たびのやど
ワタシ的独断と偏見の星つきのお宿です。
ホテルって寝るだけのところじゃないもの~。
特にリゾートホテルは、ホテルでその旅の印象が変わるくらい
ワタシにとっては重要なエレメンツ。
旅は、普段の生活をリセットさせてくれるもの。
限りなく日常生活の延長でありながら、日常とは程遠い空間が望ましい。
だから、ちょっとくらいお値段が張っても、
普段の生活を忘れさせてくれるホテルに泊まりたいものです。
(値段が高けりゃいいホテル、ってわけでもないところがツライところですが…)
★★★★★
タイ バンコク リージェントホテル
ワタクシをして、「バンコクで泊まるなら、リージェントでなくっちゃ泊まらなくてよ」と言わしめたホテル。
宿の設備もさることながら、一流ホテルでありながら、ポライト&フレンドリー。
タイのホスピタリティここにありって感じだ。
何に感動したって、インフォメーションで道を尋ねていたとき、風邪気味だった友人が「こほっ、こほっ」と、
咳をしてたんですね。そんで、観光から帰ってきたら、なんと!
お部屋のテーブルの上にはタイ版ポカリ、のど飴(?)、うがい薬(?)が!
これには、カンドーしましたよ~。
スタッフの対応も花丸。笑顔も花丸。都会のど真ん中の喧騒を忘れさせるプールも花丸。
立地も繁華街に近く、アクティブ派には丸。
有名なタイ料理店「スパイスマーケット」もあり、お味も花丸。
名高いオリエンタルと双璧を成す、バンコクの一流ホテル。
★★★★
マレーシア ペナン島 パークロイヤルホテル
ペナンの老舗リゾートホテル。
老舗、といわれるだけあって、ちょい古め。
部屋もプールも特筆するほどすばらしいものではないけれど、何が良かったって、スタッフ。
フレンドリーだけれどおしつけがましくない。
ロビーでうろうろしてたら「どうしたの~?お手伝いすることは?」とすかさず声がかかる。
そして、ちゃんとお客さんの顔を覚えてる。
(これって、出来そうで出来ない、でも、覚えられているとすごーくうれしい)
ごはんもおいしいし、ホテルの目の前が、繁華街ってのもウレシイ。
年末に旅行に行ったら、毎年、カウントダウンパーティーに参加するんだけれど、
このホテルのパーティーがいっちばん面白かった。
厨房のスタッフとかがフライパンやおたまを持って飛び入り参加。
スタッフまで楽しそうなカウントダウンパーティなんて、初めてだった。
ここのお兄ちゃんに教えてもらった地元のレストランは、安くて、
レストランって言うより半分屋台みたいなお店だったけれど、
歴史に残るうまさだった。
★★★★
トルコ カッパドキア ユナック・ホテル
カッパドキアの洞窟ホテル。
洞窟をくりぬいた雰囲気の良いホテル。
(到着した時、サービスのつもりなのかミスチルの曲がかかっていたのはちょっと笑ったけれど…)
テレビや冷蔵庫といったものは部屋に無いけれど、無い方がホテルのよさを十分味わえる。
スタッフがこれまた良くてね~!
働き者の小柄なおにいちゃんがいて、あるときはフロント、
あるときはレストランのギャルソン、あるときはハウスキーパー、
と大忙しのてんてこ舞い。
でも、いつも笑顔でとっても感じが良かった。
特筆すべきは、お宿のご飯!
トルコ旅行中、最高においしいご飯を食べさせてくれたホテル。
このホテルで食べたポアチャの味が忘れられない~!
現地のガイドさんもここのコックさんの腕は保障つき、と言っていたほど。
★★★
イタリア ヴェネツィア リド島 ホテル・デ・バン
「ベニスに死す」の舞台となった有名なホテル。
内装も麗しく、朝食もおいしかった。
ただ、ほとんど寝に帰るだけだったので、ホテルを楽しむことが出来なかった。
よって、ワタシ的星は三つ。
個人旅行では、きっと泊まれないホテルだろうな~。
(写真なし…)
★★★
オーストラリア ロックハンプトン カプリコーン・インターナショナル・リゾート
生まれて初めて泊まったリゾートホテルとやら。
ホテル内に山手線がすっぽり入る原生林があって、バードウォッチングやらバーベキューやらがついた
ワンダーランドツアーというオモシロイツアーが出ている。
アボリジニが食べたと言う、ミドリアリも食べられる。
(レモン味なのだ、これが)
部屋も広く、プールも広く、プライベートビーチとやらもやたら広い。
どちらかというと、ファミリー向け。
(同じリゾートホテルでも、東南アジアのリゾートホテルのようなサービスを期待してはいけないが…)
でも、スタッフもフレンドリーで、のんびりゆったりおおらかな気分ですごせるホテル。
ベランダに出る窓のかぎが閉まらなくて、でも、ホテルの周りには原生林しかないので
「別に閉まらなくてもいいです」って、ホテルのお兄ちゃんに言ったら、
「いや、やっぱり、問題があるといけませんから」という返答が。
「えっ、やっぱり危ないんですか?」と青くなって聞けば、
「うーん…、この辺では、そういうことは全然無いんですけどね~」というほどのんびりしたところ。
命の洗濯が出来る。
……出来ればもう二度と泊まりたくないホテル……
イタリア フィレンツェ もう名前も忘れたホテル
団体客向けの古くてボロい大型ホテル。
床はリノリウム。
隣の部屋のシャワーの音が丸聞こえ。
しかも、ふつうは部屋に入ったら右手か左手にあるトイレ&お風呂のドアが、
なぜかベッドの真横についていて、ベッドに横たわるとトイレが見えるという
独房風情が満点のホテル。
ご飯もゲロまず。美食の都イタリアなのに…。
団体向けだとこんなもんなのか…?