H22.8

 梅雨のシーズンも終わり、また暑い夏がやってきた。
 我が家の欅からも、急にけたたましい蝉の鳴き声が聞こえるようになった。

 先日、知人に誘われ、オーストラリア国籍を持つ日本人の方を囲んで食事をする機会があった。
 彼は自分の健康状態や、ご両親の亡くなった年などを考え、自分が、あと何年生きられるかという「残存日数」なるものをいつも考えているという。 私も、あと25年頑張れるとして、9,000日余りである。なんだか淋しいような感じがする。

 その方の話だと、「残存日数」を意識していると、1日、1日を大切にする習慣がつき、時間を無駄にすることが無くなったという。
 それも一理あるとは思うが、少々無駄があったとしても、人生は自動車のハンドルのごとく、少し遊びがあるくらいの方がいいと個人的には思っている。

 私の周りには、元気いっぱいのお年寄りが何人もいる。
 「100歳までは現役で頑張らないかん」というお寺の和尚や、膀胱がんの手術を毎年受けながらゴルフ三昧。朝風呂で会うハッスルおじいさん。
 共通していることは、とにかく前向きで、カラオケが好き。人と話すのが好き。そして、いつも笑い声が絶えないことである。

 私も先輩方をお手本にして、見習って、頑張るぞ。

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