切り抜かれた縦・横の隔壁


スクリューパーツ


右急旋回

駆逐艦「夕雲」型

今月は、「夕雲」型駆逐艦、一番艦完成時(開戦直前)の状態です。モデルは1/200、全紙製。
本艦は、艦橋部の形状(流線型となる)の違いと、艦尾の若干の延長で、同じく甲型の「陽炎」型とほとんど同じなので、二年前に製作した「陽炎」型の図面を基に作図・製作しました。
RC装置は三和ミニプロポ2F-2M。前作「島風」までは、無段変速アンプ(SM331)を使用しておりましたが、これ以下のものには、サイズ、重量、それに伴う電源重量等の関係でとても無理のようで、動力はスピードのコントロールはできず、前・後進だけになりますが、サーボ(SM321)で逆転スイッチ作動させております。
モーターは当初マブチRE260にコンデンサーを取り付けてテストしてみましたが、ノイズが完全にカットできず、ABCホビーのマイクロ・モーター(1/2RC電源カー用)を使用。この電源に単3(2本3V)としました。電源ボックスおよび逆転スイッチは、サイズ、重量とも大きく、細かくカットするか、直接サーボ・ホーンに接点を取り付けようかと思いましたが、収納できそうだし、重量においても2軸中1軸のみの駆動で、2連ギアは取り付けず、また、動力用電池も今までのものより半数に減り、浮力も目安としては十分と思い、そのままの状態で使用しました。
受信機用電源としては、単4(4本6V)を使用しております。
走航テストにおいて、吃水はちょうどでしたが、前記の通り反転ギアが積載できず、片軸のみの駆動のため、駆逐艦の場合、船体の割にペラが大きく(実艦「夕雲」型はペラ直径3.4m)トルクの関係で走航時、船体が少々傾くようです。
また後で修正しましたが、かなりの高速のため、ビルジ・キールの取付状態が悪かったのか、艦首を突っ込むような具合でした。