なでしこジャパンの決勝戦やキリンカップの日本と韓国の試合をテレビで観戦した。
なでしこジャパンの試合のことは頭からすっぽり抜けていたが、朝5時に目覚め、たまたまテレビのスイッチを入れると、なでしこジャパンの決勝戦だった。
試合は後半戦に入ったばかりで、1対0でアメリカに負けていた。
「体格も大人と子供くらい違うし、内心無理だろうな」と思って観ていたが、追いついては入れられ、また追いつくという手に汗握る試合展開だった。
最後は王者アメリカをPK戦で圧倒し、みごと勝利するという劇的な試合だった。
普段あまりサッカーの試合は観ないが、今回はテレビに食い入るように観戦した。年甲斐もなく興奮し、感動した。
体格差をものともせず、テクニックや気力、チームワークで翻弄し、互角以上の戦いをした。
途中からとはいえ、この試合を見ることができたのはラッキーだった。
ザックジャパンの韓国戦も、香川選手や本田選手の活躍で、宿敵 韓国に圧勝するという素晴らしい試合内容だった。
東日本大震災が発生し、早くも5ヵ月。未だ復興のめどが立っていない。
そんな中、なでしこジャパンやザックジャパンの活躍は、被災者や日本国民に勇気と元気をもたらした。
政局がらみの足の引っ張り合いが、やたら目につく政治に国民は辟易している。
スポーツ界を見習い、将来に夢や希望が持てるような国づくりに、党派を超え真剣に取り組んでいただきたい。