第7回      日英フレーズ同時通訳

前半(英文資料)  後半(ニュース)
 1 タスク・リスニング
 2 サイレント・リーディング 
 3 英日同時サイトラ

  4 ニュー・ワーズQR
  5 タスク・リスニング
  6 サイレンとリーデリング
  7 英日サイトラ
  8 英日フレーズ同時通訳 

 前半は、英文資料でアメリカにおける過去200年の夫婦関係の移り変わりをたどり、男女平等がどのように確立されたかを読みました。英日同時サイトラで切り上げ、来週の課題として、
   「家庭における夫婦の役割」
   「私の考える夫婦像」
についてディスカッションをするので、よく考えをまとめておくよう指示しました。
 後半は、アメリカ同時多発テロに関するニュースを取り上げ、通訳訓練法を取り入れた学習をしました。
 最初にいくつかの単語の意味を確認しただけでタスクリスニングに入りました。本文、質問とも2度ずつ聞いた後答えてもらいましたが、最後の1問を除いてすべて聞き取れていました。ただ、きちんとした文章で正確に答えるには、もう少し英語力が必要でしょう。
 英日サイトラでは単に訳すのではなく、頭ごなしでいいから「スピード感」を大切にし、放送同時通訳者のつもりで「音の明瞭さ」を常に意識して発声するよう指導しました。
 次にシャドーリーディングの後、英日フレーズ同時通訳をしましたが、次回からは
   リピーティング→日英同時サイトラ→日英逐次通訳
という手順で進め、翌週の課題を
   英英逐次通訳と英日同時通訳
にしたいと考えています。
 今回は、
 日本語で、「荒廃させる」「倒壊させる」「被害を与える」「崩壊する」「衝突する」「墜落する」「激突する」、
 英語では、"devastate","knock down","damage","collapse","crash","a devastating hit"
という類似表現が多くあり、かなり訳出しづらかったと思いますが、やはり文脈で判断し最も適切な単語を選ぶ必要があるでしょう。
 例えば、"crash"は次の2つの文で使われていました。
 …planes crashed into the upper floor of WTC.
 the hijacked plane crashed near Pittsburgh.
 文脈で判断すれば、おのずと前者は、「衝突した」で、後者は「墜落した」となります。

感想
レッスン内容が一段と難しくなっていますが、おもしろく、楽しみです。とにかく、繰り返し英語を読み、録音して自分の声を聞くようにします。
 
→『難しいけれど、おもしろい。』 う〜ん、英語を学ぶ醍醐味が分かってきたようですね。
同時サイトラでは、あらかじめしっかりと頭に入れておかないと本当にスムーズに訳が出てきません。英文構成力を磨きたいと思います。
 
→苦手なフレーズや固い表現は何度も繰り返し声に出して自分のものにしておかないと、いざというときに出てこないものです。
ますますレベルが高くなってきているなと、身の引き締まる思いでレッスンに臨んでいます。個人的には、基本ポキャブラリーの不足を感じております。知らない単語だと、すぐには口をついて出てきませんので、復習をしっかりやることでボキャビルを徹底したいと思います。
 
→このレベルの英文で練習していれば、ボキャブラリーは確実に増えます。そうすれば、リスニングもずっと楽になるのです。
同じような意味を持つ単語の使い分けが難しいと思いました。
 
→英英辞典で意味を確認することと、文脈で理解することが大切です。
私は、英日が苦手で、つい尻込みしてしまいます。が、「習うよりは慣れよ」という言葉を胸に、効率よく学習するため復習に重点を置いてがんばりたいと思います。
 
→レッスンでかいた恥の数に応じて、英語力は向上します。