第10回           音読スピードを知る

 ニュース英語の原稿は、どのくらいの音読スピードで読めるのだろうか、あるいは読めばいいのでしょうか。
 レッスンでは、音読強化トレーニングの手順を踏んだあとで測定しているので、生徒は全員プロソディーをほぼ正確に再生しながら150wpmから170wpmで音読することができます。これはほぼモデルスピーカーの音読スピードに匹敵します。 しかし、本当の意味での音読スピードは、初見のスクリプトを用いて測定し、音読後に大意把握ができていることが条件です。
 今日のレッスンでは、こうした条件の下、全員の音読スピードを測定したところ、105wpm〜120wpmでした。教材のレベルが高いので、当面の目標として120wpmを設定しています。そして、最終的には150wpmまで高めることができれば、リスニング力、速解力ともに上級者の仲間入りが果たせると思います。

感想

初見のニュースを正確に速読することのむつかしさを再認識しました。語彙不足のために読めないという自覚があるので、日頃からボキャビル訓練に努めなければと思いました。 

やはり日頃の英文読み込みがものを言うという感じでした。次からもしっかり読み込みをしていきたい。それにしても音読は大切だなあと、つくづく思いました。