デジカメを向けると、精一杯首を伸ばして、「まんま」 「まんま」の大合唱が始まりました。
元気いっぱいの賑やかな鳴き声です。
お母さんツバメを、今か今かと待っています。
必死に生きている様子が伝わってきます。
くちばしの周りが黄色くて、口の中が真っ赤なのはお母さんツバメに対するアピールだそうです。
生きるための知恵であり、自然の摂理なのでしょうね。
真偽の程は分かりませんが、昔からツバメが巣をつくる家は、
「縁起がいい」「病人が出ない」などと話していたことを、子どもながらに覚えています。
玄関周りに少々糞を落とされても、さほど気に留めないのはそのせいなのでしょうか。
これからしばらくは日本で過ごし、冬になると暖かい東南アジアにわたり、
春になると何千キロもの海を越えて再び日本に帰ってくるそうです。
そろそろ巣立つ日も近いようです。
みんな元気に巣立ちますように!