TOP あっぱれ作兵 衛義農伝
あらすじ

筒井村(現在の伊予郡松前町)の農民。

当初は貧農であったが、努力してそこそこの農民になった。享保の大飢饉で松山藩は深刻な飢饉に見舞われた。長雨による石手川・重信川など河川の氾濫と、ウンカの発生、特に筒井村の被害は甚大で、多くの餓死者を出た。作兵衛も父と息子を亡くし、自身も飢えて動けなくなってしまった。村人は作兵衛が麦の種もみを俵に詰めて枕にしているのを見て、それを食べることを勧めたが、作兵衛は聞かず、「農は国の本である。種は農の本である。わずかの日生きる自分が食べてしまって来年の種をなくすわけにはいかない」と、言い残して麦俵をまくらに飢え死にしてしまった。

キャスト
 
   作兵衛     嶌田 浩
   おたま     佐渡 沙央里
   作市      弓立 計太
   おかめ     物部 向日葵
   作平      弓立 光貞
   おつる     平村 美喜子
   三郎右衛門  八城 秀樹
   およし     平村 美喜子
   庄屋      加藤 正人
   組頭      八束 健
   役人      和泉 誠泰
   役人      八束 正
   じじ       長井 仁
   ばば      野本 千寿子
   おたた     八束 愛子
   おたた     弓立 梨奈
   村人      八束 清子
   村人      太田 美和
   村人      弓立 清弘



 作、演出     大沢 紘一
 
 座長       八城 秀樹




婚礼
七夕
 荒地開墾
   
田地調べ
長雨
田植え
  
洪水
  
飢饉
  
  

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