H28 . 4 愚陀仏庵再建 再検証へ


 3月定例市議会で愚陀仏庵を初め、松山市の教育方針や木造住宅の耐震化などについて一般質問をさせていただきました。
 特に愚陀仏庵の再建については、2013年までに5回の検討連絡会議を開いたが「適地がない」として、残念ながら凍結状態になっていました。
 その後、漱石や子規を検証する全国各地の団体から、17年中を再建目標とし官民一体で機運を高めて欲しいとの要望書が松山市に提出されていました。
 私は質問の中で、「坂の上の雲のまちづくりや俳都松山を掲げる本市にとって、文化資産としても観光資源としても絶対に必要である」 と再建の必要性を強調させていただきました。
 松山市としても「坊ちゃんや」「坂の上の雲」との関係の深い愚陀仏庵が再建できれば、 これまで進めてきた坂の上の雲フィールドミュージアム構想の実現につながる。
 さらに来年は子規・漱石・極堂生誕150年という節目の年でもあり、 実現の可能性の高い萬翠荘での再建について改めて検証するという前向きなご答弁をいただきました。
 多くの方々の念願である愚陀仏庵の再建が、越えなければならないハードルはあるとしても、 今回の答弁で一歩も二歩も前へ向いて進んだような気がします。

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