今から数年前の3月、松山市を震度5強の強い揺れが襲いました。
安芸灘を震源としたこの「平成13年芸予地震」は各地に被害をもたらし、また私たち湯築小学校の校舎も大きなダメージを受けて、建て替え・改修工事を余儀なくされました。
 時が経つにつれてやがてその記憶も薄らいでいきます。
しかし「災害は忘れた頃にやってくる」と言われます。
この格言が現実のものにならないことを祈るばかりですが、日ごろの備えを見直し、防災への意識を高めるためのきっかけになることを願って、ここにその記録を残したいと思います。
【復興までの経緯】

 平成13年(2001年)3月24日(土)・午後3時28分、震源地を安芸灘、震源の深さ60キロとしたマグニチュード6.4の地震が発生しました。いわゆる「平成13年芸予地震」です。この地震では、ベランダの鉄骨の下敷きになり亡くなられた方をはじめ、多くの重軽傷者を出しました。建物においては瓦の崩落や壁の亀裂、特に活断層のある地域では家屋の倒壊もありました。

 地震による湯築小学校の校舎の被害は予想以上に大きく、南北に2棟ある校舎の内、北校舎は崩落の危険性から使用できないために改築、南校舎は大規模改修が決定しました。

 入学式・新学期を目前にして校舎を失い、湯築小学校の今後の成り行きを心配しましたが、幸い約0.5キロ南に位置する松山市立東雲小学校に児童全員を受け入れてもらえることになりました。子どもたちはバラバラになることなく、そろって新学期を迎えることができたのです。

 当初、新校舎の完成までには最低でも2年の期間が必要とされていましたが、平成13年度の6年生が卒業する時にはぜひ母校「湯築小学校で」という希望から、関係者の努力により2002年3月中旬落成をめざして復興が始まりました。

【写真で見る復興の様子】 写真をクリックすると、記事が見られます。
東雲小で入学式 移転前の中庭 プレハブ校舎 中庭移転作業 北校舎荷物搬出
工事の開始 北校舎の取り壊し 北校舎改築工事 南校舎・北校舎工事 南校舎工事・内部

【改修工事が終了した南校舎・改築した北校舎・・2002年3月3日撮影・・】