矢矧(舷側より)


矢矧(内部駆動装置)


瑞鶴の走航

軽巡洋艦「矢矧」

縮尺1/200、紙製(マスト、ダビット、機銃身に針金を使用)。モデルは、昭和19年末〜昭和20年初頭の状態です。
51年3月に製作(製図共で約240時間)したもので、今年2月(当時)にRC装置を搭載しました。三和ミニプロポ2F-2MY、モーターRS360G1基。スペースの都合上、4連ギアが使用できず、2連ギアで4軸中内側の2軸のみ可動となっております。
RC装置の取付、動力の取り替え等で甲板全体を一度取り外し、内部、横・縦隔壁の新旧交換で、改装に約25時間かかりました。
RC装置は、2番砲塔下の受信アンプから、3番砲塔下の舵用サーボまでです。バランス良好でかなりの高速走航をしております。

航空母艦「瑞鶴」

縮尺1/200、紙製(マスト、機銃身に針金を使用)。昭和19年頃の状態です。
52年2月に製作(製図共で約300時間)したもので、軽巡「矢矧」と共に、2月(当時)にRC装置を搭載しました。
同じく、三和ミニプロポ2F-2MY、モーターRS360G1基。4連ギアを使用し、全軸駆動となっておりますが、推進軸パイプを前の状態で使用したため、4連ギアの外側両軸が、スクリュー軸線と5mmほど合わず、また内側両軸は、スクリュー軸長が足りず、スプリング・ジョイントを2個ずつ使っており、力の無理があると思われますが、今のところ支障なく、満足すべき状態で走航しております。
内部スペースは広く、RC関係の設置は楽でした。舵関係に艦尾側面を切り抜き、防水等の後始末に手間がかかった程度で、改装工数は約17時間でした。副舵固定、主軸のみ可動です。
搭載機の製作に思わぬ時間がかかり、「瑞鶴」には艦攻6、艦戦4機のみ搭載しました。

製作資料としましては、写真集の日本の駆逐艦、日本の戦艦、日本の軽巡(光人社)、世界の艦船(海人社)、丸スペシャル日本の海軍艦艇シリーズ、極秘日本海軍艦艇図面全集(潮書房)等の写真と図面を参考にしますが、「無断転載複写を禁ず」の記のものもありますので、それについては注意を要します。
プロペラ径等の資料の一部に、知人の協力を得ておりますが、写真については、上空よりの鮮明なものがほとんどなく、惜しまれます。
製図は方眼紙に1/200現寸図を作成します。