連続テレビドラマ「マッサン」でお馴染みになったニッカウヰスキー「竹鶴17年」を、 2次会の席でご相伴にあずかった。
 普段はウイスキーを口にしないが、話題のウイスキーということで、小さなグラスに注いでもらって舐めるように飲んでみた。
ストレートで他のウイスキーと飲み比べてみたが、確かに旨い。
 それもそのはず「ワールド・ウイスキー・アワード」の世界最高賞に2年連続、3回目の受賞をしている。 バランスの取れた甘みのある味わいが絶妙と評価されている。
 連続テレビドラマの影響も大きく、酒席でこの話題がよく出てくるのも頷ける。
 我が家では、父親が酒を飲まなかった関係で、子供の頃からビールや日本酒などのアルコール類を目にしたことがなかった。
 隔世遺伝かもしれないが、仕事柄飲む機会も多い私は、そんなに強い方ではないが一人前に飲む口は持っている。
 先日、知人から今話題になっている「獺祭」という純米大吟醸をお土産にいただいた。 このお酒は、先日開催された日米首脳会談の後の公式パーティーの席上でも使われた。
 「獺祭」も竹鶴同様、国内外で人気の日本酒で、ヨーロッパで最も権威のある「モンドセレクション」で最高の金賞を受賞している。
 山口県の片田舎にある旭酒造という蔵元が作っているが、経営者が大学の同期であることを最近になって知った。
 お父上から引き継いだ時には、倒産寸前だった酒蔵を立派に立て直したと聞いている。 相当なご苦労があったと思うが、高い志や夢をもって必死に頑張ったのだろう。
 酒は百薬の長とよく言われるが、飲み方によって毒にも薬にもなる。
これからも一生の友達として、飲み過ぎに注意しつつ、末永くお付き合いをしていきたい。