子規記念博物館の庭に大きなへちまがなっています。 子規さんといえば直ぐに思い浮かべるのがへちまです。 長い間結核を患っていた子規は薬として庭に育てていたそうです。 へちまの液を飲むと痰が切れたり、咳を止める効能があったようです。 9月19日の子規の命日のことを糸瓜忌とか獺祭忌といいます。 亡くなる前日に詠んだ糸瓜の辞世の句はあまりにも有名です。 「痰一斗糸瓜の水も間えいあはず」 「糸瓜咲て痰のつまりし佛かな」 「をととひのへちまの水も取らざりき」