作品No07
花。 野に咲くもの。 鉢植えで育てるもの。 庭にあるもの。 切り取って飾るもの。 綺麗なもの。 美しいもの。 でも、同じもの。 同じものが一杯。 同じものを纏めて、花束になる。 「貴方は恋人に花束を贈ったことはありますか?」 『花束』 貴方は花を贈ったことがある? 病気や怪我で入院している友達に贈った? 母の日に母親にカーネーションを、少ない小遣いの中から出して贈った? 友達の結婚式のために、ケープを作っあげた? それとも恋人の誕生日に花束を贈った? もしかしてXmasに贈った? 花束を持って恋人に逢いに行く間は、ドキドキした? 周りの人の視線が気になった? 「俺に花なんて似合わない」なんて思った? そのときは恥ずかしいと思ったかも知れない。 でもね。 彼女に花束を渡した時に、彼女は喜ばなかった? そのときの彼女の顔は綺麗だったでしょ? その嬉しそうな彼女を見てどう思った? もし、幸せを感じたのなら。 それはとても素敵なことだよ。 了 |
17点(30点満点)
・うーん、取り止めがなさ過ぎる気がします
・後半、花を持ってる人と送る相手の性別をハッキリさせない方が感情移入しやすかったかも。今回一番テーマに沿ってた作品だと思います。
・詩にふさわしく、リズムが良いですね。オチというか、最後の部分がもう少し気が利いていたらもっと良くなっていたと思います。
・イノセントなカンジです。でもインパクトに欠けるかも。
・いや、そうは言っても恥かしいんですって。当時は車もなかったしw