昨年の道後オンセナートを引き継ぐ形で、写真家の蜷川実花さんをメインアーティストとして迎え、
5月1日からの10か月間、「蜷川実花×道後温泉道後アート」が実施されています。
日本最古と言われる道後温泉本館の窓も、独自の世界観を持つ極彩色の妖艶な花々で埋め尽くされ、
伝統のある建物と絶妙に調和しています。
椿湯・道後温泉本館入口の暖簾、市内電車、道後商店街の入り口の提灯ゲートなども実花ワールドに染まっています。
当初、蜷川さんの強烈な世界観が、果たして道後のまちに合うものであろうかと私なりに心配もしましたが、
まったくの取り越し苦労でした。
極彩色の妖艶な実花ワールドが、道後のまちとコラボし、見事にマッチングしています。
予想以上に反響も大きく、県内外から多くの観光客、特に若い女性やご婦人方の数が増えているように感じます。
関係者の皆様には、これからも失敗を恐れず、新しい感覚で前向きに取り組んでいただくようご期待申し上げます。