TOEFL 対策講座 
BARRON'S Writing for the TOEFL iBT 3RD EDITIONは、ライティングとスピーキングのためのすぐれたテキストだ。
段階的に、効率よく学習できるし、サンプルの英文も豊富だ。ただ、洋書にありがちなことだが、使い勝手が悪い。最初に全体をよく読み、インデックスなどを貼って、自分が使いやすいよう作り上げる必要がある。
私は、項目別に細かく分冊し、それぞれに分かりやすく見出しを付けている。
付属のライティングエッセイのモデル英文は、スピーキング用としても、また英検1級の二次面接練習にも使える。

Longman Preparation course for the TOEFL Test iBTが、一番のお薦め。CDROM付きでコスパもいい。
問題パターン別に学べるよう工夫されていて、TOEFLという試験に慣れるためには嬉しい構成。
構成:語彙問題と指示語問題、文内容一致問題、文挿入問題、情報読み取り問題、要約問題、ミニテスト、実践テスト
また、付属のCD-Romにはテキストにはない問題が収録されていて、納得のボリューム。ただ、英文の訳や問題の解説等は一切ないので、中級レベル以上の学習者向け。


南雲堂のTOEFL Test iBTリーディング実践編は、実際の問題より難度が高く、指導用としては使いづらかった。

トフルゼミナール英語研究所のTOEFL TEST対策シリーズは、日本語で書かれており多くの受験者にとって必携書となっている。難を言えば、問題数が少ないところ。TOEFLがどういった試験であるかを知るにはいいと思うが、他のテキストと併用して実践練習数を確保したい。