第6回   日英フレーズ同時通訳

前半(英文資料)  後半(ニュース)
 1 ディクテーション
 2 シャドーリーディング 
 3 ノートテーキング
 4 英英逐次通訳
  5 ワーズ・フレーズ
  6 コンプリヘンション
  7 ディクテーション
  8 英日フレーズ同時通訳 

 まず、課題のディクテーションの英文をチェック。 シャドーリーディングで音読練習しましたが、課題のディクテーションで英文をよく聴いてきたのと、このレベルの英文ならいきなりシャドーリーディングでも十分な実力がついていると思われた。 ノートテーキングもかなりの英文を書き取れていたので、最後の英英逐次通訳も問題なくこなせていました。

 後半は、はじめてニュース英語に挑戦した。約160wpm−180wmpなのでまず標準的なスピードだと思う。 今話題の狂牛病に関するニュースで、ヨーロッパにおける対応などをレポートしています。QRで、 重要語句を頭に入れてもらいました

BSE = bovine spongiform encephalopathy mad cow disease Briton affect
Creutzfeldt-Jakob disease degenerative contract contaminate
infect brain disease cattle threat
 表中の単語の "affect", "infect"は、それぞれ受身で「病気に感染する、かかる」という意味で使われます。
"be affected with the mad cow disease"
"be infected with the mad cow disease"
 一方、contractは、能動態のままで「重い病気にかかる」なので、
"contract tuberculosis"
となります。この辺がややこしいところで、辞書をよく読み込むか、人に教えてもらわなければなかなか正しい用法を身につけるのは難しいと思います。

 次のコンプリヘンションは問題が選択しだということもありかなりできていたようですが、さすがにディクテーションとなると皆さんかなり苦労していました。繰り返し聴いても細かいところまでは拾えきれませんでしたが、この練習をしっかり積んでおくとリスニングのコツがつかめますので、後で楽になります。シャドーリーディングやトップダウン訳出法と合わせて、こういった地道な訓練を体系的に積み重ねることがリスニング力向上に効果を発揮すると思います。
 
 最後に、日英フレーズ同時通訳をしました。皆さんコツをつかむのが上手で、初めてにもかかわらずニュースのスピードについていたのは潜在能力の高さを感じました。次回からもニュース英語を積極的に取り入れてみたいと考えています。

感想
緊張感のある内容で気を抜くことなく最後まで受けることができました。今回のような時事問題だととても取り組みやすく、難しいのですがやる気が出ます。
 
→これからのレッスンでは、ニュースを題材とした時事英語を積極的に取り入れますので、楽しみに(覚悟!?)しておいて下さい。
難しくついて行くのがやっとでしたが、時事英語を勉強したいと思いました。
毎回のことではありますが、今回はニュース英語を扱ったので特に有意義で、「難しいことにチャレンジしたわ!」という満足感でいっぱいでした。ニュース独特の英語が次々に出てくるので、意識して常に口に出して練習したいと思います。
教材がニュース英語でしたので、知らない単語がたくさんあり大変でした。しかし、先生のおっしゃるとおり予習より「復習」をしっかりしたいと思います。
ノートテーキングには、英語のすべての能力が要求されるんだなあと改めて思い知らされました。
 
→ノートテーキングには、「リスニング、リテンション、サマリー、ディクテーション能力」が必要なので、あらゆる神経を集中させないとできないものです。