H20.11
 

 この詩はいつも朝の散歩の途中で、ふと目にする 相田 みつを の詩である。松山では珍しくなった近所の屋台の壁にかかっている。
 この詩を読むと、気が滅入ったり、落ち込んでいる時など、妙に元気づけられる。大学卒業後、大阪で苦労しながら働いている娘のことも、時折思い出す。
 娘は、プランナーやクリエーターが将来の夢である。といっても、専門的な勉強をしたわけではない。敬愛してやまない大学のゼミの教授が、たまたま電通の出身だったこともあり、その影響をかなり受けているようである。
 今は、デザイン事務所で営業の仕事をしている。口下手で、元々営業向きではない娘にとって、口には言えない苦労もあるようである。
 仕事のことで、上司にもよく叱られているようだが、その反面、まわりの皆さんから、田舎者の純朴な娘を可愛がっていただいている様子が感じられ、内心ほっとしている。

 そうだ!!近いうちに、この詩を娘に送ってやろう。
 ぐちをこぼすのも大いに結構。 弱音を吐くのもいい。 たまには涙を流すことがあってもいい。身体にはくれぐれも気をつけて、がんばって欲しい。


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