H25.5

 先日、マスコミ関係の方と会食する機会があり、一杯酌み交わしながら意見交換をした。
 アルコールを飲んでいる時は、カロリーオーバーにならないようご飯ものを取らないようにしているが、 大好物の釜めしとくれば話は別である。
 2口、3口食べた時に、不覚にも喉の奥に、魚の骨が刺さってしまった。
 若かりし頃、同じように魚の骨が喉に刺さり、耳鼻科の先生に時間外に診てもらい、 悪戦苦闘の末取ってもらったことがあった。
 今回は、あの時のような痛みはなく、2次会にも参加しカラオケも何曲か歌った。
 翌朝、扁桃腺が腫れているような痛みで目が覚めた。
 朝食の時、子供の頃にしたように、何度かご飯を飲み込んでみたがうまくいかなかった。
 耳鼻科で診てもらったが、骨は見つからず紹介状を書いていただき、日赤の先生に診てもらった。
 鼻から入れる内視鏡で、声帯に近い喉の奥深くに、しっかりと刺さっている骨が見つかった。
 先生の腕がよかったのか、さほど痛みもなくスムーズに取っていただいた。
 のどに刺さった骨というが、まさしくこのことだ。
 あまりの嬉しさに、取り出した憎き骨も愛おしささえ感じた。
 先生から 「大きな骨でした。放っておくと化膿することもありますから、取っておいてよかったですね」と言葉をかけられた。
 誠に恥ずかしいことだが、2度目でもあり、自分のそそっかしさには呆れるばかりである。
 魚を食べるときは、よく眼で確かめ、よく咀嚼して食べるように心がけなければならないと反省しきりだ。
 先生がおっしゃるには、ご飯の丸呑みはよくないそうです。

 皆さん、くれぐれもご注意ください。


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