最新
R2.7


 子規記念博物館の庭に大きなへちまがなっています。
 子規さんといえば直ぐに思い浮かべるのがへちまです。
 長い間結核を患っていた子規は薬として庭に育てていたそうです。
 へちまの液を飲むと痰が切れたり、咳を止める効能があったようです。
 9月19日の子規の命日のことを糸瓜忌とか獺祭忌といいます。
 亡くなる前日に詠んだ糸瓜の辞世の句はあまりにも有名です。
 「痰一斗糸瓜の水も間えいあはず」
 「糸瓜咲て痰のつまりし佛かな」
 「をととひのへちまの水も取らざりき」




クリックしてください 過去のコラム