり面白くないし2番目の借金取りもも一つおとなし過ぎるように思えます。 では何が?年内に果たす何か約束事があってそれをまだ果たしてない後ろめたさがそ知らぬ顔になったのでは。ちょっとお門違いか?私も真似て 「行き逢ふて言いそびれてや大三十日」気の弱い借金取りか思いの丈を年内に打ち明け損ねたこれまた気弱い男。 わが身に詰まされる。 
【月見に一杯】さんへ
月見に一杯 さん&みなさん「行き逢ふて言いそびれてや大三十日」  素晴らしい相聞歌ですなあ。今年こそ結婚しようと誓い合った二人・・・・・その一年も今日一日で終わりになる。ぱったり出逢う人。寅さん映画ではないけれど、切ないですなあ。月見に一杯さん、是非次なる句を期待しています。今晩10時に温泉に出掛けたら椿湯は年一回の大掃除で休業、本館は手持ちの金が30円足らずに、寒さの中とぼとぼ帰宅しました。今炬燵に入って身体を温めています。いやはや。道後関所番
【燦燦会谷本年度幹事】さんから
月初めに頂く「子規記念博物館」に掲げられる子規さんの句の素晴らしい解説を楽しんでいます。今月の句では前節の解説であればそれなりですが、後節の時代を背景にした解説を頂くと子規さんの個性、ユーモアたっぷりの状況を感じ、思わずにっこりと笑みがこぼれました。充分に楽しみました。有難うございます。
12月6日(水)
高校同期会の役員会に出席し平成19年度の方針についての検討をする(伊予鉄会館)。世話人会を来年1月20日開催とが決まる。
三越で「福王子一彦展」、県美術館で「第79回チャーチル会松山 冬展」を鑑賞する。川本陽吾・良子夫妻の健筆ぶりに安心する。
子規記念博物館で「12月度子規さん俳句」を確認し取材執筆し同期会と燦燦会に下記の定期便メールする。
「子規記念博物館」天野祐吉館長推奨の平成18年12月の子規さんの句は「行き逢ふてそ知らぬ顔や大三十日  子規」です。
明治32年12月24日子規庵での第3回目蕪村忌句会での作ですが、新聞「日本」の明治33年12月31日号に「大三十日」と題して掲載されました。蕪村忌句会には狭い子規庵に46名が参会し、長老の鳴雪や四方太は床の間に上がるほどの盛会で、名物の風呂吹も一片ずつだったということです。席題の「大晦日」で七票が「聞き尽す五山の鐘や大晦日」(燕洋)、五票が「大年や食い余りたる米五表(雪腸)「湯の宿に一人残りて大晦日」(李坪)「酒買ふは李白が妻か大晦日」(翠竹)で子規の「行き逢ふて・・・・・」は三票でした。
暮れも押し迫り、根岸界隈も行きかう人出でごったがえしている。知人に出会うが話す時間も勿体無いのでそ知らぬ顔で通り過ぎていく」と解釈すると味も素っ気もない客観俳句になってしまいますなあ。「行き逢ふて」「そ知らぬ顔」に拘ると江戸落語の世界に行きつきます。借金・掛取りは年一回で除夜の鐘までが世間の常識というもの。子規さんが借金していたかどうかは知らぬが、借金相手に運悪く出逢ってしまい気付かない振りしてやり過ごす。この一呼吸が借金逃れのコツかもしれない。シメタシメタ、それでは団子でも食うかとニタリ顔といったところでしょうか。俳句の世界は面白いなあとつくづく思います。
子規さんにあやかって一句 
「行き逢ふて互いの皺や大三十日 子規もどき」
昨今は正月の「おせち料理」もホテルからスーパー、コンビニとそれなりの値段に合った折り詰めが用意されている。マンションだと掃除する場所もない。行き会えば話に夢中になる。孫の自慢話から、頼りない息子のこと、親離れしない娘のこと、面倒見てくれそうもない嫁のこと、老老介護のこと、介護保険のことなど話がどこまでも続く。「皺と皺で幸せ」とは綾小路きみまろの台詞だが、ともあれ今年も暮れていく。
来年は6度目の亥歳を迎える。「猪突猛進」はもはや無理な年齢となったので静かに夫婦で皺と皺を合わせて除夜の鐘を聞きながらお猪口で一杯といきましょうか。いやはや。どなた様も良いお年をお迎え下さいませ。道後関所番
12月5日(火)
祖谷温泉から大歩危経由で丸亀に出る。重要文化財の「丸亀城」、「うちわの港ミュージアム」、「丸亀市猪熊弦一郎現代美術館」に立ち寄る。美術館では「無言館〜戦没画学生いのちの叫び〜」を展示中。数年前、東京ステーションギャラリーでも鑑賞したのだが今回もすすり泣きながら120点の作品と対面した。「ノー モア ウォア」を痛感する。繁華街も散策したがパチンコ屋も閉鎖しており事態の深刻さが危機的である。郊外に商業拠点が移ったのか。「マチの駅・秋寅の館」で休憩する。
12月4日(月)
「秘境の温泉」といわれている祖谷温泉に出掛ける。温泉博士松田忠徳札幌大学観光学部教授の温泉ベスト30にもランクされている。170米下の川底の露天風呂までケーブルカーで5分、37度の温水に30〜40分入浴するとじわっと体温が温まってくるから不思議である。四国で唯一の加温加水のない温泉の太鼓判を押したい。我が遠祖阿波三好氏の領地であるが今回の町村合併で「三好市」となった。
ホテルの設備、料理、サービスも家庭的で満点をつけたい。TV好きだがホテルでTVを見ずに夜を過ごしたのは初めてか。お奨めしたい一軒屋のホテルである。
12月3日(日)
朝10時から14時半まで県美術館で開催された「映像作家 上田雅一の世界」にどっぷりと浸かる。上田氏は90歳で一遍会のOBである。ドキュメンタリーは「松山百景」「土の暦」「古城再現」、アニメーションは5本である。最後はトークで映像への情熱を語る。一遍会の夏の例会で恒例の映写会を企画しており、来年も上田さんの撮影したドキュメンタリーを発表してもらう予定である。
県図書館で高山寺蔵「鳥獣人物戯画」から猪のページを複写、明年の賀状の背景に活用する予定。一遍会 田中好道氏と「道後温泉図」につき意見交換する。
12月2日(土)
近隣に在る「セキ美術館」の開館10周年記念「愛媛・感動の美術家たち展」の第一期展「江戸・明治の絵師たちと正岡子規」を鑑賞する。超目玉は子規の「仰臥漫録」の初めてのお里帰りである。現在は芦屋の虚子記念文学館が所有している。
松本山雪、遠藤広美、加藤文麓、沖冠岳、天野方壺、林涛光、吉田蔵沢、下村為山、夏目漱石、正岡子規、中村不折の作品だが、蔵沢以前の絵師の知識はゼロである。子規の「仰臥漫録」の実物の迫力と為山の「樋口一葉図」の一葉の5歳違いの漱石が一目惚れしたとの俗信も「さもありなん」と思う。
午後は書斎で書類、資料整理。内子・願成寺の長岡義尚住職に電話し、寺院縁起を一遍会HPに掲載する件の了承を頂く。
12月1日(金)
2月度の一遍会会場申し込み後、宝厳寺の銀杏と紅葉、鷺谷の大禅寺跡の碑、円満寺の明王院・金子家並びに嘉村家の墓石をカメラにおさめる。HP一遍会の「一遍会」と「月例会のお知らせ」を更改し、インターネット会員に宝厳寺の銀杏と紅葉の写真つきでメールする。HP「一遍会」には例会小史を記載して初めての訪問者に目を通してもらうことにした。反響が楽しみである。
ネット会員の松浦さんから早速ブログに使わせてほしいとの連絡をいただく。宝厳寺さんが多くの方の目に触れることは有難い。皆さん、ご活用下さい。