側面より


上陸作戦を展開中?

二等輸送艦SB(T)

以前、どこまでの小船体にRC搭載が可能か?・・・ということで、1/200駆逐艦、秋月型・島風型・夕雲型・初春型の各艦にRC搭載を試みましたが、当初はRC関係に無知のこともありまして電源等の選定や組み合わせに拙劣な様を表してました。しかし、今ではどうにか慣れまして、再び1/200小艦をと、この艦種を製作しました。といいますのは、この後、駆逐艦で特型・丁型・睦月型・・・と作りたい型がまだまだあるからです。

1/200の場合、この大きさ(全長約40センチ、最大幅約4.5センチ)は、他の艦種ではRC搭載はちょっと無理と思われますが、この二等輸送艦は戦時急造、量産ということで全くの箱型形状のため、受信機等はバラさずにギリギリ納まります。
動力用モーターは、こわれたミニサーボのモーターを取り出して使用しました。電源はニッカド5N250AAで受信機と共用でコントロールはラダーのみです。
水槽でのテストでは吃水オーバーもなく計画通りでしたが、走航させたところ、予想外なことが起こりました。角形状は水の抵抗もかなりあって、上記の電量くらいは必要かな?と思ったのですが、スピードが速すぎるのです。池では藻もありラダーのみのコントロールは操船が大変です。そこで単4電池2本を動力用として速度を押さえました。

なお、実艦の二等輸送艦はジーゼル装備の3軸艦(D)6隻と、タービン装備の1軸艦(T)63隻の計69隻が完成したが、その半数以上が戦没しました。本モデルは後者(T)です。